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パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

小規模デザイン単科校とは

2022年08月14日 | 日々のできごと

こんにちは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます

 

世間はお盆ですね~。

私は今年は夫の実家に帰省はしないので、というのも、

義母は施設で元気で、コロナで面会も出来ないので、ということです。

砥部分校の活動もあるし、砥部でがんばります

 

さて、砥部分校の特色でもある、「小規模デザイン単科校」というのは、

1学年1クラス40人定員(過去5年間平均倍率1.04倍!)で

デザインを学べる学校ということです。

 

1年生では、デザインの基礎。

レタリング、製図、デザイン工業技術基礎などなど…。

最初の参観日で授業を見た時、とても専門的な授業で驚きました

 

2年生では、1年生で習ったデザインの応用と、

ここからコースが分かれます。

グラフィックデザインコース(ここもさらに細かく分かれます)

クラフトデザイン(セラミック、いわゆる陶芸のコースです。ここから砥部焼の窯元の卵が産まれます)

美大受験コース(うちの娘はここです。難関美大合格者も

 

3年生は、ここからさらに発展を目指します。

卒業制作に入ります。デザイン基礎や、デザイン技術、デザイン史、課題研究など、

デザインについての知識や理論も強化されていきます。

 

3年間、みっちりと、濃い~時間を過ごします。

小規模なので、先生や保護者とも距離が近い

小規模だと部活が少なくてかわいそう、という声が「よそから」ちらほら。

ご安心ください

美術部、イラスト部、アニメ部、運動部、演劇部、写真部、茶道同好会などなど…

いろ~んな特色ある部活があるのです

心配ご無用

運動が得意な子も中にはいますが、私の娘、息子のように、苦手な子も多いのです。

野球のチームが作りたい、サッカーがしたい、という声、個人的には聞いたことはありません

 

さて。 

では、デザインとは何でしょう。

デザインとは、私たちの身のまわりにあるものすべて

と、卒業生が言っていました。

どういうことかと言うと、

例えば、洋服。これはファッションデザイン。

身に着けるもの、靴やバッグや下着にいたるまで、デザインされて作られているのです。

コーヒーカップ、机、車、もちろん家や、お店などの建物、鉛筆1本から、

全てデザインされて、作られているのです

商品のラベルや、ペットボトルの形、そういったものも、デザインされて作られています

観光センターさんを例にとると、建物や中のものは、すべてデザイン、壁面にかける「絵」は芸術、

と、ざっくりそんな感じらしいです。

デザインと芸術、その辺の細かい話はまたいろいろあるらしいのですが、

私はそこまでの知識がないあしからず。

 

デザインって身近~

ですね。

娘は、3年間、デザインをしっかり学んで、美大へ。

日本画を専攻しています。

体の中にデザインがしみ込んでいるので、作品にもいい感じであらわれます

 

私は芸術短大で油絵専攻だったので、デザインの事は学んでいません。

もし習っていたら

絵にもっと「深み」がでたかも。

 

とにかく、高校生の時にこんな専門性の高いことを習えるなんて

「ぶんこう」行きたかった~

 

いつも最終的にこの言葉が出ちゃう

 

面識のない卒業生同士も、「〇〇先生知ってる?」と言う会話だけで、

あっちゅうまに打ち解ける

楽しそううらやましい

 

小規模で、デザイン科が単独であるという、この利点

この独特の感じ

 

デザインや美術に興味のある子は、この辺の嗅覚がすごい

なので、「ぶんこう」を嗅ぎ分けてやって来るわけですよ

なので、遠路はるばる、川内や、観光港、中山、なかには移住してまで来るわけです

 

この、目に見えないこの感じ~

分かってほしい

 

店のブログより熱く語ってしまった~

お店は、17日(水)10時~

IPPOでも店内で署名します~

よろしくです~

 

ではまた~

署名用紙、観光センターさん、IPPOのお隣YONNMARTさん他たくさんあります

詳しく、「砥部分校存続の会」公式ホームページ

 

 

 

コメント
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