石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

デフレでなくなりつつある…8月の月例経済報告

2013-08-23 23:59:59 | 趣味
 政府は15日発表した8月の月例経済報告で、物価動向に対する判断を「デフレ状況ではなくなりつつある」とし、7月の「緩和しつつある」から変更した。
 6月の消費者物価指数(生鮮食品除く)が1年2か月ぶりにプラスに転じたことなどを踏まえ、デフレ脱却に向けて前進したとの認識を示した。
 雇用情勢も、完全失業率が3%台に低下したことを反映し、「厳しさが残るものの、改善している」から「改善している」へと引き上げた。
 ただ、景気全体の基調判断は「着実に持ち直しており、自律的回復に向けた動きもみられる」と据え置いた。設備投資や個人消費など、他の多くの項目も判断を変えなかった。
 報告では、消費者物価について「エネルギーを中心に上昇しており、それを除いた基調としては横ばいとなっている」と分析した。円安で原油や液化天然ガス(LNG)の輸入価格が上昇し、ガソリンや電気料金などが値上がりした影響が大きいとの見方だ。所得の増加で消費が活発化し、その結果として物価が上昇するという好循環を生み出すには、まだ時間がかかるとみられる

 確かに物価は上昇しつつあると思うのですが、その理由は「円安」と「石油高」が要因で、景気が好転している影響ではない・・と自分は思います。
 円安は輸出品の為替差額を軽減し、日本全体としては儲かる方向へ進みますが、海外からの輸入品の値を上げます。
 特に「石油高」と「円安」のダブルパンチで石油製品の値段が上がると、国内の物価は自動であがります。
 その影響は生鮮食料品からほぼ全てに及ぶので、景気回復の影響と切り離して考える事は不可能です。
 政府の月例などの判断は、この影響を何処まで排除出来るか、それが問題だと思われます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿