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閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活談、世相・世情 💹📆、書評📒、知的生産技術💻📱を書き綴ります。⏳

民族の歴史を粗末にしてはならない

2013年05月09日 | 日本人

もし、あなたが途上国に生まれたら、歴史など満足に勉強する時間があっただろうか?
もし、あなたが最貧国に生まれたとしたら、その国の愛国者になったであろうか?
もし、あなたが、英国や米国に生まれたら、その国の歴史すべてを賛美するだろうか?

私は、日本生まれ日本育ちである。
敗戦直後は確かに貧しかったが、気がつくと世界でもっとも豊かな国の一つになっている。
日本人は勤勉で優秀で信用され、日本製品は品質、性能について他国製品の追従を許さない評価を得るまでになった。
普通の人なら、こんな恵まれた国に生まれて感謝するだろう。
しかし、大多数の日本人は、日本で生まれたことに何か不満なようである。
日本がソ連や中国に侵略され、日本という国が消滅することをお望みのようである。
国家が消滅し、他国の属国になるとどんな凄惨な悲劇が待ち受けているか、チベットやウイグルなどで証明されているのに!である。

さて、日本には日本の歴史がある。
学校でも偏向教科書を使って一部偏向教師が日本史を一応それなりに教えている。
図書館や本屋には歴史書がうず高く積まれている。勉強し直そうと思えばできるのだ。
また、幸いなことに、敗戦直後、GHQに焚書にされた本の復刻や解説本が増えてきている。
その気になれば、この国の歴史を知るきちんと手掛かりがあるのだ。
焚書にされた本は、大きく分けると3種類ある。
それは、
欧米列強による、アジア諸国の侵略および支配の手口と歴史に関するもの
日本という国のかたちを説明するもの
日本を戦争に追い詰めた、アメリカなど欧米列強の外交方針の分析に関するもの

これらの本を読めば、日本は悪い国ではないことくらいはわかる。
また、こういう本の中に、欧米人が称賛する日本人の美談が少なからずあり、こういう事実を知り、民族としての誇りを自覚することに、歴史を学ぶ本来の意義があるのではないかと私は思っている。

 

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