石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」

2014-06-12 23:59:59 | 趣味
 人気漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発などが描かれたことをめぐり、専門家や健康被害を訴える当事者が23日、国会内で記者会見を開いた。政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論した。
 住民の自主的な甲状腺検査に協力してきた北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「高線量被曝(ひばく)による急性障害に論理をすり替え、鼻血(との因果関係)を否定する『専門家』がいる」と批判。「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔(びくう)内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘した。
 記者会見に電話で参加した福島県内の母親は「漫画全体を読み、福島への愛情を感じた。子どもに鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定するような人たちに私たちは本当のことは言わない。国の責任で鼻血を含めた健康調査をしてほしい」と訴えた。
 崎山比早子・元国会事故調査委員会委員(がん生物学)は「汚染地域は広範にあり、健康障害への懸念は鼻血どころでない。正確な情報を」と説いた。主催の市民団体代表は「鼻血の表現ばかりに焦点を当てて攻撃し、健康障害を訴える声を抑えつけている」と非難した。朝日新聞社

 低線量でも被曝被害が出る可能性があると言うのは事実でしょうが、それであれば、是非説明して欲しい事があります。
 すなわち、宇宙飛行士と被曝と健康被害です。あるいは飛行機の操縦士・CAと被曝、健康被害です。
 また、放射性物質をほとんど含まない被災地のゴミを燃やした焼却炉周辺で、発生したとされる鼻血被害と被曝です。
 低線量被曝に関して言えば、オゾンホールが発生している期間の南半球における被曝被害と健康被害です。
 放射線に関して言えば、人に限らず地球上に生まれた生物は、つねに微量の放射線に晒されています。地球内部からの放射線、地球を通過する放射線、そして太陽が発生させる太陽放射線、それに加えてビックバン時に発生したとされる宇宙空間放射線等々です。
 人口の放射線は危険で自然の放射線は大丈夫と漠然と考えている人もいるかも知れませんが、本当に微量という意味では、蛍光灯・テレビ(主にブラウン管)からも出ていた事を御存知でしょうか?
 前にこのブログで紹介した事もありますが、ラドン温泉などもあります。ラドン温浴では低量放射線を浴びる事で、体内の免疫細胞などが活性化すると言う、「放射線ホルミシス効果」があるとされます。
 放射線や放射能が危険で怖いと思わねば、低量放射線被曝は、むしろ健康に良い効果を生み出す事もあるのです。

 自分は、低量放射線被曝が危険ではないと断定しているわけではなく、危険ではないと言う考え方・事例を紹介しているに過ぎません。

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