石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

中国いら立ち、米に苦言

2010-11-29 23:10:32 | 趣味
 本日の東京地方の天候は快晴でした。早朝から良い天気が一日中続きました。もっとも日射が強い昼も昨日に比べて若干気温が低かったようです。都心部の最高気温は16℃、最低気温は9℃。三多摩地域の最高気温は16℃、最低気温は4℃でした。週間天気予報によれば東京地方の明日は晴後曇、明後日は曇時々晴、明々後日は曇後雨、金曜日は曇時々雨、土、日、月曜日は晴れマーク付きです。木曜日~金曜日の雨が、季節をさらに一歩進める予報となっています。

 【北米総局】米国のボズワース北朝鮮担当特別代表が訪中し、中国外交を統括する戴秉国(たいへいこく)国務委員や武大偉(ぶだいい)朝鮮半島問題特別代表らと北朝鮮砲撃事件直後に会談した際、中国側が「(米国が)北朝鮮と対話しないから、こういう事件が起きたのだ」と対北政策に苦言を呈していたことが27日、分かった。米中関係筋が明らかにした。中国は6カ国協議再開や米朝対話を促してきたが、米国が拒否するうちに砲撃事件が発生。6カ国協議議長国として、伝統的な友好国である北朝鮮と日米韓の対立のはざまに立つ中国のいら立ちが浮き彫りになった。
 ボズワース氏は、北朝鮮によるウラン濃縮施設公開などを受けて21~22日に韓国、日本を巡回。23~24日には中国を訪問し、戴国務委員や武代表らと会談した。当初はウラン濃縮や6カ国協議再開の条件を協議する予定だったが、北京到着日の午後に砲撃事件が発生したため、事件への対応を重点的に意見交換したという。
 米国のオバマ政権は北朝鮮に対し、制裁を強化する中で、非核化に向けた具体的な措置を取らない限り交渉に応じないという「戦略的忍耐」の政策を貫いており、韓国や日本も同調している。同筋によると、中国側はこうした米政府の方針を念頭に、一連の会談の中で「対話しないから事件が起きた」との不満を述べたという。これに対し、ボズワース氏は、中国が独自の影響力を持つ北朝鮮に、事態を悪化させずに抑制的な行動を取るよう働きかけることを強く求めた模様だ。
 ボズワース氏は23日、事件を巡る中国側との協議内容について記者団に対し「こうした衝突は非常に望ましくなく、すべての関係国が自制的に行動すべきだとの認識を共有した」とだけ述べていた。

 米国並びに韓国、日本としては中国に圧力を掛けて、北朝鮮の軍事行動を阻止し、協議のテーブルにつけたいと考えているのですが、それが中国をいらだたせているようです。
 六カ国協議の議長国は中国であり、中国は六カ国協議に責任があるのです。それに対して六カ国協議に参加しない北朝鮮が、武力衝突に動いたと言う事で、国際的に中国が攻められていると言う図式でもあります。
 北朝鮮としては六カ国協議ではなく、アメリカと直接対話する事を望んでいるようで、それが中国をいらだたせている原因の一つでもあると思われます。
 六カ国協議となれば、韓国、日本、そして中国の思惑も絡んできます、それに対して二カ国協議なら、直接交渉が可能となるだけでなく、国内に対してもアメリカと直接交渉を開始したとなれば、成果があろうと無かろうと誇る事が出来るのです。

 日本として出来る事は、やはり中国に圧力掛ける事、もはやそれだけと言えるので、中国のいらだちはいらだちとして、毅然として実行していくしか無いと思われます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿