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神は愛 白髪は美の冠 白髪は輝く冠 

聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

何を着たらいいのだろう~聖書

2019年12月05日 | 日記

 

私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌,パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。


*私が用いる聖句は,新世界訳,新共同訳,新改訳,口語訳,回復訳(新約聖書のみ)


「目ざめよ! 2009-11」より


【何を着たらいいのだろう】

 

ヘザーという女の子が出かけようとしています。その姿を見て,両親は目を疑います。

「なんだい,その格好は」と父親。

「えっ,どこが? 友達とショッピングに行くとこなんだけど」とヘザー。

「そんな服じゃ,だめ!」と母親。

「だけど,ママ。みんな着てるし……。この服,自分らしさを表現してるって感じじゃない?」

「自分らしさって言っても,そりゃまずいよ」と父親。「2階へ行って着替えてきなさい。でないと,外出禁止だ!」

こんな“バトル”は昔からありました。お父さんやお母さんも,あなたぐらいの年齢の時には親とやり合ったかもしれません。
そして,あなたと同じように感じたことでしょう。でも,今は親の立場です。それで服装について,あなたと意見がぶつかります。

あなた: 着心地がいいの。

親: だらしがない。

あなた: とってもおしゃれ!

親: 肌が出すぎ。

あなた: 半額なの。

親: そりゃそうでしょ。生地が半分だもの。

このまま戦うしかないのでしょうか。いいえ,23歳のメガンはこう言います。
「言い争う必要はありません。お互いが合意すればいいんです」。
“合意する”というのは,おばさんのような格好をする,ということでしょうか。そうではありません。
親子で互いの意見の違いについて話し合い,お父さんやお母さんにとって ― そしてあなたにとっても ― 納得できるような案を出すということです。
そうすることにはどんなメリットがあるでしょうか。

1. あなたの良さが最大限に出る。友達の目にもそう映る。

2. 服装について親から注意されることが少なくなる。

3. 親はあなたが服装の面で信頼できることを認めて,ほかの分野でも自由を与えてくれるかもしれない。

ではまず,インターネットや店で見つけた“絶対欲しい”服を思い浮かべてください。そして……


《聖書の原則を考える》

聖書は,服装について多くのことを述べてはいません。服装に直接関係のある聖句すべてを朗読しても,数分しかかかりません。
でも,それらの聖句を読むと,確かで有益なガイドラインをつかめます。
例えば……

■ 聖書は,「慎みと健全な思いとをもって」身を飾るようにと女性に勧めています。
 
「女性は,慎みと健全な考え方が表れた,きちんとした服装をすべきです。凝った髪形をしたり,金や真珠や非常に高価な服を身に着けたりするのではなく,
神への専心を表明している女性にふさわしく,善い行いによって身を飾ってください」。
 (テモテ第一 2:9,10

「慎み」と聞くと,心配になるかもしれません。『ださい服を着なくちゃいけないの?』と思いますか。大丈夫です。
ここで言う慎みとは,ほかの人の気持ちも配慮しつつ自尊心の表われた服装をするということです。
「私たちは決してほかの人の信仰を妨げるようなことはしないようにしています。私たちの奉仕が非難されることにならないためです」。
(コリント第二 6:3)

そのような規準を満たす服は,いろいろあります。
23歳の女性ダニエールは,「簡単ではないかもしれませんが,過激な服を着なくても,おしゃれはできます」と言います。

■ 聖書は装いに関して,「心の中の秘められた人」つまり「内面的な人柄」を重視しなさい,と述べています。
「むしろそれは,柔和でしとやかな気立てという朽ちないもので飾られた,内面的な人柄であるべきです。このような装いこそ,神の御前でまことに価値があるのです」。
(ペテロ第一 3:4)

慎みの欠けた服装は一時的には人目を引くかもしれませんが,大人や友達からの本当の敬意をかち得るのは内面的な美しさです。

同年代の人からもですか。そうです。若い人も,極端なスタイルをするのは愚かだと考えている場合が少なくないのです。
16歳のブリタニーはこう言います。「服装で男性に媚びる女の人を見ると,うんざりします」。ケイも同意見です。以前の友達についてこう言います。
「その子の着ている物には,“わたしを見て!”とでかでかと書いてあるみたいでした。男の子の気を引くためならどんな派手な格好でもする子でした」。

ファッション・アドバイス: セクシーな服装は避けます。人目を引きたくて必死なように見えてしまいます。
セクハラの標的になったり,もっと恐ろしい目に遭ったりするかもしれません。それとは逆に,慎み深い服はあなたの容姿を引き立て,良い特質を際立たせてくれます。


《親に意見を聞く》

大胆な服をかばんに詰め込み,学校に行ってから着替えればよい,と考えるのは間違いです。
こっそりできると思えることでも隠さず正直に親に話すなら,親からいっそう信頼されるようになります。
たいていの場合,服装について親の意見を求めるのはよいことです。
「相談しないと計画は失敗し,助言者が多ければ達成される」。
(箴言 15:22)

なぜ,わざわざそんなことをするのですか。親は子どものファッション・センスを抑えつけることしか考えていないのではないでしょうか。
いいえ,そんなことはありません。確かに親とあなたは見方が違うかもしれません。
でも,違う見方が必要な場合もあります。17歳のナタリンはこう言います。
「親のアドバイスをありがたく思っています。恥ずかしい格好で出かけたくはないですし,外見のせいで悪い評判が立つのも嫌だからです」。

さらにもう一つ,子どもは親に養ってもらっている限り親の権威の下にある,ということも忘れないようにしましょう。
「子供たち,どんなことについても両親に従いなさい。それは主に喜ばれることです」。
(コロサイ 3:20)

とはいえ,あなたが親の ― そして親があなたの ― 見方を理解すると,意外なほど多くの点で合意できることに気づくでしょう。
こうして,“バトル”は終わりを告げます。

ファッション・アドバイス: 試着の時には,鏡に映った立ち姿だけに気を取られないようにしましょう。
慎み深いと思えた服も,座ったり屈んだりすると,あまり慎み深くないかもしれません。できれば,親や円熟した友人の意見を聞きましょう。


[注]

こうした聖書の言葉は女性に対するものですが,原則としては男性にも当てはまります。

考えてみてください

買いたいと思う服を思い浮かべてください。それから,こう考えてみましょう。

この服は,どんな“メッセージ”を伝えるだろう。

他の人はどう反応するだろう。

そのような反応とそれが生む結果を,自分は本当に望んでいるだろうか。

 

ファッション・ワークシート

使い方: このページをコピーします。左側はあなたが記入し,右側は親に書いてもらいます。その後,交換して,記入した事柄を話し合います。
意外に思える点がありますか。相手の見方について,今まで知らなかったどんなことが分かりましたか。

あなたのチェック欄

着たい服か買いたい服を思い浮かべます。

■ その服が気に入ったのはなぜですか。順に番号を付けてください。

__________ ブランド

__________ 異性の目を引く

__________ 友達に好かれる

__________ 着心地が良い

__________ 値段

__________ その他 ___

■ その服を見た親の最初の反応は,たぶん……

❑ 「絶対にだめ!」

❑ 「うーん,どうかな」

❑ 「いいんじゃない」

■ 反対される場合,理由はきっと……

❑ 「異性の目を引きすぎる」

❑ 「だらしない」

❑ 「流行を追いすぎ」

❑ 「親として恥ずかしい」

❑ 「値段が高い」

❑ その他 __________


一緒に話し合ってみましょう

■ 親の意見でなるほどと思えるのは,どんな点ですか。

__________

■ その服は,どうすればきちんとした装いになるでしょうか。

__________

親のチェック欄

子どもが着たいと思っている服か,買いたがっている服を思い浮かべます。

■ その服をお子さんが気に入っているのはなぜだと思いますか。順に番号を付けてください。

__________ ブランド

__________ 異性の目を引く

__________ 友達に好かれる

__________ 着心地が良い

__________ 値段

__________ その他 ___

■ あなたの最初の反応は……

❑ 「絶対にだめ!」

❑ 「うーん,どうかな」

❑ 「いいんじゃない」

■ 反対する場合,理由は……

❑ 「異性の目を引きすぎる」

❑ 「だらしない」

❑ 「流行を追いすぎ」

❑ 「親として恥ずかしい」

❑ 「値段が高い」

❑ その他 __________

一緒に話し合ってみましょう

■ この服に反対しているのは,単に自分の好みと違うからですか。

❑ はい ❑ そうかもしれない ❑ いいえ

■ その服は,どうすればきちんとした装いになるでしょうか。

 

結論


若者のコメント

「聖書の原則に反しない限り,自分の“好み”の服を着ていいんです。おしゃれで,問題のない服はたくさんあります」。―デリック。

「十代のころは,何でも自分で決めたいと思っていました。服装についてとやかく言われるのは嫌でした。でも,親や年上の人の意見に耳を傾けないと自分の考えも尊重してもらえない,ということに気がつきました」。―メガン。

「きわどい服を着ている子を見ると,『いったい何を考えているんだろう』と思ってしまいます。逆に,慎みのあるかわいい服を着ている人を見ると,『自分もあんなふうになりたいな』と思います」。―ナタリン。

 

男の子の場合

この記事で取り上げている聖書の原則は,男の子にも当てはまります。慎み深い服装をしましょう。
心の中の秘められた人つまり本当の自分が表われるような服装をしましょう。服を選ぶ時,こう自問してください。
『これを着ると,僕はどんな人に見えるだろう。それは本当の自分だろうか』。服装は一種の自己表現です。自分の理想とするものに合った服装をしましょう。


親の皆さんへ

冒頭に出てきたヘザーがあなたのお子さんだとしましょう。びっくりするほど露出の多い服を着ています。
あなたに言わせれば,ほとんど何も着ていないのと同じです。問答無用でこう言います。
「2階へ行って着替えてきなさい。でないと,外出禁止だ!」お子さんはあなたの言うとおりにするかもしれません。実のところ,従うしかないのです。
では,どうすれば子どもに,服だけでなく考え方も変えるように教えることができるでしょうか。

■ まず,若者は慎みの欠けた服装の結果をあなた以上に気にしている,ということを覚えておきましょう。
お子さんは心の中では,恥ずかしい格好はしたくない,嫌な人から目を付けられたくない,と思っているのです。慎みの欠けた服を着ても美しさが引き立つわけではない,ということを辛抱強く教えてください。
* 代わりに何を着たらよいかを提案しましょう。

■ そして,『道理をわきまえていることが知られるように』します。
「分別があることが全ての人に知られるようにしてください。主はすぐ近くにいます」。
(フィリピ 4:5)

こう考えてください。『この服は聖書の原則に反しているだろうか。わたしの好みに合わないだけだろうか』。
「わたしたちは,あなたがたの信仰を支配する者ではなく,むしろあなたがたの喜びのために,あなたがたと共に働く同労者なのです。なぜなら,あなたがたは信仰によって立っているからです」。
(コリント第二 1:24)

単に好みの問題であれば,あなたのほうが譲歩できるでしょうか。

■ さらに,この服はだめと言うだけでなく,ふさわしい服を見つけられるようお子さんを助けましょう。時間と労力を惜しんではなりません。


[注]

たいていの若者は体型を気にしているので,外見上の欠点をほのめかすような言い方は避けましょう。

 

 

            


この戦争で世界は一変した  

2019年12月05日 | 日記




2015-07-21の補記

『この戦争で世界は一変した』



100年前,何千万人という若者が,自国での安定した暮らしを後にして,出征しました。

愛国主義の波に押されて志願したのです。1914年に米国の一志願兵は,

「前途に待ち受けている素晴らしい日々を思うと,胸が躍り,幸せです」と書きました。

しかし,そうした熱意はすぐ悲痛に変わりました。

国々の大規模な軍隊がベルギーとフランスで

何年間も動きが取れなくなるとは,だれも予想していませんでした。

その戦争は,当時“大戦争”と呼ばれ,今日では第一次世界大戦として知られています。

この戦争は,死傷者の数からして確かに大戦でした。幾つかの推定では,死者が1,000万人,

手や足を失った人が2,000万人にも上った,とされています。

その戦争はまた,大失策の結果でもありました。ヨーロッパの政治家たちは,

国際的な緊張が世界的な抗争へとエスカレートしてゆくのを阻止できなかったのです。

そして恐らく,さらに重要なのは,“大戦争”が大きな傷跡を残したことでしょう。

世界は様々な面で一変し,その影響が今日にまで及んでいるからです。



“過ちを重ねて信頼が損なわれた"



第一次大戦が勃発したのは,数々の誤算があったからです。

「諸王朝の没落―旧秩序の崩壊 1905年–1922年」(英語)という文献には,ヨーロッパの指導者たちは「夢遊病者」のように行動し,「1914年のあの平穏な夏,突然,

破滅という岩につまずいた」と説明されています。

オーストリア皇太子が暗殺されて数週間もたたないうちに,ヨーロッパの主要な列強すべてが,自らの意に反して戦争に突入してゆきました。戦闘が始まって数日後,ドイツの首相は,

「一体どうしてこんなことになったのか」と尋ねられて,残念そうに,「だれか知っている人がいればいいのだが」と答えました。

その戦争に至る幾つもの重大な決定を下した指導者たちは,結末がどうなるか,全く知りませんでした。しかし間もなく,ざんごうの中にいた兵士たちは,現実に気づくようになりました。

政治家に失望させられ,聖職者に欺かれ,司令官にだまされたことを悟ったのです。

どうしてそう言えるでしょうか。


“世界の上に立つ政治家,聖職者,司令官"


政治家は,「この戦争によって,より良い新世界への道が開かれる」と約束しました。

ドイツの首相は,「我々は,平和的な産業の生み出したものを守り,偉大な歴史の遺産を守り,自分たちの将来を守るために戦っている」と言明しました。
米国の大統領ウッドロー・ウィルソンは,この戦争は
「世界を民主主義にとって安全な所とする」という受けのいいスローガンを掲げることに一役買い,
英国の人々は大戦を「戦争を終わらせるための戦争」と考えたのです。
それらはみな,間違っていました。


聖職者は,熱意をこめて大戦を支持しました。

「コロンビア 世界の歴史」(英語)という文献には,「神の言葉の守護者たちは戦いの音頭を取った。国を挙げて戦った結果,国民全体が憎しみを抱くようになった」とあります。

そして聖職者は,憎しみの炎を鎮めるどころか,あおりました


「キリスト教の歴史」(英語)という本には,こう述べられています。

「聖職者は,キリスト教の信仰を国家主義に優先させることができなかった。

大体においてその気がなかった。大部分は安易な逃れ道を選び,キリスト教を愛国心と同一視した。

あらゆる教派のクリスチャンの兵士は,救い主の名において殺し合うよう強く勧められた」。

司令官は,「短期間で簡単に勝利を収められる」と約束しましたが,実際にはそうではありませんでした。

しばらくすると,相対する軍が膠着状態に陥り,その後,幾百万人もの兵士が,歴史家の言う「人の肉体と精神が耐えてきた試練の中で

最も残酷で大規模と思われるもの」に直面しました。

非常に多くの人命が失われていたにもかかわらず,司令官は部下たちを敵陣の有刺鉄線や機銃掃射に向かって送り出しました。ですから,

あちこちで兵士が反乱を起こしたのも意外なことではありません。

第一次世界大戦は社会にどんな影響を及ぼしたでしょうか。

ある歴史書には,「その大戦によって……当時の人々の心と人格も焦土と化した」という退役軍人の言葉が引用されています。

実際,大戦の結果,幾つもの帝国がそっくり消滅しました。

その悲惨な戦闘は,人類史上最も流血の多い世紀への序幕となり,革命やストライキも,ありふれたことのようになりました。

大戦によって世界がすっかり変わったのはなぜでしょうか。大戦は大規模な事故にすぎなかったのでしょうか。

それらの答えを知れば,将来について何か分かるでしょうか。





「こうして彼らはそのつるぎ(剣)を打ちかえて、すき(鋤)とし、そのやり(槍)を打ちかえて、

かま(鎌)とし、国は国にむかって、つるぎ(剣)をあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない」。
聖書(イザヤ書2:4)



「そして、彼らはその剣をすきの刃に、その槍を刈り込みばさみ(鋏)に打ち変えなければならなくなる。

国民は国民に向かって剣を上げず、彼らはもはや戦いを学ばない」。
聖書(イザヤ書2:4)




国連の庭にはさまざまな国々から寄贈された彫刻や彫像が並んでいます。そのひとつに

「剣を打って鋤の刃にしよう」があり、1959年に当時のソビエト連邦から寄贈されました。

これはエフゲニー・ヴチェティチが製作した男性のブロンズ像で、一方の手にはハンマーを持ち、

もう片方の手には剣を持ち、鋤の刃に作り変えています。これは戦争を終わらせて、破壊の道具

を人類の幸福に役立つ創造的な道具に変えたいという人々の望みを象徴しています。


国連本部 United Nations
http://www.unic.or.jp/untour/subswo.htm