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聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

コロナウィルス 武漢ウィルス 中国武漢からの入国者数200万人! 2回目 中国武漢閉鎖前に9000人日本に入国 東名阪、札幌、福岡、沖縄へ観光 ノーマスク、ノーチェック、ノー自粛

2021年06月02日 | 日記

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【名前はスイフト,飛ぶのもスイフト】

2021年06月02日 | 日記

【名前はスイフト,飛ぶのもスイフト】

私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌,パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。

目ざめよ! 1999-10/8


鎌状の翼で風を切って飛ぶのは,地球上でも指折りの快速の生物です。重さがわずか数十グラムの小さな鳥ですが,目にも留まらぬ速さで空を飛ぶことができます。
アメリカーナ百科事典(英語)によると,「アマツバメの対気速度は時速100マイル(160㌔)を超えるものとみなされて」います。羽のあるこのスピード選手たちが,英語でswift(敏速)と呼ばれているのも当然と言えます。

アマツバメは飛ぶのに何の苦労もないようです。地上高く舞い上がり,昆虫を探すために猛烈なスピードで方向転換したり,体を傾けたりして飛びます。
アマツバメは空中で過ごす時間が最も長い鳥で,えさの捕食,水飲み,巣の材料集め,そして交尾まで飛びながら行ないます。あまりに長い時間飛んでいるので,この鳥を観察していた昔の人々は,
天空に,雲の中のどこか見えないところに,アマツバメの止まり木があるのだと信じていました。アマツバメの中には1年のうちの9か月間を空中で過ごすことができるものもいます。この小さな驚くべき鳥は,どうやら滑空中に眠ることさえするようです。


飛行に適した設計

アマツバメは空気力学的設計の驚異と言えます。この鳥は後ろへカーブした三日月形の能率的な翼を持っています。たいていの鳥の飛行速度を遅くしている空気抵抗は,この翼によってかなりの程度減るのです。
上空では,小さく速くはばたき,短く断続的に滑空して速度を上げます。

アマツバメが抜群の機動性に富んでいる理由の一つは,飛行中,片方の翼を他方の翼よりも速くはばたかせる能力にあります。両翼を少しばかり速度を変えてはばたかせることによって,減速せずに急旋回することができます。
こうして旋回速度を大いに増し,飛んでいる虫に追いつき,大きく開いた口で虫をすくうのです。アマツバメの生活はテンポが速いので,それに必要な大量のエネルギーをまかなうため,かなりの量の虫を食べなければなりません。
でもこれらの敏しょうな鳥たちは,虫を捕まえるために1日に何百キロも飛び回ることができます。

その抜群の飛行能力とは裏腹に,アマツバメの外見は地味です。雄も雌も見栄えがしません。ほとんどが鈍い灰色か褐色です。世界中にたくさんの種類のアマツバメが分布していますが,
主に見られるのは熱帯や亜熱帯地域です。冬になると,北半球に住んでいたアマツバメは,何千キロも離れた気候の温暖な所へ移動します。

 

にかわの巣

アマツバメは巣を思いも寄らない材料,つまり自分のだ液で作ります。この鳥は特別なだ液腺を持っているので多量のだ液を出すことができます。これが巣作りの材料をくっつける接着剤の役目をするのです。

アマツバメはめったに平らな地面に降りません。また,ほかの鳥のように何かに留まることもできません。足は小さな鉤のようになっています。脚部はあまりに短くて,完全にはばたけるほど十分に体を持ち上げることができません。
しかし足は,がけ,洞くつ,建物の壁といった垂直な面にしがみつくのには理想的です。巣作りの時期になると,アマツバメはほかの鳥が普通するように,植物の葉や小枝,泥などを地面から持ってくることができないので,別の方法を考えなければなりません。

エントツアマツバメは木の枝の間を高速で飛び,その勢いで,つかんだ小枝を折り取ります。そのようにして小枝を集めます。それから粘り気のあるだ液で小枝どうしをくっつけ,それを垂直面に張りつけてゆきます。
アメリカヤシアマツバメは空中を素早く飛び回って,髪の毛,羽,綿など,空気中に漂っている軽い材料をくわえて来て,それにだ液を交ぜ,巣作りに使います。

食用アナツバメという名で呼ばれているアマツバメもいます。巣はほとんどこの鳥のだ液が固まったものでできています。東洋では数百年にわたって,だ液で作られたこの燕窩が美味な鳥の巣スープの主な材料として珍重されてきました。
毎年何百万という数の巣が美食家を喜ばせるこのスープに使われると言われています。

ヤシアマツバメがのり状のだ液で作る巣もたいへん興味深いものの一つです。この小さな鳥はヤシの葉の裏側に,羽毛でできた小さくて平たい当て物を接着します。逆さまにつり下がっている巣は,しばしば風で激しく揺れます。
小さな卵はどのようにして巣の中に収まっていられるのでしょうか。デイヴィド・アッテンボローは「生活の試練」(英語)という本の中でこう説明しています。
「一見,卵一つでさえこの小さな巣の中に残るのはほとんど不可能のように思える。確かに,もし鳥が巣を葉に接着するだけでなく卵も巣に接着するという事実がなかったなら,落ちてしまうだろう」。巣も卵もしっかりヤシの葉に固定されているので,親鳥は巣の側面に鉤爪でつかまり,交代で卵を抱きます。ふ化したひなは,風で揺れる巣にしがみついていますが,風切羽が生えると,飛び立ってゆきます。

何千というアマツバメが高速で旋回し,はしゃいでいるかのように大きな声でさえずっているのを見るのは楽しいものです。地上からアマツバメたちを眺めていると,大空を翔る彼らの姿に畏敬の念を覚え,理知による設計の美しさに感動します。
敏しょうで快速のこれら空中曲芸師たちが真にswiftの名に値することは容易に認めることができます。

 

「目ざめよ!」  2014年10月
世界展望
スイス
シロハラアマツバメ

シロハラアマツバメの繁殖地でツバメ3羽に微小な探知装置を付けて,追跡調査した結果,この鳥はアフリカまで200日余りノンストップで飛んだ,ということが分かった。これまで,そのような持続的活動についての報告は,海洋動物に関するものだけであった。

 

 

画像は、「目ざめよ!」  2014年10月より