森と水辺の散策紀行

東京近郊の森や丘陵、山に川など、
ぶらり気ままに散策しています。

新座市の妙音沢

2014年07月27日 | 森や丘陵、公園の散策


埼玉県新座市野寺付近の湧き水が集まる妙音沢(みょうおんざわ)に

初めて行ってきました。

豊富な湧き水によるこの沢周辺は、妙音沢緑地保全地区として整備され、

平成の名水百選に指定されているようです。


入り口から散策路を下っていくと、直ぐに沢のせせらぎが聞こえてきます。




下り終わると沢が現れて、澄んだ水と豊富な水量に改めて驚かされました。








この沢にはサワガニも棲んでいるそうですが、確かに環境は十分のようです。







この沢の水は、隣接して流れる黒目川に流れ落ちていました。





綺麗な水に恵まれて、花や昆虫も生き生きとしてるように感じました。








こんなに身近なところにサワガニが棲めるような場所があったとは驚きでした。


清瀬金山緑地公園

2014年07月21日 | 森や丘陵、公園の散策



午後からの空いた時間で、比較的近い清瀬金山緑地公園に行ってきました。





柳瀬川に隣接し、広々とした池や散策路があるこの公園は散歩には最適です。





池でカメ(ミシシッピアカミミガメ)の親子?がじゃれながら泳いでします。

誰かが餌付けしているのか、水辺に立つと何匹も集まってきました。




この公園はホタルの養殖で有名で、公園内の一部を立ち入り禁止にして保護しています。








百メートルにも満たない清流域に幼虫の餌となるカワニナを含め、ホタルが生息できる

環境を作るのはとても難しいと思いますが、その制約の中で保護活動に尽力されている

方々には頭が下がる思いです。

毎月六月にこの保護区域で放蛍を行うイベントがあるようです。


公園内には池に繋がる湿地帯もあり、アオモンイトトンボが羽を休めていました。
※手持ち望遠で撮ると相変わらずボケてしまいます。







柳瀬川の川縁には所々にユリ科のヤブカンゾウが咲いていました。






ホタルとカブトムシ

2014年07月13日 | 森や丘陵、公園の散策



梅雨明け前の休日、一度も見たことがない野生のホタルを見に

埼玉の狭山丘陵まで行って来ました。

この界隈にある小さな池の周辺に、ホタルが生息している事は

知っていましたので、日暮れを待って、湿地に囲まれたその池に

行ってみると、既に数名の先客が来ていました。

静かに挨拶すると「あそこら辺に居ますよ」と教えてくれました。

先客が一瞬ライトで照らしてしまったところを偶然撮りました。


飛ばずに葉の上で光っていましたので、おそらくメスです。

日暮れ直後で未だ数は多くありませんでしたが、仄かな光は、

とても幻想的なものでした。

種類は黒く太い筋が入っているので、ヘイケボタルだと思いますが、

元々この辺りはゲンジホタルが多かったようです。


本当は光りながら乱舞するホタルを撮りたかったのですが、数も少なく

足場も悪く残念ながら思ったような写真は撮ることは出来ませんでした。


ところで、帰路につく途中、毎年カブトムシやクワガタを見かける木に

寄ってみましたが、今年も樹液を出し昆虫酒場を開店していました。