森と水辺の散策紀行

東京近郊の森や丘陵、山に川など、
ぶらり気ままに散策しています。

東丹沢のミヤマホオジロ

2017年01月28日 | 森や丘陵、公園の散策



横浜育ちの私にとって丹沢は身近なドライブコースでしたが、最近はめっきり

訪れることも少なくなっていましたので久しぶりに歩いてみることにしました。


暖かい日で気持ちよく歩けましたが、日陰には凍結している場所もありました。









最近は直ぐ猛禽を探してしまいます。


トビ








ベニマシコが多く、いたるところで見かけました。












マヒワ(オス) ※シジュウカラの群れに混ざっていました。








ウソ (ほとんどがメスでオスは一羽だけでした。)












ルリビタキ(メス)




陽が落ちてきて森から出ようと歩いていると土手で何かが動きました。(真ん中の少し左下です。)




双眼鏡で覗くとホオジロのような、カシラダカのような…。一部が黄色い…。

ミヤマホオジロだと思い慌ててカメラを覗くと何も見えません。まさかの電池切れでした。

慌ててバッテリーを外し、服に擦り付けて再度セットしますがズーム中に電池切れ…。

再度多めに擦りつけて電源オンで数枚だけ撮ることが出来ました。











オスの若鳥とメスではないかと思いますが良くわかりません。


電池の残マーク表示は十分ありましたが、やはり予備バッテリーは必要だと痛感しました。




奥武蔵の山間にクマタカが舞う

2017年01月22日 | 森や丘陵、公園の散策



久しぶりの奥武蔵。山間は晴天でしたが、日陰はやはり肌寒く林道も冬季通行止が多くなっていました。









トビが近くを飛んでいきました。






そして山間を滑空しながら猛禽が現れました。(手振れが酷いです)








「森の王者」と言われるクマタカの幼鳥でした。




クマタカは向かいの山の一番高いところに止まりました。(ほとんどゴマにしか見えない大きさでした。)












クマタカは再び羽ばたくと、旋回しながら山の向こうに消えていきました。

森林生態系の頂点に君臨する森の王者は幼鳥でも貫禄十分でした。




荒川河川敷のトラツグミ

2017年01月14日 | 森や丘陵、公園の散策









全国的に大荒れの週末、荒川河川敷は朝のうちは晴天に恵まれました。

ノスリは悠々と空を舞ったあと鉄柱で羽を休めました。













ノスリがいなくなると鳥たちが餌を求めて姿を現します。


ベニマシコ


















アトリ




カシラダカ




ジョウビタキ(メス)






コゲラ




ウグイス




葦原ではアオジやホオジロ、モズなどが賑やかに動き回っていました。


しかし、昼頃になると河川敷は暗い雲に覆われ、一気に肌寒くなりました。




寒い中、キジが河原を歩いていました。






冷たい風が吹いて体の芯まで冷えてしまい、早々に帰路に着こうと歩いていると、

木に止まっている鳥に気付きました。


トラツグミ








今年初めてのトラツグミでした。

会えそうでなかなか会えなかった鳥に会うことが出来ました。
















狭山丘陵のハイタカ?とノスリ

2017年01月09日 | 森や丘陵、公園の散策
昨日午後から降った雨は狭山丘陵でも昼前まで残りました。




小雨の中、遠くの木にタカが止まっていました。






オオタカだと思いましたが、特徴からハイタカの幼鳥ではないかと思います。


そして、雨が上がり森に陽が差し込みました。







静かだった森が鳥たちの鳴き声で溢れてきました。


エナガやシジュウカラの混群に一羽だけ混じっていたヤマガラ








シメ




ルリビタキ(メス)




ホオジロ




暫くすると鳴き声が止み、森は静寂に包まれました。


静寂の理由が分かりました。


ノスリ








少し近づくと飛び立たれてしまいました。




ノスリが去って再び鳴き声が聞こえ始めたころ、森が夕日に染まりました。












猛禽たちとタゲリ

2017年01月08日 | 森や丘陵、公園の散策
いつもは荒川河川敷の下流を歩いていますが、今日は少し中流まで足を延ばしました。






小川の水は凍っていました。




寒い中、飛び回っていたのはカシラダカとホオジロでした。






河川敷には冬鳥でチドリの仲間のタゲリが小さな群れで来ていました。










そして今日のお目当ての猛禽類を探しますが、直ぐに気付かれ飛び立たれてしまい、

まともな写真を撮ることは出来ませんでした。


ノスリ














幼鳥?




トンビ






午後2時過ぎには雨が降り出し、3時前には本降りになりました。


雨で時間の余裕ができたので、コハクチョウの飛来地に寄って帰ることにしました。

さすがに雨の中、先客は一人だけでした。





幼鳥も大きさだけは親と変わりません。






雨と寒さが厳しい日でしたが、普段会えない鳥に会うことが出来ました。


葦原のベニマシコ

2017年01月07日 | 森や丘陵、公園の散策





荒川河川敷近くにある葦原のセイタカアワダチソウの綿毛にベニマシコがやってきます。


ベニマシコ(メス)












綿毛の中に種がありそれを食べるそうですが、今日は違う草の実を食べていました。


オスは違う森の中で見かけました。


ベニマシコ(オス) ピントが合いませんでした。








葦原ではカシラダカも忙しく飛び回っています。












エナガやメジロもヤナギの木から木へ素早く移動していました。










森の藪の中にはウグイスもいます。






広い葦原では中々近くに出てきてくれませんので、今日は幸運でした。


アカゲラとトラフズク

2017年01月03日 | 森や丘陵、公園の散策
正月休みも今日で終わり、ゆっくりと荒川河川敷を歩きました。


カワラヒワやアオジ、アトリにシメにシロハラ、ルリビタキ…。姿を現しては移動していく鳥を

ゆっくりと眺めていました。


アカゲラ(後頭部が赤いのでオスです)





森の中を木から木へ忙しく移動していました。


そして、フクロウの仲間トラフズクはじっと休んでいました。






直ぐ近くにもう1羽いましたが、ほとんど隠れて顔を見ることは出来ませんでした。




特徴ある耳は実は飾り羽で実際の耳は目の横あたりにあるそうです。

もうじき日が暮れれば夜行性のトラフズクの狩りが始まるのでしょう。