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最近はフィギュアスケートと歌舞伎鑑賞記録が主流でござります

大徳川展

2007年11月18日 | 日常の戯言
金曜日に上野で開催中の大徳川展に行ってきました。平日だってのに、もう超混雑で、全部観て廻るのに2時間半もかかってしまいましたよ。人酔いして疲れました
でも展示は予想以上に楽しめましたよ。新選組!の影響ですっかり徳川贔屓になってしまいましたが、徳川スキー江戸時代スキーには本当にお薦め!あと風林火山観てる方にも。ちょうど先週放送された桶狭間の回で、大高城に家康(松平元康)が兵糧を届けるのに成功してましたが、その時着ていた具足が展示されてて、とてもタイムリーで感動してしまいました。今川家の人質時代だった頃のものまで残ってるるんですね。あと関ヶ原で使用した軍扇とか旗もありましたし、刀なんかも綺麗に残ってるんですよ。
家康は最初に活版印刷を行った人物でもあり、使われた字型なんかも展示されていて、職業柄出版関係に関わっているので、うわあと感激してしまいました。人が感動してる横で10代のガキが「こんなの作るより書いたほうが早いじゃーん」とヌかしてた時は、一瞬張り倒そうかと思いましたが(こらこら)
武人としてだけでなく、文人としても本当に優れた人で、使用していた文房具類とかまで本当に様々な物が展示されてました。
家康以外では、秀忠、家光、綱吉、吉宗、慶喜の物が多かったですね。やはり歴史的にも名を残している人の物はいっぱいあるということでしょうか。あとは黄門様で有名な水戸光圀公の物とかもありました。あの印籠も展示してありましたけど、実際に光圀公が使用したことが無かったとか(^^; まあTVの黄門様のように諸国漫遊してたというのも創作だったみたいですしね。
綱吉さんの字が下手くそで笑ってしまいました。綱吉という人はいろいろ変な政策をやったりして、変わり者であるというのが通説ですが、やはり字は人を現しているのかな。
孝明天皇が慶喜に送った書というのもありましたね。意外にも慶喜を褒めている内容でした。あとは慶喜が大政奉還した時に「承諾します」的なことを書いた書類なんかもあって、ちょっとしんみりしてみたり。
将軍関係以外では、千姫とか和宮などの輿入れ道具が盛大に飾ってありました。和宮なんてさすが皇女という感じで、本当に金ぴかりんのお道具でしたよ。和宮関係の物は来年の大河に併せて、またいろいろ展示の機会もあるかもしれませんね。
タイトルに「大」を付ける程の徳川展ですが、まさに規模も内容もその名の通りで、国宝級や重要文化財も多々あり、一見の価値ありでした

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