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閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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良寛 詩歌と書の世界

2011年09月01日 | 書評 建築・美術・音楽・その他芸術

良寛 詩歌と書の世界/谷川敏朗/二玄社/1996

良寛の漢詩、和歌、書簡などを、それぞれ良寛の書の写真、風景写真、解説つきでA5サイズで2頁単位で読めるように企画した本である。

何より、解説があっさり書かれているのがいい。

良寛を知るには、漢詩、和歌、書簡、書、良寛に係わる風景写真、それぞれ揃える必要があるが、この本には、書の写真がついているため、たとえば和歌については、どういう字体の字であったかを確認した後、その意味を考えるような仕掛けが施されている。

それは、良寛という歌人の歌心を知るための重要な手続きだと思うのである。

紙質もよく、値段の割に良心的な本だと思う。

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