今日の着付け 三名
今日は 帯の話
まずは 名古屋帯
名古屋帯で 困るのは 長さ
特に 一昔前の 喪の帯は大体が短い
そしてふっくらとした おかぁさま方が多かったりするので
手先が足りない タレが足りない…というのはざらにある
ここでまずは選択
手先を長く取るか タレに残すか
私は基本 タレに残す
なので お太鼓の中に返す手先が足りないけど
ごめんなさい します
次に思案するのが お太鼓を作る時の 折じわ
折りかたによっては お太鼓の中央にどーんと走るしわ…
いただけませんわね。。。
隠せる長さあればいいけど ない時は…
あまり邪魔にならないように 下にずらせてみたり
思案のしどころなわけです
で 今日の最初のお二方
どうしても シワが走るので
お一方は 下のほうでシワがでるけど。。。勘弁してもらい
もうお一方は 枕の位置 ぎりぎりまで下げて帯山線に持ってきた
けど そうなると立ち上がりが少ない・・・
まぁね そんな苦労せずとも
お太鼓を先に作る方法にすればいいんだろうけど…
よっぽど足りない場合を除いて
なるべく普通に 作りたいのよね~
その点 最後の方のように 袋帯だと
長さもあって 心配ないんだけど…
喪の袋帯は めったにお目にかかりません
地域性のものでしょうかね