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忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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掌に星空を「ホームスター ポータブル」

2006年09月19日 | 作品紹介(ゲーム)

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■PSP:「ホームスター ポータブル」(SEGA DIRECT)
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■PSP:「ホームスター ポータブル」(Amazon)

その昔、「銀河鉄道999」をボロボロになるまで読み返していた私は、
夜空の星を見上げては、様々な空想に耽っていた。
自分が大人になる頃には、
月ぐらいなら簡単に行けるようになっているはずだと信じてもいた。
が、進化の速度は思ったより遅く、
ハイビジョン映像でクリアな宇宙の映像が見られる程度に止まっている。

セガトイズから発売された家庭用星空投影機「ホームスター」が
2万円を超える高額商品でありながら約13万台を販売したのも、
学研の「大人の科学マガジン」シリーズがヒットを連発しているのも、
「無限に広がる大宇宙」にロマンを感じたことのある
ジジィ少年の心をグイと掴んだからであろう。

今回セガがPSPで発売する「ホームスター・ポータブル」は、
プラネタリウムクリエイターの大平貴之氏監修のもと、
PSPの機能を活かし掌の中で星空を再現する
「星空ナビゲーションツール」である。
メインターゲットはもちろん、ジジィ少年であろう。

現在の星空から太古の昔の星空、遥か未来の星空など
様々なシチュエーションの星空をPSP上に再現して見せてくれる。
昔に遡れば地面を恐竜が這い回ったり、
季節によって虫の鳴き声が変わったり、
SCEから発売される「GPSレシーバー」を使えば、
今自分が住んでいる場所の星空をPSP上に再現する事が出来たりと、
「星空、の周辺」にも気を配った演出がされている。

星座や星雲などについての解説も多数収録、
音声付きの「番組」を20本収録した「ファンタジーシアター」モードなど、
データベースとしてもかなりボリュームのある作りになっているが、
知れば知るほど「何故これをPSPで・・・」と思ってしまう。

玩具の「ホームスター」は、
自室に星空を再現出来ることが最大のウリであった。
空間を演出することに2万円の価値があったのだ。
しかし「ホームスター・ポータブル」は
空間を演出することが目的ではなく、作りは完全に「ハイテク図鑑」である。
ならば、可能な限り美麗なグラフィックと高度な演出で楽しみたい。
このソフトこそ、PS3のロンチにピッタリだったのではないかと思う。
PCエンジンでも、CDロムロムとの同発で
「ビックリマン大事界」が出たではないか。一緒にすると怒られるか。

セガとしてはかなり強気で、玩具版13万の実績を踏まえ、
15万?20万本を目指しているとのこと。
ゲーム性はほぼゼロなのでどの程度需要があるのか読み辛いが、
「LocoRoco」や「ダビスタP」が苦戦し、
「GジェネP」がヒットするPSPでは少々厳しいような気もする。
価格は安めなので、PS3版も出てくれると信じて繋ぎに買ってみる予定。



■Book:「大人の科学マガジンVol.09」




■Book:「大人の科学マガジン Vol.11」


次々にヒットを生み出す「大人の科学シリーズ」の中でも
ひと際人気の高いのがこの2作。
手作りの楽しさがウリなので怠惰なジジィには不向きだが、
どちらも値段以上は楽しめる。
組み立ての手間を楽しめるならお勧め。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ホームスター ポータブル
  メーカー:セガ
   発売日:2006年10月19日
    価格:3280円(税込み)
 公式サイト:http://homestar.sega.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント
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