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高齢の親の介護について聖書は何と述べていますか ~聖書

2019年09月11日 | 日記


高齢の親の介護について聖書は何と述べていますか


聖書の答え

成人した子供は,高齢の親の暮らしを支えなければなりません。
聖書はこう述べています。

成人した子供に「自分の家族を大切にし,親の恩に報いることを学ばせなさい。それが神に喜ばれることだからです」。
(テモテ第一 5:4)

高齢の親がきちんと世話されているなら,親を敬いなさいという聖書の命令に従っていることにもなります。

「父と母を敬いなさい」とあり,これは約束を伴う最初の命令です。 「そうすれば物事はうまくいき,地上で長く生きられる」という約束です。
(エペソ・エフェソス 6:2,3)

 

聖書には,高齢の親の介護に関する細かい指示はありませんが,神を敬う男女が親の世話をした記録はあります。
また,介護者に役立つアドバイスも載せられています。

 

高齢の親を世話した聖書中の人物
状況に応じ,さまざまな方法で世話した人たちがいます。

「ヨセフは年老いた父親のヤコブから離れた所に住んでいましたが,状況が整うと,ヤコブを自分の近くに呼び寄せる手配をしました。住まいと食べ物も用意し,世話をしました。急いで私の父の所に戻り,
こう言ってください。『あなたの子ヨセフがこのように言いました。「神は私をエジプト全土の主人としました。
私の所に来てください。すぐに来てください。そして,ぜひゴシェン地方に住んでください。そうすれば,
あなたも,息子や孫も,羊や牛も,あなたの全てのものも,私の近くで暮らせます。
そこであなたに食糧を供給します。そうしないと,あなたと家族,あなたの全てのものは困窮してしまうでしょう。
飢饉はあと5年続くからです」。

(創世記 45:9~11)

「こうしてヨセフは,ファラオの命令通り,父と兄弟たちをエジプトに住ませ,最も良い地域であるラメセスにある土地を与えた。そして父と兄弟たちと父の家全体に,子供の数に応じて食糧を供給し続けた」。
(創世記 47:11,12)

 

ルツは義理の母の故郷に移住し,世話をするために一生懸命働きました。

『しかしルツは言った。「お母さんを見捨てて帰りなさいなんて言わないでください。お母さんと同じ所に行き,同じ所で夜を過ごしたいんです。お母さんの民が私の民,お母さんの神が私の神です」』、
(ルツ 1:16)

『モアブ人のルツはナオミに言った。「畑に行かせてください。どなたか親切に受け入れてくださる方の後ろに付いて落ち穂を拾います」。ナオミは言った。「行ってきなさい」』。
(ルツ 2:2)

「こうしてルツは,夕方まで畑で落ち穂拾いを続けた。拾い集めたものを打って脱穀すると,大麦が22リットルほどもあった。ルツはそれを持って町に戻り,拾い集めたものをしゅうとめに見せた。
また,おなかいっぱい食べても余ったものを取り出して,渡した」。

(ルツ 2:17,18)

「こうしてルツは,ボアズの所の若い女性たちのそばで,大麦と小麦の収穫が終わるまで落ち穂を拾った。そして,しゅうとめと一緒に住んでいた」。
(ルツ 2:23)

 

 

イエスは亡くなる直前,母親のマリアを世話する人を選びました。当時マリアは夫を亡くしていたと思われます。

『イエスは,自分の母親と,愛する弟子がそばに立っているのを見て,母親に言った。「見なさい,あなたの子です!」 次に,その弟子に言った。「見なさい,あなたの母親です!」 その時から,その弟子はイエスの母親を自宅に引き取った』。
(ヨハネ 19:26,27)

*この記述について,ある聖書注解書にはこうあります。
「恐らくヨセフ[マリアの夫]はずっと前に死んでいて,息子のイエスがマリアの面倒を見ていた。イエスが死んでしまったら,マリアはどうなるのだろうか。……ここでキリストは,子供たちが老齢の親を支えるべきことを教えている」。
「新国際訳 マシュー・ヘンリーの注解全1巻」(英語)428,429ページ。

 

 

     

 

  


聖書は自然災害に備えるうえで助けになりますか

2019年09月11日 | 日記

 

聖書は自然災害に備えるうえで助けになりますか

 

はい。聖書は災害に備えるためのマニュアル本ではありませんが,次のような役立つアドバイスを載せています。

災害に備える。「災いを見て身を隠す者は明敏である」と聖書にあります。(箴言 22:3)

緊急事態を予期して準備しておくのは大切です。
例えば,非常持ち出し袋を用意することや,避難場所まで家族で実際に行ってみることもできます。

物より命を大切にする。
「わたしたちは世に何かを携えて来たわけではなく,また何かを運び出すこともできない」と聖書は述べています。
(テモテ第一 6:7,8)

災害時には家や持ち物を後にしてでも逃げる必要があります。命が何よりも大切です。

「だから,わたしはあなたがたに言う。自分の命のために何を食べようか,何を飲もうかと,また自分の体のために何を着ようかと,思い煩ってはならない。命は食物にまさり,体は衣服にまさるではないか?」
(マタイ 6:25)

 

被災したときに慰めとなる聖書の言葉

創世記 18:25: 「義人を邪悪な者と共に死に至らせるのは,神については考えられないことです。……全地を裁く方は正しいことを行なわれるのではありませんか」。
意味: 神様はいつも正しいことを行ないます。自然災害で良い人が亡くなったとしても,そうなるよう神様が仕向けたわけではありません。

詩編 46:1,2: 「神はわたしたちのための避難所,力であり,苦難のときに容易に見いだされる助けである。
それゆえに,わたしたちは恐れない。たとえ地が変わろうとも[または,地上に異変が起きても]」。
意味: どんなことが起きたとしても,神様はわたしたちがあきらめないよう助けてくださいます。

イザヤ 63:9: 「彼らが苦難に遭っているとき,どの苦難も神に苦難を与えるものであった」。
意味: 神様には思いやりがあります。わたしたちが苦しむとき,神様はその気持ちに寄り添ってくださいます。

ヨハネ 5:28,29: 「記念の墓の中にいる者がみな,イエスの声を聞いて出て来る時が来ようとしている」。
意味: 神様はイエスに人を復活させる力を与えるので,亡くなった家族や友人にまた会えるという希望を持てます。

ペテロ第一 5:6,7: 「神の力強いみ手のもとにあって謙遜な者となりなさい。……自分の思い煩いをすべて神にゆだねなさい。神はあなた方を顧みてくださるからです」。
意味: 神様はわたしたちを深く気遣っています。不安なときはいつでも祈ってほしいと思っています。

黙示録・啓示 21:4: 「神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない。以前のものは過ぎ去ったのである」。
意味: 自然災害を含め,苦しみの原因すべてを神様は取り除いてくださいます。