(旧)ITALU-YA店長ブログ

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実演販売してきました~!!

2008年01月14日 | 銀細工職人の店 造屋

新宿のタイムズスクエア7階・東急ハンズ新宿店にて1/12日・13日の2日間「和彫り」の実演をしてきました。



↑「匠の技」って・・・少々プレッシャーですが、きばって彫りかましてきました。当初、和もの商品の展示販売メインだったんですがハンズさん側からのご提案を頂きまして実現したものなのです。いや、感謝、感謝ですホント良い経験になりました。



↑1/12日・初日は私イタルヤ店長です。ガッツンガッツン彫りまっせ~!!(この日トックリセーター着てったのが失敗だった・・・店内暖房の暑いこと
・・・)しかし、さすが新宿。お客さん多い!!

ここで「和彫り」って何よ?という方の為に簡単なご説明をしましょうか。元々日本の伝統工芸でシルバー(金属)の表面を彫りタガネという彫刻刀のような道具で模様、図柄などを彫る技法。モチーフとしては牡丹とか虎、龍など所謂和柄の方が「和彫り」の仕上がり・言葉としてハマル。参考としては→「No.52椿のバングル」がそうです。

まず「彫りタガネ」は自分で作らなければならない。(砥ぎも含め)
基本的に下書きはしないので練磨必須。(最低10年と云われる)
最後の仕上げに彫るので失敗は許されない。(失敗したらその作品ボツ)

と、技法の難易度的にはかなり高いのです。
最近の「シルバーアクセ」と言われるものの中にはほとんど見られないのが実情。情けないよな・・・。


↑2日目キム兄が挑戦。多くのお客さんの目のなかで緊張しながらも彫るっ!鍛錬!鍛錬!

片桐彫り、角毛彫り、丸毛彫り等種類も様々、まず職人が自分の彫りやすい「刃角」を見つけ、自分の納得のいく道具を作れるようになるまで数年かかると思う絶対。

最低10年というのは実際やってて頷ける。まだまだ経験が足りないし、道具も作りきれてない。あれもしたいコレもしたいで時間がないのが現実だが、前に進むのみ!
あ、そんなんで実演やってんじゃねーよ!て突っこまないでね・・・。それだけ今、彫りのできる職人がいないんですよホントに。

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***<1月の出店情報>***
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1月20(日)~29(火) :聖跡桜ヶ丘京王アートマン4F 
1月31(木)~2月4(月) :高島屋大宮店8F 


<造屋(いたるや)立川本店>
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