2014年3月26日 No.2561 東京に春を告げる靖国の桜
わたしの友人が恵比寿の東口で歯科クリニックを開業している。付き合いももう30年にはなるだろう、私より三つ下だから77才になる。こそこそヤキが廻って腕が落ち、心もとない事がある。そんなこんなで彼の紹介でお茶の水にある東京医科歯科大学を紹介してもらった。
東京医科歯科大では、歯科だけでも一日に2,000人近くの患者が通院していて、正規の医者の予約だと半年はかかるそうだが、インターンならば早いという事でインターンにしたが、腕のいい歯科医が傍で指導し、ポイントの実務は指導医自らが行なうので心配ないということだそうだ。患者が座って手術を受ける座席だけでも30席はある。
春うらら、今日は早めに診療が終ったので靖国神社の境内にある桜の標本木でも見てみようと チョット九段まで行ったら武道館で日本大学の卒業式が終って多くの卒業生が九段坂の方に吐き出されていた。
平成26年 千代田のさくらまつり 靖国神社 神田神社 千鳥が淵緑道 とあった。
お巡りさんを挟んで白いカンドゥーラ（衣装）にクゥトラ（頭にかぶった白い布）のアラブ人、（お国はどこでしょう？ サウジアラビア人かな？）と美しい和服を着こなした妙齢の美人、大学の卒業式の帰り道かな？ これじゃ国も宗教も関係ないか？万々歳ですねぇ。
九段の坂を燈籠沿いに上っていくと大村益次郎の銅像の彼方に靖国の鳥居が迫ってくる。
やっと気象台が設けている、桜の標本木に辿り着きました。東京に春を告げる「靖国の桜」
靖国神社と桜の縁は古く、明治三年、木戸考九公によって神苑に染井吉野が植えられたのが始まりと伝えられています。
現在、靖国神社の境内には、染井吉野をはじめ、山桜・寒桜。富士桜・緋寒桜・ウコン桜など600本の桜があります。
その中には東京の桜の開花を観測している標本木が含まれており、標本木に5、6輪の花が咲くと気象台から東京の桜の開花が発表されます。
という立看板がありました。
青く明るい空に白く一輪の花が咲いているのが見えますね！
気象台の職員によって、東京における桜の花の開花宣言が始まりました。時間は午後3時、各テレビ局のカメラは回り、録音も始まりました。恥ずかしながら、NHKの20：45、の関東地方のニュースを見ていたら、紺のスーツにピンクのシャツを着ていた私が写っておりました。
桜は咲いて散っていく。その桜の開花宣言だけ見て、帰るのは能無し野郎。 ここ靖国には多くの英霊が国の為に戦って散っていつた多くの柱が祀られている。敬虔な気持ちでお参りして己を正したい。
さくら、さくら、まさに大和男の魂の鏡ではないかと思う。九段の茶屋に染井吉野が萌えるように咲いていました。私はお神酒を一杯戴いて家路につきました。
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