Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

「星の降る刻」金森匡クリア(ネタバレ)

2005-11-28 14:00:01 | ゲーム
既読スキップを使えば1周1時間位でクリアできそうですのでサクサク攻略します。

金森匡。主人公の高校の保険医。葵の兄で隆史の部下。能力もヒーリングで人柄も癒し系。しかし能力を使えば使うほど寿命が縮む諸刃の刃。
匡が倒れるイベントで、力のリスクを主人公には知らせるつもりはなかったと言われるんですが、異世界のゴタゴタに否応無く巻き込まれた主人公の事情を気遣うのって匡か隆史しかいないんですよ…。
ちょっと心遣いに癒されました。自分の故郷の事なのに土壇場までバックレた挙句逃亡した祐介とは大違いです。年齢による器の差か。
まぁ、気遣いが行き過ぎて知らない間に匡に死なれても、「知らなかったから仕方ない」で済むものでもないので腹は立ちますが。この頑固さをどうにかしないと突破できませんよ匡相手だと。
決戦前夜、囮になって逃げたジュリアを止められなかった後悔から、隆史とジュリアへの償いとして、身を削って隆史に尽くしている事が明らかにされます。
が、重い。むしろ頼んでもいないのに命賭けで尽くされてる隆史が可哀想。そして心配して止めてんのに相手にされない弟の葵もやっぱり可哀想。端的に言えば匡の自己満足ですよね…。それが匡が生きていくうえで自分を支えるのに必要な事だったって事でしょうが、だから痛いんですってばー。
このシーンで浮かべられた匡の微笑みに、それまでその笑顔を好きだと思っていた主人公がゾッとするのが、いい演出だと思います。

第4章は「別離」。
匡ルートだと葵VS隼人戦で主人公が叫んだ時躊躇するのは隼人でした。
そりゃそうです。葵に動きを止める理由がない。隼人は元々戦うことにためらいがありますしね。
匡ルートですと、葵の死に際に匡が間に合います。
葵を気に入ってる私としては、このシーンに思い入れが…。
命を削ってヒーリングしようと翳した匡の手を押し留めて、葵が自ら闇を呼び込んだ代償としての死を受け入れるシーンです。
ここで初めて直接的に、葵が有馬に手を組むというより利用されていた事が判りますが、切ないなぁ、葵…。
その葵の死に際の言葉で、ようやく頑なに過ぎた自分の生き方を悔いる匡。
「兄さんを……頼む……」と主人公に葵が遺言をしますが…。
だから私としてはむしろ葵を助けたいんだって(しつこい)。
弟を喪って力を暴走させた匡を主人公が愛を告げることで引き戻し、光の宝石が復活…するんですが、ちょっと匡の「あなたは私の光」発言で引いたのはここだけの話です。クサイ台詞アレルギー。

第5章「シオン」。
異形化した有馬と、対峙する匡の会話が…特典ドラマCD聞いてるとキッツイんですけど。
ドラマCDの2人の会話はあんなにも穏やかだったのになぁ…と思います。
意外だったのは最後有馬を倒したのが匡だったって所ですね。
戦闘向きじゃないのに。愛は全てを超えるらしいですよ。
匡はラストで異世界に残るのか主人公の世界の方に来るのか、私は前者だろうと予測してたんですけど予想通りでした。
頑固ですからねぇ、匡は。荒廃した国とアーサー(隆史)達を置いては行かないだろうと思ってましたよ。
ってか糖度高っっ!!
クサイ台詞のオンパレードでした。うぉう私にダメージが…。
この糖度に対抗できるのは隆史しかいないだろうと予測しつつ、次は龍之介攻略行って来ます!


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