My Favorite Things

バラの上の雨粒、子猫のヒゲ
ピカピカの銅のやかん、暖かな毛糸の手袋・・・
これが私のお気に入り

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同じ月を見ている

2005年11月21日 | Cinema
旦那と息子が二人で出かけた間隙を縫って、地元のシネコンにて鑑賞。
立ち見は嫌だから、とわざわざ事前予約できるところを選んだのに、
300人はゆうに入るかと思われる劇場で、観客は・・・10人いない?!
封切り2日目だというのに、この状況はいったい。。。

こんな不入りをかこつのは可哀相な作品だと思うんですけど。。。

クボヅカくんがインタビューで「最初、ドン役の話をもらったけれど、鉄也を通してドンという人物を描き出したいと思って鉄也の役を選んだ」というようなことを言っていましたが、
これはよい選択だったと思います。

彼がドンに対して抱いている複雑な思い。
リヤカーを引くドンとすれ違うシーン(秀逸!)に凝縮されていますが
大好きな友達なのに、、、羨望や嫉妬を感じたり、
周囲の目が気になって、よそよそしくしてしまったり。

鉄也が心に抱えている闇や弱さ、
それは自分の中にもあるもので・・・とてもよく理解できる。
だから、身も心も擦り減らされるような日常の中で
ドンに対するコンプレックスや罪悪感に、押しつぶされそうになっていた鉄也には、本当に同情してしまって、
そんな彼が、ドンとの再会を通じて癒され、素直な心の自分を取り戻していく姿は感動的でした。
実に、心が洗われるような思いがしました。

ドンという人物は、
向かい合う人の心を映す鏡のようで・・・エンデの「モモ」をちょっと思い出しました。
そういうスピリチュアルな雰囲気あふれるキャラクターを
エディソンはよく表現していたと思います。
やはり、あの澄んだ瞳と邪気の無い笑顔が良いのか。
猫背も、この役にはハマってたし。
ちょっとテンポが周りとずれてるとことか・・・ドンの周りだけ違う空気が漂っているようでしたし。

あと、ドンと仲良くなるちんぴらの兄ちゃん、カネコくん。最高だよ! 
あまりにもいい奴なんで、泣けてきちゃうじゃないかー!!

<以下、ちょっぴりネタばれ>

プロットはオーソドックスというか、あっと驚くような展開ではないのですが、
(エンディングのオチを素直に受け取れないのは、私が「夏の香り」ファンだからか。
 あの少年が、ドンには心を開いて行く、という筋書きのほうが良かったなぁ。。。)
でも、観終わった後に温かな気持ちになれる作品です。
子役くんたち含め、役者さんたちの演技もバッチリです。
あと、登場する絵がどれもとても素敵です。
ですので、ひとりでも多くの方に観ていただきたいなぁ・・・と思います。
あんなに寂しい客席では、がんばったエディが気の毒すぎる。。。

同じ月を見ている(公式サイト
Under the Same Moon
2005年 日本
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