Season’s greeting!
一年で一番笑顔のあふれる季節です。
宗教や国に関係なく、人が心に温かさを感じ、隣の人にその温かさを伝えたくなる、この季節が、私は大好きです。
今年は、とても大きな一年になりました。
念願の「日本に病院疫学を!」の夢の第一歩が実現しました。感染症医が感染管理を行う上での疫学の重要性を病院トップに説得してくれたおかげです。
疫学専門家として、病院で働くことにな . . . 本文を読む
サーベイランスを行うときは、まず、「何のために行うのか」「何を見たいのか」を明確にし、起きている現象を表すことのできる情報を継続して収集します。
平時の状態を「ベースライン」といいますが、比較するためには自施設での平時の状態を知る必要があります。
国のサーベイランスのデータをベンチマークとして参照することもあります。アメリカならNHSN,日本ならJANISのデータが相当します。
でも、施設毎に . . . 本文を読む
近所の病院の院内感染対策勉強会に、外部講師がきて、講義をしてくれました。講師の先生は、東邦大学微生物・感染症学講座の舘田一博先生。微生物の先生だそうですが、臨床と基礎の研究を結びつけて、どう考えるのかを教えてくれる、とてもいい講義でした。
印象的だったのは、繰り返し、「○○の耐性菌は全国で7.5%、私の病院では○○%。では、あなたの病院ではどうですか?」と会場の参加者に尋ねておられたこと。
ま . . . 本文を読む
産経新聞に流れていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101221-00000582-san-soci
今日開催された厚生労働省の院内感染対策中央会議で提言としてまとめられたようです。
・多剤耐性の院内感染の定義は、1例目の感染者が見つかってから4週間以内に同一病棟で同じ種類の菌が3例検出された場合
そして、
・感染者が10人を超えた場合や、感染 . . . 本文を読む
なんとまあ・・・、なニュースがインターネットで流れていました。
国立大学などで働く若手研究者が減っているそうです。
しかも、妙なことに、研究者全体は増えているとか。どういうことでしょう。
ちなみに、ここでの若手の定義は「学位取得後約10年の37歳以下」だそうです。ちょうど、一番体力も発想も充実している伸び盛りのころですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a . . . 本文を読む