奄美自然観察記

高のフィールドより

あんな高い所に・・・  アマミアオガエル(卵塊)

2019-02-15 23:21:25 | 両生類




野山に「コロコロコロコロロロロ」と、アマミアオガエルの心地よい鳴き声が聞こえる季節になりました。この間のことですが、奄美中央林道を車で走っていると、林道脇の結構高い所(地上3m以上)に、アマミアオガエルのボール状の白い泡のような卵塊が2つあるのを見つけました(写真1枚目)。近づいてみると、一つ目はアマミアラカシの枝先(写真2枚目)に、もう一つはショウベンノキの枝先(写真3枚目)に付いていました。これまで何度も卵塊を観てきていますが、これだけ高い所にあるのは初めて観ました。もちろん卵塊の下側には、水が溜まっている道路脇の側溝があり、卵からオタマジャクシになる頃には、その側溝の水たまりに落ちるのでしょう。それにしてもあんな高い所まで、オスメスで登って行って卵を産んだとは、ちょっと驚きです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
里んきゃ山んきゃじ「コロコロコロコロロロロ」ち、オービッキャ(アマミアオガエル)ぬ気持ちいっちゃん鳴きぃぐいぬ聞っきゃてぃきゅん時期なりょうたが。ここねだぬくとぅありょんば、奄美中央林道ば車し走っちゅたっとぅ、林道ぶちぬてーげたあさん(地上3m以上)どろじ、オービッキャぬボールにししゅん、しるかしおーにししゅん卵ぬたあちあんば、にっきりょうたっと(写真1枚目)。近ゆてぃにしゃっとぅ、ちいち目やカシャギィぬ枝先(写真2枚目)じ、なぁちいちやショウベンノキぬ枝先(写真3枚目)じくっかとぅりょうたが。なまがれぃ何くゎいも卵ばしししゅちゅんじゃが、かしがれぃたーさんどろじあんや初むぃてぃにょうたっと。あたりまえあんば卵ぬしゃ側ーじや、むじぬ溜まとぅん道路ぶちぬ側溝ぬあてぃ、卵らタンビルなりゅん頃にや、うん側溝ぬむじ溜りち、うてぃんだろ。うがしやしゅんじゃが、あがしがれぃたーさんどろち、とぅじゅとぅしのおてぃ行じ、卵ば産みゅんちば、なありうどぅるっきだりょっと。

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