おり姫備忘録ヾ(*´∀`*)ノ

プチプラファッションと
美味しいモノが好き💙
ゆるっとした日々の記録です😃

復讐の女神

2008-05-19 16:30:20 | 映画&DVD&本
4月9日(水)
原作:アガサ・クリスティ、ミス・マープルシリーズです。
前回記述した「カリブ海の秘密」の続編にあたります

話の始まりは海に面したお屋敷から始まります。
そこにはラフィール氏がいました。
あの”カリブ海”でミス・マープルと協力したラフィール氏です。
あれから数年経ち、体は思うように動けず、
声もマイクを通さなければ話せなくなっていました。
でも気力だけは衰えず、秘書に指示を与えています。
それは、遺言状の作成・・・

ミス・マープルが住むセント・メアリ・ミード村。
ここには名付け子のライオネルが訪ねてきています。
一緒に朝食をとっている時、
ミス・マープルは新聞にラフィール氏が死去した記事を見つけます
「まあ、お気の毒に」
そして郵便物にはラフィール氏の弁護士からの手紙が。
「私のネメシス(復讐の女神)よ、真実を調べてほしい」と。
ミス・マープルはその手紙を持ち、弁護士事務所へ。
弁護士からは詳しい内容は聞けず、
ラフィール氏が手配したという庭園を巡るバスツアーのチケットが
渡されます
ミス・マープルはラフィール氏の指示通りにバスツアーに参加するのですが。
一人の女性が襲われ、危篤状態に。
最後の力を振り絞って彼女がミス・マープルに伝えたことは。
「彼女は愛の為に死んだのよ」

何を探るべきか、わからない。
そんな状況の中、ひとつづつキーワードを見つけながら、
淡々とストーリーは進行していきます。
行方不明の女子学生2人、広い屋敷に住む三姉妹、ラフィール氏の息子、
大学教授、女学校の校長、司祭、・・・。
ラフィール氏が用意した周到な下準備と、登場人物。
果たしてミス・マープルは「真実」を探し出すことが出来るのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする