感染症疫学の風

感染症疫学について、薬剤師と一緒に語りませんか?

百変化な緑膿菌

2011年03月02日 | 感染症情報
緑膿菌の耐性機構、まあ、なんと引き出しの多いこと。 まさに、百変化。 いろんな書き物を読んでいてもよくわからず、こんがらがってきました。 その中で、基本の部分だけをざっとまとめると、こうなりました。 A.内因性(遺伝子染色体の変異) 薬剤耐性機構:DNAジャイレース、トポイソメラーゼなどの標的タンパクの変異 抗菌薬:フルオロキノロン耐性 薬剤耐性機構:薬剤透過孔であるD2ポーリンの減少、細 . . . 本文を読む