インドのチャンディーガルってこんなところ

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イギリスが養豚技術で進出

2018-06-13 | ニュース News


過去記事でSector9のスーパーで輸入の豚肉(ロース、ベーコン、ハムなど)が冷凍パックで売られていたと書きましたが、それはイギリスからの豚肉でした。パッケージに印刷されていて「あれ?イギリスから?」と当時は思っていました。ロース肉は脂身たっぷりでいつも選びながら数回しか買ったことがありませんでしたが。

ポークソーセージは以前からあり、外食でもポークハムやポークステーキは食べられていて豚肉を売るお店はある事はあるのですが、外国人が行くスーパーでそれらが簡単に買えるようになったのは2014年頃からだったと思います。ショッピングモールのエランテ内でも、その頃に量り売りで数種類の生ハムが買えるお店が出現しました。

その背景になっているかもしれないのが2013年のニュース。

イギリスがパンジャーブ州に盛んに養豚技術やパッキングのインフラ技術を売り込む為に提携企業を探しているという内容でした。
Pork may replace tandoori chicken in Punjab
ゴミ漁りをしているような豚肉とは違い、上質な豚肉を食べるとわかるはず。豚肉の方がヘルシーで、きっとパンジャーブでは豚肉がタンドリーチキンに取って代わるだろう。

かなり強気の売り込みだったんですね。
「ゴミ漁りをしているような豚肉」って 事実ですが。

外国人には歓迎ですが、インド人にとっては豚肉を食べるきっかけ作りになるのでしょうか??
宗教上のタブーである牛肉と違い豚肉は売り込み易いのでしょうけど、、、
恐らくタンドリーチキンに取って変わることはないと思いますね

豚肉を食べるという話をすると、インド人はびっくりしますね。
チャンディーガルでは豚や山羊などを路上で見かけた事はなく、他都市で遭遇した時には珍しくて写真に撮ったことがありますが、ゴミ漁りをしている汚い動物というイメージですね。
食べるという話はインド人にはしないように気を付けていました。

そして2016年のニュース。
国内消費の為に→パンジャーブ州に最先端の養豚場を作る計画


また今年2月のニュースですが、同じくインドのアッサム州でもイギリスは養豚許可の話を進めているそうです。
BPA opens doors to India for UK pig breeders
イギリス養豚協会はインドでの養豚にサインアップ。契約はアッサムで行われた。

アッサム州でも!?誰が食べるの?外国人って多かったっけ??
なんとインド人の中流階級以上向けなのだそうです

インド人がこれからどんどん豚肉の味に慣れ、食べる機会が増えるのかもしれません?
しかし海外に出てもインド人はカレーやベジタリアン料理しか食べないとよく言われますが本当に食する人が増えるのでしょうか??

アッサム州では既に欧米から豚肉が輸入されているそうですが、養豚が進めば数年後には豚肉がもっと市場に出回る予想です。

加えてパンジャーブ州にも養豚場ができれば富裕層の多い隣のチャンディーガルなら、豚肉を扱うお店が増えるようになり外国人には便利になるのかもしれませんね。

ただ本当にインド人で食べる人がどんどん増えるのでしょうかね???






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