森と水辺の散策紀行

東京近郊の森や丘陵、山に川など、
ぶらり気ままに散策しています。

秋晴れの狭山丘陵

2016年09月25日 | 森や丘陵、公園の散策



久しぶりの晴れ間、朝から気温も上がり生き物たちも顔を出しました。


ツマグロヒョウモン




ヒメアカタテハ




ツマグロとヒメアカ




ウラナミシジミ




クロバネシリアブ




ハネナガイナゴ (一時間後に通ると逆さまになっていました。)




カブトムシのメスは泥だらけで樹液に辿り着いたようです。そしてノコギリクワガタもまだ頑張っていました。






湿生で沼地などに見られるタデ科の一年草ミゾソバ




モズも遠くの木の上で鳴いていました。







丘陵も過ごし易い季節になってきました。




秋の訪れと生き物たち

2016年09月18日 | 森や丘陵、公園の散策
台風の影響でぐずついた週末、狭山丘陵や荒川河川敷を歩きました。




夏から秋への狭間で、生き物たちも少しづつメンバー交代が始まっていました。


婚姻色のニホンカナヘビ




彼岸花と近縁種の鍾馗水仙




エナガ




河川敷のヤナギに二ホンアマガエル




ウロの中にも居ます。






アキアカネ







行けば必ずいたカブトムシには、とうとう会えませんでした。


クヌギのメクレも気配がありません。


それでもノコギリクワガタのオスとメスを見かけましたが、動きが遅く元気がありません。






唯一、30ミリあるかないかの小さいノコ(通称「イトノコ」)だけが元気でした。








見上げればヒラタクワガタ

2016年09月04日 | 森や丘陵、公園の散策
雨の天気予報から一転、折角晴れ渡ったので河川敷を歩きました。

今日は同じ荒川水系でもいつも行く川とは違う支流の河川敷に行きました。




河川敷の道は余り人が歩かないのか結構草が生い茂っていました。




木はまだらで、クヌギなど広葉樹が多く、河川敷に多いヤナギは余り見当たりません。


ミヤマアカネ(メス)




コムラサキ





しばらく歩き続けると小さなヤナギの群生を見つけました。




目の高さの樹液に居た小さなコクワガタ




小さなメクレから顔を出していたのもコクワガタ




目の前で鳴いていたツクツクボウシ





そして上を見上げるとクワガタが。一瞬、ノコのメスか少し大きめのコクワガタかと思いましたが、良く見ると、




まさかのヒラタクワガタでした。樹上で大きさは良く分かりませんが40ミリ台後半のイメージです。


それにしても、探してもなかなか見つからないのに、こうして不意に現れる、つくずく面白いクワガタです。




夏の終わりの気配

2016年09月03日 | 森や丘陵、公園の散策
台風が近づき日曜日は雨の予報。晴れているうちに歩こうと、荒川河川敷と狭山丘陵に行きました。




大雨の影響で湿地は長靴の三分の一が埋まるくらい水が溜まって、行く手を遮られました。




慎重に歩いて、なんとかヤナギの群生地まで到着しましたが、昆虫は本当に少なくなりました。




ちょっと珍しいアサマイチモンジ




一組だけいたノコギリクワガタ




頑張るカブトムシのメス




頭上に気配を感じて見上げると…。




ゆっくりとその場を離れて、まだ行ったことのない少し離れたヤナギを見に行きました。






昆虫は何もいませんでしたが、何やら視線を感じて見上げると、




キジバトが巣を作っていました。

一メートル位しか離れていませんでしたが、人慣れしているのかビックリしたのか分かりませんが、逃げませんでした。



ゆっくり離れて河川敷から狭山丘陵に移動しました。





湿地の近くの雑木林でもカブトムシやクワガタは本当に少なくなりました。


こちらのメスもまだまだ頑張っています。




クヌギの頭上のメクレには、カブトムシのオスとノコギリクワガタのオスだけが見つかりました。








近くのたんぼも秋の風景です。




ハネナガイナゴ




ツマグロヒョウモン(メス)




近くにいたキジの親子が飛んで横切りました。慌てて撮ったのでピントが合いませんでした。




里山にも一気に秋が近づいているようです。