先日のあんじゅちゃんのトリミングの記事 でも触れましたが、「犬のとこやさん」ではトリミングの見学をして頂く事が可能です
他のお店ではあまりしていないのかもしれませんね。
飼い主さんがいると甘えるとか、暴れるとかが主な理由かな
もちろん、それなりのプレッシャーをトリマーが感じる事も大きな理由の一つかもしれませんね
私が修行したお店は通りに面してトリミング室がガラス張りで見えるようになっていたんですよ。
おまけに、踏切 の近くだったので踏切待ちの人に「ジーッ」と見られることが多かったんです。
そんな環境で修行させて頂いたからか 他のトリマーさんが嫌がる見学も私自身は気にならないんです
もちろん、駆け出しの頃は犬が上手く扱えずに飼い主さんがいると動きが激しくなって出来ない って感じる事もありましたが、今ではそれもあまり気になりません。
トリミングは飼い主さんのいない所で行う事が多いので不透明な部分があると思うのです。特に高齢犬に関しては、最善の注意を払っても予期せぬ健康状態の悪化が起こる可能性が高いので、心配される飼い主さんには付き添いをお願いしています。
ちょうど今日はキキちゃんがお姉ちゃんの付き添いで来店してくれました~
キキちゃんはお店をご利用時からずっと付き添って頂いています
(理由は・・・
シャンプーの時に噛みつく事、獣医さんで相談した所「麻酔をしないとシャンプー出来ない」と言われた経緯があります。
毎回のシャンプーに麻酔を使わなければシャンプー出来ないなんてリスクが高すぎます!!
何とか麻酔を使用せずにシャンプー出来る事、全てクリアー出来るには時間がかかる事を承諾頂き、キキの様子を毎回確認して頂く!!事を約束させて頂いて、お店のご利用になりました。)
最近、高齢になったキキちゃんはトリミングの様子が変化してきています。
以前はシンクの中では絶対に首輪から手が離せなかったのですが、今日は・・・
シャンプー中もあまり怒る事も無くて・・・(ちょっと寂しい・・・ )
おまけにシャンプーが済むと脱力でシンクの中で伏せちゃってます
高齢犬にはありがちです。
全身が濡れて重たいのかな とも思うのですが、こんな感じになる子は多いです。
ドライヤーが始まると・・・、
分かります
トリミング台の淵ギリギリで前傾姿勢になってしまうんです
もっと酷くなると、前へ前へが強くなり一瞬も手が離せない状態になります。
また、テーブルの上でジッとしていられなくなり動きが止まらず、挙句思うように行かないと遠吠えのような大きな声でなき始めます
犬は人間より早い時間の中で生きています。
人間にとって1か月が犬にとっては数か月進んでる感じになりますから、前回のトリミングでは見られなかった行動が見られるようになるんです
キキちゃんのお姉さんは今日はそんな経験をされていました。
今までとは違った様子のキキちゃんを見てくれていました
百聞は一見にしかず・・・
こんな変化も飼い主さんとして知っていて頂きたいと思います。
最後にいつもわんこギャラリーの写真を忘れちゃうので(ゴメンね )、トリミング後エリザベスカラーをとって記念写真 と思ったら・・・
余談:エリザベスカラー、苦手な子も多いけどキキちゃんの様にこんなに好きになれたら全くストレスじゃ無くなるんですよね~
可愛い顔がなかなか撮れなかったので、オヤツでつりました・・・
・・・、が、なかなかいい顔でしょ
キキちゃん、協力ありがとう
口でいくら説明してもなかなか伝わらない所もあると思いますので、心配な飼い主さんは是非 付き添いお願い致します
高齢犬のケースだけでは無くて健康で元気なワンちゃんのケースもお話ししたかったのですが、長くなりましたのでここでひとまず終わりたいと思います
続きは・・・明日
この記事へのコメント一覧
Re:安心♪
かなぶんさん、
キキは、最初は本当にどうなる事か?だったんですけどね^m^
今では怒らないキキの様子を見ると寂しくなってる私と飼い主さん・・・。
ただ、高齢になっただけではなくやっぱりシャンプーの継続で、慣れてきたのでいつもと同じ事なら「怒るのがメンドクサイ」感じなのかもしれません^^;
それも、やってきたからこその結果なのですよね。
カラーも、好きにさせるまでは時間がかかりましたが
今ではカラーが大好きで、外すと自ら寄って行ってカラーを欲しがる姿を見た時には
あの時、決断しておいて良かったな~と思います。
飼い主さんも同意見で、
あの時は大変だったけど、「カラーを好きにさせておいて良かった」と言って下さいました。
もちろん、その子その子に合わせた施術を心がけていますので
かなぶんさんも何かありましたら遠慮なくお申し出くださいね。
犬のとこやさんさん 2014年12月28日 08時52分
安心♪
先の記事も読ませていただきました。
麻酔しないとシャンプー出来ない…
ぐらいキキちゃん苦手だったんですね。
麻酔をしてシャンプー…
"シャンプーをする"という目的を達成するには
手っ取り早いのかもしれませんが
ワンちゃんの健康にとっては
いいものではないのは明らかです。
麻酔を使わず、キキちゃんの反応を
見ながらここまで出来るようになったのも
加藤さんのワンちゃんに対する愛情と熱意が
あってこそだと思います。
加藤さんと飼い主さんが諦めなかった
ことがキキちゃんをここまで諦めさせることが
出来たんでしょうね…
私も付き添わせていただきましたが
自分の犬2匹ともが
回を重ねるごとに抵抗しなくなって来ているのが
とてもよくわかります。
最近では安心して付き添いもせず
少し長めに預かっていただくことも
出来るようになりました。
これからうちのワンコたちも高齢に
なってきますし心配事も出てくるかと
思います。
そんな時は付き添いさせてくださいね~(^.^)/~~~
P.S おやつを見つめるキキちゃん、
とってもかわいいですね~♪
かなぶんさん email url 2014年12月28日 08時36分
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