犬のとこやさん過去日記

犬のとこやさんの旧ブログです

子犬のシャンプーについて [2013年08月15日]

2013-08-15 08:21:41 | トリミング

今日はトリミングについてお話してみようと思います

タイトルが少し固い ですが、お付き合い頂けたら と思います

ご自身の愛犬の1番最初のシャンプーは、いつ、誰が、どんな感じで行ったのでしょうか
初めて犬を迎えた場合、右も左も分からない中で、シャンプーする時はどうやって洗ってあげたら良いか 困ってしまう事も多いと思います

中には間違った情報や、読んだ本の解釈の仕方の間違えで凄い事をしてしまう飼い主さんもいます。
どんな事かというと、
顔のシャンプーは上からシャワーの水をかければいい と聞いた飼い主さんはその通りに顔の上からシャワーをかけたそうです
鼻呼吸の犬は鼻から大量の水が入り、とても苦しい思いをしたことから、シャンプー時、顔のシャンプーになると噛みついて必死で逃げるようになったのです

こんな事考えられない と思う方も多いかと思いますが、実際にそういう経験をさせてしまった という飼い主さんは少なくないのです
この場合の犬のトラウマは取る事が難しく、防御の噛みつきは成長して体力も出て来るとかなり酷いものになってきます

また、例え1番最初のシャンプーが上手くいったとしても、ちょうど犬の反抗期と言われる7か月前後に嫌がるようになったりする事があります
飼い主さんがシャンプーをしている場合、「あれ?嫌がってる。自分のやり方がまずいかな 」とか、「こんなに嫌がってるんだから、今日は止めよう」などと、途中で止めてしまうと犬は「嫌がれば止めてくれる」と学ぶ可能性があります。

特に、長毛犬種でない柴犬、などの日本犬種やコーギーなどの牧羊犬種は神経質さをかなり持っているので大きくなって飼い主さんの手に余るようになってからのトリミングは難しくなる事があります。

ではどうすれば良いか
出来れば初めてのシャンプーはプロであるトリマーにお願いするのが良いかと思います。そして、出来れば一部始終を見学させてもらえると良いと思います。

犬のとこやさんでは、もちろん見学頂く事は可能です
見学頂く事で、どうやってシャンプーすれば良いのかを予習出来ますし、実際に犬を扱う様子をご確認いただく事で、安心してお任せ頂けることに繋がります。

また、お店でお願いしているのはワクチン終了後の初めてのシャンプーから1か月置きに続けて3回のご利用をお願いしています。
理由は、ちょうど3回が終了する間に犬の反抗期が含まれます。
ワガママを言っている時に「それは違う」と犬に教える事は大切です

こうして犬にシャンプーとは怖くなくて、大人しくしていればすぐに終わる事を教え込んでおけば、後はどれだけ期間が空いても大丈夫だったりします

もう少し、簡潔に書くつもりでしたが・・・
やっぱり長くなってしまいました
お付き合いくださいましてありがとうございます

犬にとってシャンプーは迷惑なものかもしれません
出来るだけ負担をかけずにしてあげる事が出来ると良いですね