早春のこの季節、街なかで、ふと爽やかな香りが届きます。沈丁花、、、星型の小さな白い花が開く頃、なんとも心地よい芳香が漂うのです。子供の頃からあったのかもしれないですが、私がこの花に気づいたのは、ほんの十数年前。当時、通勤途上の交差点脇に垣根一杯の沈丁花が強い香りを放っていました。今でも、沈丁花の香りに逢うと、当時の人々や出来事を思い起こしますから、花の持つ魔力、と言っていいかもしれませんね。(^-^)今日の一句。「君想ふ春遠からじ沈丁花」 祖谷馬関