石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

諏訪湖:電気ショック船で外来魚駆除

2009-11-14 21:05:55 | 趣味
 本日の東京地方の天候は雨後曇時々晴と言った感じでした。予想されていた大荒れと言う事はなく、都心部で1時間に2ミリ、府中で1ミリ、練馬では0.5ミリ程度の雨が降った程度でした。都心部では風速8メートルの風が吹きましたが、練馬では1メートル、府中では4メートル程度の風が吹いた程度でした。五日市駅の近くの河原でバーべーキューを楽しみました。午前中は雨が降っていましたが、気温がかなり上がって、暖かく、そのうち雨も止んで、今年もバーベキューは成功だったと思います。これで残るは忘年会だけとなりました。都心部の最高気温は最高気温は22℃、最低気温は11℃。三多摩地域の最高気温は18℃、最低気温は11℃でした。ここ数日の冷え込みから見ると、非常に暖かい一日でした。

 ◇3日で3000匹以上
 ブラックバスなど外来魚の増殖に悩まされている諏訪湖で、県水産試験場と諏訪湖漁協が県内で初めて、魚に電気ショックを与えて駆除する船を使った調査を試験的に行い、3日間で3000匹以上を捕獲する成果を上げた。漁協では「予想以上の効果があった」として、年度内にもこの船を導入する方向で検討する。【武田博仁】
 調査は、北海道立水産孵化(ふか)場から借りた米国製の「電気ショッカーボート」を使い、県の特別採捕許可を受けて10月31日~11月2日に実施した。その結果、在来種の生態系に影響を与えているとされるブラックバス1210匹、ブルーギル1853匹の計3063匹(総重量274キロ)を捕獲した。
 電気ショッカーボートによる捕獲は、ボート先端に取り付けた2本の電極ワイヤから数百ボルトの電流を水中に流し、感電・まひして浮いてきた魚を網ですくう手法だ。今回、船を1日に2時間半稼働させ、3日間かけて外来魚が多い岸辺を中心に回った。
 漁業が行われている湖沼では全国初の試みで、在来魚にも感電などの影響が心配されたが、フナやワカサギはまひから覚めると蘇生し、水中に戻ったという。
 諏訪湖では外来魚によるエビやワカサギ、コイやフナの卵の食害を受けており、漁協がこれまでにも刺し網による捕獲や、外来魚釣り大会を実施して駆除してきたが、対策には決定打がなかった。
 同試験場によると、電気ショッカーボートは1隻450万円ほどで、国内には4隻あり、北海道の湖沼や皇居のお堀で実績を上げているという。
 諏訪湖漁協の吉沢忍代表監事は「大変な効果があり、みな目を丸くした。4~6月の(外来魚の)産卵期に稼働させれば、より効果がある」と話す。漁協では外来魚駆除に毎年数百万円を費やしており、ボートを購入しても十分見合うと判断。国や県とも協議したうえで導入を目指す方針だ。

 日本中で問題となっている外来魚、特にブラックバスとブルーギルですが、電気ショッカーボートによる捕獲が、ある程度以上の効果を上げれば、あちらこちらで導入される可能性が高いと思われます。
 こう言う乱暴な漁法は以外と昔からあります。石を叩いてその振動で魚を驚かせて、浮かび上がった所を取るとか、爆発物を用いる方法もあったと記憶しています。
 いずれも根こそぎ捕らえる方法なんですが・・・。
 こうやって浮かび上がった魚をより分けて、在来魚を残せば多少のショックがあっても元気に戻って行く事は間違いありません。
根こそぎ取る事が出来る漁法なだけに、外来魚の駆除に効果があるのでしょう。
 しかし・・・ブラックバスは処理さえしっかり出来れば、白身の美味しい魚です。淡水魚だけに臭いがありますが・・・
 白身魚フライとして利用できれば、重要な資源となるかも知れませんが・・この処理がなかなか難しく、大量には難しい難点があります。良いアイデアがあれば、画期的かも知れません。

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1 コメント

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Unknown (ナナシ)
2020-09-08 00:54:36
本来は、既に遅いのです。スワモロコは絶滅しました。漁協の取るべぎ方法は、3択なのです。
①バス、ギルをゆるし、生態系を壊し、遊漁券の売り上げで生活するか
②諏訪湖の漁師の生活を守り、諏訪湖の水産物(ワカサギ、エビ、コイ、etc)を守るっていくか
③妥協するか(実際は、ワカサギの卵を採卵し、他の湖にに出しているので、不可と思われます)
ならば、パス、ギルを間引くか、絶滅させるしかない。

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