奄美自然観察記

高のフィールドより

昨年の同時期にも観た毒キノコ  カエンタケ

2024-08-18 17:41:18 | 菌類

今日も早朝から晴れて、蒸し暑い一日です。森の中の沢の近くで、ニョキニョキっと出ている赤いキノコを観ました。昨年のこの時期に別の場所で観たことのある毒キノコのカエンタケです。ひとつ目は、Vサインしている人の指のような形で、もう一つはグニャっと曲がって立ち上がっています。全体に赤いのですが、先端付近はやや白っぽくなっていました。誤って食べて亡くなった方もいらっしゃるという怖いキノコですが、触っても皮膚が炎症を起こすと言われています。以前、知らずにオキナワナシイラガの幼虫に触って、バチッ!っと、電気ショックのような痛みを覚えたことがあるので、このキノコにも触らないように気を付けて、撮影しました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまふぇっさら晴れぃてぃ、むるほむぇきゅん一日だりょうた。山ぬ中ぬこらんぶちじ、ニョキニョキっちいじとぅんはーさんナバばにょうたが。くぅずぃぬくん時期、別ぬどろじにしゃんくとぅぬあんどぅくナバぬカエンタケだりょっと。ちいち目や、Vサインしゅんちゅぬいゅぶぃにししゅんだっかしゅてぃ、なぁちいちやグニャっち曲がってぃ立ち上がとぅりょうたが。全体ぬはーさしゅんじゃが、先ぼてぇや、しるぶぇっとぅなとぅりょうたが。間違てぃかでぃ死じゃんちゅもうんちいしゅん、うとぅるさんナバだりょんじゃが、触てぃもこぬはがれぃんち言ゃっとぅりょっと。前、知ちゅらんてぃオキナワナシイラガぬくゎっくゎ虫ち触てぃ、バチッ!っち、電気ち触るたんにし、やだんくとぅば覚えとぅんかな、くぅんナバちも触らんにし気ぃちきてぃ、写真ば写しょうたっと。

 


深紅のキノコの群落  ベニヤマタケ

2024-07-07 11:03:43 | 菌類

早朝から気温27度と暑く、昼は35度まで上がり昨日に続く猛暑日です。森の中の少し湿った薄暗い斜面に、鮮やかな紅色のキノコの群落に出会いました。久しぶりに観るベニヤマタケで、全部で50個を超える群落でした。傘の直径は2~3cm、茎は4~5cmほどのヌメリガサ科ベニヤマタケは、北半球の各地に広く分布していて、山口県では「アカナバ」の地方名で古くから食用とされているようです。小さくても目立つのですが、ベニヒガサやネッタイベニヒガサ、ヒイロガサなど、似ているキノコも多い。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら気温27度ちあちかあてぃ、ひんまや35度がれぃ上がてぃ、きぬち続し猛暑日だりょっと。山ぬ中ぬなありし湿てぃ薄暗かんどろじ、きょらん紅色ぬナバぬまぐんち、おおよたっと。まれぇまれぇにゅんベニヤマタケあてぃ、全部し50あまりぬまぐんだりょうたっと。傘ぬ直径や2~3cm、しんや4~5cmべりぬヌメリガサ科ベニヤマタケや、北半球ぬあまくぅま各なんてぃ、ひるかあてぃ、山口県じや「アカナバ」ぬ地方名し昔しら、かまとぅりょうたんちゅか。いなさあてぃも、むぃ立ちゅんじゃが、ベニヒガサんきゃネッタイベニヒガサ、ヒイロガサんきゃ、似しゅんナバだかふうさりょっと。

 


白い粉を付けたキノコ?  ハナサナギタケ

2024-05-26 17:08:50 | 菌類

午前中は雨模様でしたが、午後からそれほどは降りませんでした。この間(5/21)のことですが、森の中で落ち葉の上に、高さ約1cmほどの小さなキノコのようなもの観ました。オチバタケの仲間など、落ち葉の上に生えるキノコは、ほとんど傘状の子実体を作るのですが、これは粉状の菌糸のようなものを付けていて、冬虫夏草のハナサナギタケと思われます。よく観ると、落ち葉の上に蛾の蛹の一部と思われるものが残っていました(写真2枚目)。ハナサナギタケは、蛾の幼虫、蛹に発生する虫寄生菌です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまやあむぃ模様だりょうたんじゃが、ひんまらやうがしがれぃや降りょうらんたっと。こねだ(5/21)ぬくぅとぅだりょんば、山ぬの中じうてぃとぅん葉ぬうーじ、たあさやて~げ1cmべりぬ、いなさんっくゎしゅんナバにししゅんむんば、にょうたっと。オチバタケぬしじょんきゃ、うてぃとぅん葉ぬうーじむぇーとぅんナバや、て~げ傘にししゅんむん(子実体)ばちくりゅんじゃが、くぅれぃや粉ぬ菌糸にししゅんむんば、ちきとぅてぃ、冬虫夏草ぬハナサナギタケち思われぃっと。ゆんまにいば、うてぃとぅん葉ぬうーじ、ハブルぬ蛹ぬむんち思われぃんむんぬ残とぅりょうたが(写真2枚目)。ハナサナギタケや、ハブルぬくゎっくゎ虫、蛹らいじてぃきゅん虫寄生菌だりょっと。

 

 


波打っているヒダ  サケバタケ

2024-05-22 17:06:48 | 菌類

早朝から雨が降り続き、さすが梅雨入りしただけのことはあります。この間(5/18)のことですが、北部林道を歩いていると、脇にあったリュウキュウマツの倒木に、束になって付いているキノコを見つけました。表面は黄褐色で、縁が少し内側に巻き込んでいます。傘の大きさは2~5cmほどです。調べてみると、イチョウタケ科のサケバタケのようです。少し下側からアップで撮影してみると、放射状のヒダが縮れたように波打っています(写真3枚目)。これがサケバタケの特徴の一つにもなっているようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、あむぃぬ降り続し、ちゃど梅雨入りしゃんだけぬくとぅやありょっと。こねだ(5/18)ぬくぅとぅだりょんじゃが、にし方ぬ林道ばあっちゅたっとぅ、ぶちじあたんマチギィぬとぉれぃとぅんきぃじ、束なてぃくっかとぅんナバば、にっきりょうたっと。表や黄褐色しゅてぃ縁ぬなあり内側ち巻しゅりょっと。傘ぬふうさや2~5cmべりだりょっと。調ぶぇてぃにしゃっとぅ、イチョウタケ科ぬサケバタケにししゅりょっか。なありしゃー側らだいばん写しにしゃっとぅ、真ん中らすとぅちひるがとぅんヒダぬ縮れたんにし波打ちゅりょっと(写真3枚目)。くっかサケバタケぬ特徴ぬちいちなとぅんあんぶぇだりょっか。

 

 


地上へニョキニョキと  タンポタケsp.

2024-02-16 17:51:04 | 菌類

今日は一日中小雨模様の天気でした。昨日の森のなかでのことですが、少し谷間になった落ち葉のたまるようなところに、小さく細長いキノコのようなものが数個生えていました。どうやら冬虫夏草のタンポタケの仲間のようです。アマミカイキタンポタケにも似ていますが、今のところはっきりとは判りません。冬虫夏草は、普通昆虫やクモなどから発生するのですが、このタンポタケの仲間は、地中のツチダンゴ菌から発生します。子実体は全体に黄褐色で、結実部は濃いオリーブ色を帯びて表面がぶつぶつしていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや一日中、小雨模様ぬ天気だりょうた。きぬぬ山ぬなかじぬくとぅだりょんば、なありひくどぅてぃ、うてぃん葉ぬたまりゅんにししゅんどろじ、いなさし細長さんナバにししゅんむんぬ。いくちかむぇーとぅりょうたっと。て~げ冬虫夏草ぬタンポタケぬしじょにし、しゅりょっか。アマミカイキタンポタケにだか似しゅんりょんじゃが、なまぬどろはっきりとぅや判りょうらんど。冬虫夏草や、普通や虫んきゃクゥブゥガスィきゃらいじてぃきゅんじゃが、くんタンポタケぬしじょや、地ぬ中ぬツチダンゴ菌らいじてぃきょっと。子実体や全体ぬ黄褐色しゅてぃ、結実部やくぃかんオリーブ色ぶぇっとぅしゅてぅ、うーやぶつぶつしゅりょうたっと。

 


倒木の隙間に発生  ツノマタタケ

2024-02-15 19:24:47 | 菌類

早朝は雨が降っていましたが、夜が明けると雨も止み晴れ間が出始めました。森の中の朽ちた倒木の隙間に、オレンジ色の柔らかいキノコがニョキニョキと生えていました。アカキクラゲ科のツノマタタケのようです。高さは1cm前後で、倒木の隙間に一列に群がっているように見えます。キクラゲの仲間で食用にもなるらしいのですが、小さいのであまり食べる気にはなれません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさや、あむぃぬ降とぅりょうたんじゃが、ゆぬふぇたっとぅ、あむぃだか止でぃ、晴れ間ぬいじ始むぇりょうたっと。山ぬ中ぬくさとぅんとおぉれぇぎぃぬ、あしゅんどろじ、橙色ぬ柔らかげぇかんナバぬ、ニョキニョキちむぇとぅりょうたっと。アカキクラゲ科ぬツノマタタケにししゅりょっか。高さや1cmべりあてぃ、とぉれぃとぅんきぃぬあしゅんどろち一列ちまぐんしゅんにししゅりょっと。ミングリぬしじょあてぃ、かまれぃんあんぶぇだんば、いんさんかな、あんましかもっちや思ゆりょうらんど。

 


大きさ1mmほどのキノコ?  ヒメセンニンゴケ

2024-02-12 18:05:59 | 菌類

早朝は曇りで、次第に晴れてきました。緑色のコケのようなものに覆われた石の上に、大きさ1mmほどの小さな粒々が点在しています。マクロ撮影した画像を拡大してみると、ピンク色を帯びたちいさなキノコのような形をしています。以前から何というキノコか気になっていましたが、これが地衣類だとは知りませんでした。石を覆っている緑色の地衣体に、子器(しき)といわれるキノコの傘のような突起を生じ、子器には子柄といわれるキノコの柄のようなものが付いています。子器は、胞子を作る器官と考えられるようです。この地衣類は、センニンゴケ科のヒメセンニンゴケと思われます。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさや曇りあてぃ、だんだん晴れぃてぃきょうたが。緑色ぬヌリにししゅんと覆わったん石ぬうーじ、ふうさ1mmべりぬいなさん粒々ぬあまくまなんてぃありょっと。マクロ撮影しゃん写真ばだいばんしにいば、桃井とぶぇっとぅしゅん、いなさっくゎしゅんナバにししゅんだっかだりょっと。前らぬっち言ゅんナバかいち思とぅりょうたんじゃが、くっか地衣類ちや知っちゅらんたっと。石ば覆とぅん緑色ぬ地衣体ち、子器(しき)ちいゃれぃんナバぬ傘にししゅんぶってぃんばいじゃし、子器にや子柄ちいゃれぃんナバぬ柄にししゅんむんぬくっとぅりょっと。子器や、胞子ばちくりゅんむんち考げぇらっとぅんあんぶぇだりょっと。くん地衣類や、センニンゴケ科ぬヒメセンニンゴケち思われぃっと。

 


ちょっと味見はしたいが・・・  ナラタケ

2024-01-23 17:35:38 | 菌類

今日も、朝から雨が降り続いています。知り合いの情報で、近くに来たついでに道路脇の法面から突き出た大きな根っこに、たくさん生えているキノコを観てきました。東日本など広く親しまれているナラタケのようです。傘の表面は雨のせいもあってヌメリがあり、直径が2~4cmほどの傘の周辺部には条線があります。昔から食用としても利用されているナラタケですが、よく似たナラタケモドキには中毒の報告もあり、猛毒のコレラタケとも少し似ているようです。ただ、硬い柄と柄の上部に白いツバがある(写真3枚目)こと、傘の周辺部のはっきりとした条線があるので、見慣れれば間違うことはないと思います。ちょっとだけ採集したものの、味見するべきか・・・。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまらあむぃぬ、ずっとぅ降りかただりょっと。どぅしぬ話しで、近さちしちゃんつで、道んぶちぬ法面ら突きじゃしゃん、だいばんにぃぐりじ、いっぱいむぇーとぅんナバばにしきょうたっと。東日本っきゃじひるかにゃあれぃんナラタケにししゅりょっか。傘ぬ表や、あむぃだかあてぃヌルヌルしゅてぃ、直径ぬ2~4cmべりぬ傘ぬぶちぼてぇや縞々ぬ線ぬありょっと。昔らかまれぃんナバとぅしだか、かまっとぅんナラタケだりょんじゃが、むる似しゅんナラタケモドキや中毒しゅんくとぅだかあてぃ、むるどぅっくぬコレラタケとぅも、なあり似しゅんあんぶぇじゃ。ただ、くわかんしんとぅ、しんぬうーじしるかんツバぬあん(写真3枚目)くぅとぅ、傘ぬぶちぼてぇじはっきりしゃん縞々ぬ線ぬあんかな、にぃい慣れぇれぃば間違ゆんくとぅやねんち思ゆっと。なあちっくぁだけとぅてぃしちゃんじゃが、味見しゅかいきゃしぃしゅんかい・・・。

 


地表に出た赤褐色の丸いキノコ  クルミタケ

2024-01-16 17:37:32 | 菌類

今日も一日ほぼ晴れました。この間(1/11)のことですが、林道脇のコケの生えている地表に直径が約1、5cmほどの赤褐色の丸いものが数か所に観られました。最初は何か木の実が落ちているのかと思ったのですが、どうやらキノコのようです。調べてみると、地中で大きくなり、時に地表に出ることがあるクルミタケと思われます。子実体はほぼ球形でデコボコがあり、まだコケに覆われたままのものも観られました(写真2枚目)。近くの場所に似たような小さなジャガイモのような色合いのものもあり(写真4枚目)、これもクルミタケかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか一日て~げ晴れぃりょうたが。こねだ(1/11)ぬくとぅだりょんば、林道ぶちぬヌリぬむぇーとぅん地ぬうーじ直径ぬて~げ1、5cmべりぬはーさし丸かんむんぬ、あまくまなんてあてぃありょうたっと。初むぃやぬーかきぃぬ実ぬうてぃとぅんかいち思たんば、たいがいナバにししゅりょっと。調ぶぃてぃにしゃっとぅ、地ぬなかじふうさなてぃ、とぅきどぅき地ぬうーちいじてぃきゅんくとぅぬあんクルミタケち思われぃっと。子実体やて~げ丸かしゅてぃガブガブぬあてぃ、まだヌリに覆わったんままぬむんだか、ありょうたっと(写真2枚目)。近さんどろじ似しゅんいなっしゅんジャガイモにししゅん色ぬむんだかあてぃ(写真4枚目)、くぅれぃだかクルミタケかもしれらんど。

 

 

 


傘の表面がササクレのきのこ  コウタケ

2024-01-13 17:58:07 | 菌類

今日もよく晴れましたが、風が冷たく寒い一日でした。林道を歩いていると、足元に直径が約5cmほどの傘の表面が鱗片状にササクレているキノコがありました。近くにはもう一つ少し小さめのものがあり、いずれも傘の中央部は深く凹んでいて、傘の裏側(写真3枚目)は細かい針状の突起が密集しています。とりあえず写真を撮り、帰ってから調べてみると、どうやらマツバハリタケ科のコウタケのようです。コウタケは香茸と書き、キノコ採集人の間では、マツタケよりも香りもよく美味しい高級キノコのようです。残念ながら、知らなかったので匂いを嗅ぐことはしませんでした。今度出会う時は、匂いを嗅いで少し味見をしたいと思います。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、むる晴れぃりょうたんば、かじぬ冷えとぅてぃ、ひぐるさん一日だりょうた。林道ばあっちゅたっとぅ、はぎんしゃーじ直径ぬて~げ5cmべりぬ傘ぬ表ぬいりきぃにしイライラしゅんナバにありょうたっと。近さじやなあちいちいなさんむんぬあてぃ、でぃるも傘ぬ真ん中ぬ深さ凹どぅてぃ、傘ぬ裏側(写真3枚目)や、細さん針にしぶつぶつにいっぱいありょうたっと。まずいや写真ば写し、帰てぃっから調ぶてぃにしゃっとぅ、て~げマツバハリタケ科ぬコウタケにししゅりょっと。コウタケや香茸ち書し、ナバ採りゅんちゅぬええだじや、マツタケんま匂だかいちゃてぃ、むるまっさん高級ナバぬあんぶぇだりょっと。残念だりょんば、知ちゅらんたんかな、匂やしらんたっと。今度おおゆんとぅきや、匂ばし、なあり味見ばしらんばっち思いかただりょっと。

 


幼虫からキノコが・・・  コガネムシタンポタケ

2024-01-12 17:36:56 | 菌類

早朝からよく晴れ気温10度と寒かったのですが、昼頃は18度まで上がり風もなく結構暖かでした。昨日のことですが、林道脇の朽ち木の上に何やら小さなオレンジ色のキノコのようなものが付いていました。近づいて撮影しているうちに、クリーム色の柔らかそうな毛の生えたものと、赤茶色の丸いものがあることに気づきました。一体これは・・・、反対側からも撮影して観ると、U字になったコガネムシの幼虫からオレンジ色のキノコが生えていて、冬虫夏草の一種のコガネムシタンポタケであることが判り、ちょっとびっくり。幼虫は地中にいるものと思うのですが、何故?? 不思議な出会いでした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、むる晴れぃてぃ気温10度ち、ひぐるさりょうたんじゃが、ひんま頃や18度がれぃ上がてぃ、かじもねんてぃて~げ温さりょうたっと。きぬぬくとぅだりょんば、林道ぶちぬくさとぅんきぃぬうーじ、ぬーがぬいなさし橙色ぬナバにししゅんむんぬ、くっかとぅりょたっと。近ゆてぃ写真ば写しゅたっとぅ、クリーム色ぬ柔らかんひぎぬむぇとぅんむんとぅ、赤茶色ぬ丸かんむんぬあんち判りょうたっと、はげぇ、くれぃや一体ぬーかい・・・、反対側らも写しにしゃっとぅ、U字にしなたんコガネムシぬくゎっくゎ虫ら橙色ぬナバぬむぇーとぅてぃ、冬虫夏草ぬちいちぬしじょコガネムシタンポタケち判てぃ、なありうどぅるっきょうたっと。くゎっくゎ虫や地ぬ中じうんむんち思ゆんじゃが、ぬがかい?? うとぅまらかんおおいかただりょうたっと。

 


束になって伸びていた  サヤナギナタタケ

2024-01-11 17:41:51 | 菌類

早朝は若干雨も降りましたが、次第に晴れ間が出てきて、あとはずっと晴れました。森の中で休憩していると、足元に白っぽくニョキニョキと出ているキノコが数か所にありました。最初は、シロソウメンタケかと思いましたが、少しくすんだ色で太いようです。後で調べてたところ、シロソウメンタケ科のサヤナギナタタケと判りました。特に束生、つまり束になって出てくるところも特徴のようです。先端が少し尖っていたり、途中で枝分かれしていたりすると、ホウキタケの仲間の可能性もでてくるので、結構識別には注意が必要なようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひあなふぇっさや、なありっくゎあむぃだか降りょうたんじゃが、だんだん晴れ間ぬいじてっち、あとはずっとぅ晴れぃりょうたっと。山ぬ中じ休憩しゅたっとぅ、はぎんしゃーじ、しるぶえっとぅしニョキニョキちいじてっちゅんナバぬ、いくちかありょうたっと。初むぃや、シロソウメンタケかいち思たんば、なありくすどぅん色あてぃ太てさりょっと。後じ調ぶぇたっとぅ、シロソウメンタケ科ぬサヤナギナタタケち判りょうたっと。っとぅっくに束生、束なてじてぃきゅんどろも特徴ぬあんぶぇじゃ。先ぬなありとぅがとぅた、途中ら枝分かれぃしゅたりすぃれぃば、ホウキタケぬっしじょかもわからんかな、て~げ違いにや注意しらんばいきょうらんにししゅりょっと。

 


小さな緑色の団子に柄が付いたような・・・  アオズキンタケ

2024-01-09 18:00:47 | 菌類

朝から時折小雨が降り続く一日でした。昨日のことですが、森の中で一緒にいた方が「緑色のキノコがある」と言うので観てみると、直径が約3~8㎜ぐらいの団子に柄の付いたようなキノコが、少し離れてポツポツと林床から出ていました。一瞬ノボリリュウタケを思い出しましたが、傘の部分は空洞ではなくごつごつした団子状で、色だけの違いではなさそうです。帰って調べてみると、ズキンタケ科のアオズキンタケでした。傘の部分は幼菌ほど緑色が濃いようです。風変わりなキノコを観るのは、とても興味深くて楽しい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら、とぅきどぅき小雨ぬ降り続きゅん一日だりょうた。きぬぬくぅとぅだりょんば、山ぬ中じまあじんうたんちゅぬ「緑色ぬナバぬあっと」ち言ゆんかなにしゃっとぅ、直径やて~げ3~8㎜べりぬダグにししゅんむんち、しんぬあんナバぬ、なあり離れぃてぃポツポツち地らいじとぅりょうたっと。あっただんまノボリリュウタケばおむぇじゃしゃんじゃが、傘ぬどろや中ぬあしゅらんてぃ、ごつごつしゅんダグにししゅてぃ、色だけぬ違いだけや、あなんにししゅりょっと。帰てぃ調ぶぇてぃにしゃっとぅ、ズキンタケ科ぬアオズキンタケだりょうた。傘ぬどろやわーさんむんがどぅ緑色ぬくぃかんにししゅりょっと。しゅだかんナバばにゅんや、むるむじらっさあてぃ楽しみっくゎだりょっと。

 


クヌギの木はないけれど、、、  クヌギタケ

2023-12-16 17:41:14 | 菌類

今日は朝から一日中小雨模様で暖かかったのですが、夕方には少し寒くなってきました。森の中で朽ちた倒木に生えているクヌギタケを観ました。奄美には樹木のクヌギはないけれど、クヌギタケ科のクヌギタケは、全世界に広く分布しているようです。傘の直径は約3cmほどで、表面は灰褐色で放射状のしわがあります。食用ともなるようですが、柄は傘とほぼ同じ色で少し硬く、傘の肉も薄く多少臭いものあるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうやひかんまら一日中小雨模様あてぃ、温さりょうたんじゃが、よね方にやなありひぐるさなてぃきょうたっと。やまぬ中じ、くさてぃとおれぃとぅんきぃじ、むぇーとぅんナバ(クヌギタケ)ばにょうたっと。わきゃ島じやきぃぬクヌギやねんば、クヌギタケ科ぬクヌギタケや、全世界じひるかあんにししゅりょっと。傘ぬ直径やて~げ3cmべりあてぃ、おもてや灰褐色しゅてぃ、傘ぬふにぃにし、しわしわぬありょっと。かまれぃんんししゅんじゃが、柄や傘とぅて~げ同じ色あてぃなありくぅわかしゅてぃ、傘ぬ肉だか薄かぬ、なあり臭かむんだかあんにししゅりょっと。

 


幼菌も観られた  ザラエノヒトヨタケ

2023-11-18 17:30:56 | 菌類

昨日のことですが、沢のそばの倒木に生えているザラエノヒトヨタケを観ました。ハラタケ科ヒトヨタケ属ザラエノヒトヨタケは、ざらついた柄を持つヒトヨタケということで、その名が付いています。成菌が2つほどありましたが、成長していくと次第に傘は反り返り次第に黒ずんできて数日中にインクのように溶けてしまいます。成菌のそばには2つの幼菌も観られました。昨夜の雨に濡れたせいか、ふわふわした毛が刺のように尖っていました。

 

10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬぬくぅとぅだりょんば、こらんぶちぬ、とぅれぃたんきぃじ、むぇとぅんたんザラエノヒトヨタケばにょうたっと。ハラタケ科ヒトヨタケ属ザラエノヒトヨタケや、ざらざらしゅん柄ばむちゅんヒトヨタケちいゅんくぅとぅし、うん名ぬ付ちゅりょっと。ふっちゅぬ菌ぬたあちありょうたんじゃが、ほでぇてぃいきぃば。だんだん傘ぬ反り返ぇてぃ、くるぶぇっとぅなてぃ、2~3日しインクにし溶けりょんちゅか。ふっちゅ菌ぬぶちじや、たあちぬくゎっかゎ菌だか、にゃあたっが。ゆぶぃぬあむぃし濡れぃてぃがぬ、ふわふわしゅんひぎや、とぅぎぃにし尖がとぅりょうたっと。