石田芳恵のツボ

フリーアナウンサーのお仕事日記のはずが、大好きな映画・音楽・本のレビューに。感動とやさしい気持ちをお届けしたいです。

三菱一号館美術館『カンディンスキーと青騎士展』、人は影響されて変わっていくということ

2011年01月27日 06時36分15秒 | 映画の感想
青騎士
クリエーター情報なし
白水社


カンディンスキーといえば、
三角定規とかコンパスとか使ってちょいと抽象的な幾何学模様なポスター・・・のような印象があったのですが!
これがこれが、彼は始めからそんな絵を描いていたのではなく、
そこにいたるまで、
紆余曲折やらなんやらあったわけですね、というのが分かる展示で、
とても興味深かったです。

カンディンスキーがどんな人か分かり(まじめそうでけっこう自由人、でもまじめだから悩んじゃう迷っちゃうみたい)、
どのような環境で誰から影響を受け(ミュンターとの恋の逃避行、この時の絵が小品ながら最高に美しい)、
歴史的にどういう位置づけで(ドイツ表現主義、とくにシェーンベルクの現代音楽に感動して書いた絵はすごい迫力)、
彼の絵がどう変化していのかその変遷(はじめっから三角定規でもなかった)・・・が、
ダイナミックに伝わってくるのです。

楽しかったー!
人って変わり続けるのね、苦しいけど、これが成長?進歩?
やっぱりその源泉は「感動」とか「衝動」とか。
心が動くって素晴らしいなあ(そりゃあ疲れるし消耗もするけど)、と思いました。

ポスターを2点買いました。
我が家には、「印象Ⅲ(コンサート)1911年」(シェーンベルクの音楽に感動して書いた作品、黄色い音を表してる?)
「青騎士年鑑の表紙 1912年」(おしゃれだと思う~)があります。
部屋にリズムが生まれた気がする。

そして、三菱一号館美術館そのものも素晴らしい。
中身も大事だけど、美術館は「箱」(建物や内装、導線)もすごく大切。
併設のレストラン(当時の銀行みたい!)のランチもおいしいです。








ネスプレッソが我が家にやってきた!ほら、ジョージ・クルーニーの・・・

2011年01月08日 06時14分10秒 | 大好物
Nespresso ル・キューブ ホワイト
クリエーター情報なし
Nespresso (ネスプレッソ)


おいしいエスプレッソが飲みたいなあと思っていたところ、
友人に勧められて購入した「ネスプレッソ」。
(それまでジョージ・クルーニー様のCMが、いったい何のCMか分からなかった)
日本橋三越の福袋で、とーってもお得なセットで購入できました。
ほくほく。

いやはや、この子のおかげで、毎日ほっこりおうちカフェ。
がつんと濃くてコクのある「アルペジオ」のカプセルがお気に入りです。
温めたミルクでラテにしてもおいしい。

これでまた生活に彩りが増えました。

今度はどのカプセルにしようかなあ・・・!

もちろん、ドリップしたコーヒーも好きだけど、
しばらくはネスプレッソのとりこになりそうです。