石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

湯川氏の殺害

2015-02-08 23:59:59 | 趣味
 湯川氏は残念ながら殺されたわけですが、ISILは日本から来て捕らえたこの人質について、どう処理するか悩んでいた節があります。それが、実際に囚われたから3ヶ月以上が経過するまで、具体的な要求を出さなかった事でしょう。
 本来なら、日本に知らせる事はなく、殺されていたはずの湯川氏を殺害予告と同時に、要求を出してきた切っ掛けは、日本国政府、首相の人道的支援として拠出する2億ドルであった事は間違いありません。
 この人道的支援と言う名目は美しい言葉であり、日本としては難民に対して何らかの支援をしたいと考えるのは当然ですが、ISILの方から見ればどうかと言えば、これは明らかに戦争参加国への支援です。
 本来なら戦争に参加している周辺諸国が難民支援に使う資金を肩代わりし、周辺諸国はその資金でミサイルや弾丸を買って使うとするならば、日本が人道的支援として支払う資金は、いずれはISILの戦闘員や塩田を破壊する事になるとするならば、ISILから見れば日本が戦争に参加したと見る事は出来るわけです。
 日本政府や日本のマスコミは、人道的支援であるからとか、意図が伝わっていないとか、宣伝してますがそうではないと思うのです。
 したがって、残念ながら日本国政府の人道的支援がISILにとって、敵国への支援であり戦争参加であると捕らえるのです。
 それによって、ISILは湯川氏を使って日本に対しての脅迫を考えたと言えます。

 これも非常に残念なんですが、いずれは殺されたと思うのですが、湯川氏の殺害は後藤氏が囚われた事により、3日間ほど早まったのかも知れません。
 日本人の人質が2名となった事で、1名を殺して恐怖を与えて、人質交換を共用すると言った手法は充分に考えられます。
 現代では考えにくいですが、日本の戦国時代を俯瞰するとこう言った手法はそれほど珍しくはないのです。

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