感染症疫学の風

感染症疫学について、薬剤師と一緒に語りませんか?

冬の屋久島 ヤクスギランド

2010年12月30日 | ほっと一息
最終日は、ヤクスギランドへ行ってきました。今朝から天候が崩れていて、心配しながらの出発でした。
ヤクスギランドは、安房から車で40分ぐらい、山をぐぐっと上がっていたところにあります。途中、やくざるの親子、やくしかの親子に出会いましたが、すれ違う車(山から下りてくる車)はゼロでした。

駐車場に着くと、7台ぐらい止まっています。山には入れそうです。

「ヤクスギランド」、ネーミングが悪い。
遊園地のようなところを想像させる名前ですが、れっきとした登山道です。
30分、50分、80分、150分コースがあり、80分と150分は登山道で、トレッキングシューズでないと厳しいです。


ここに、詳しい解説がありました。
http://www.yakushima-milestone.com/menu2-1-03-land.html

駐車場に到着し、準備をしている間に、どんどん雨が強くなってきました。
もともと、屋久島は1年に360日雨が降る、といわれるぐらい、雨の多い島です。島の周囲が晴れていても、山に入ると雨が降っているので、初めから雨を想定した装備でのぞみます。

雨はきつくなるし、風もきついし、どうかなあ、と思いましたが、入口のおじさんが、「今日は大丈夫。凍ってないよ。」というので、150分コースに決めて、出発です。
途中までは、きれいに整備された道を進みます。

「ここから80分・150分のコース」の分かれ道になったとたん、道は一変します。

ところどころ、足だけでは頼りなく、手も使っての登り道です。

途中で、雹(ひょう)が降ってきました。帽子をかぶっていても頭に当たって痛い。しばらくすると、足元は一面氷の粒だらけで、歩くと面白い感触です。



屋久島は杉とともに苔がとても美しいところです。

雨に当たって、生き生きしているところに、雹がぱらぱらと散らばって、何とも言えない美しさを見ることができました。



次は、いつ戻ってこられるんだろう。
とてもとても名残惜しい気持ちで、島を後にしました。

またね。

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