タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

日月神示について②・・・

2023-04-11 23:13:07 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

戦時中、神道家に降りたとされる「日月神示」。

「2~3割本物の神示、残りは創作」と前述しています。(私論です)

私は「ざっ」としか読んでませんが、2~3割本物、残りは創作と言ったのは、私の「カン」ですが、同じような考えの人がいないか調べてみました。

同じではないですが、私が「残りは創作」と書いた論拠にはなるかも知れません。

一応貼り付けておきます。

私は「ざっ」と読んだ感想では、
 
「日月神示」のすべてがヤラセだとは思いませんが、
 
上述の通り、「2~3割本物で残りが創作」かなと思います。降臨したとされる神の話し方、そして、話す内容が後半になればなるほど違ってくる。
 
幕末から明治期に生まれた新宗教も、ひょっとすると、最初の最初「だけ」は、ホントに神憑りがあったのかも知れません。私は絶対に宗教団体には近づきませんが。
ただ、時代を経るごとに、どんどん変貌していったのではないかと推察します。
 
近代の新興宗教は、これはもう、カルトばかりだと私は思っています。
 
「日月神示」と関係あると言われる大本・・・大本教は、一度だけ信者さんから勧誘されたことはあります。「断っても断っても、こりずに勧誘してきました」。
 
国之常立神をどう思いますか?」と聞くので、
 
「ああ、信じてますよ。ただ、大本教とか教団の「くくり無し」で。私は神社にお祀りされている国之常立神を信心します」
 
「いや、神社じゃダメだ」と言うので、「なんでダメなんですか?」と聞き返すと、色々理由言ってましたが、私は一切受け付けませんでした。
 
「日月神示」の内容が、私が言うように、「2、3割は本物」なのだとしたら、
 
「日月神示」のうち、私が勝手に本物の神示ではないかと思う部分のうち、「子の年挟んで前後10年が正念場」※ とか、
 
※ 2020年子年・・・前の10年・・・2010年は、リーマンショック後の低迷期、2011年東日本大震災、以後、毎年、土砂災害、風水害、2019年新型コロナ、2020年 (子年) 日本でも流行り始める、後の10年2021年東京オリンピック後感染拡大、2022年プーチンロシアのウクライナ侵攻・穀物価格上昇、物価高、日本は円安による経済疲弊と、政治家と旧統一関連団体の癒着がついに表面化する・・・。
 
追記です。もう一度「日月神示」を「ざっ」と読み返してみました。
 
あと、8月6日の筆と、9日の筆・・・初めて読んだ時は、「なんで?」と思いましたが、その後色々と学ぶことがあり、これも本物の神示ではないかと思います。
 
全体的に、「本物」と「創作」が混ぜこぜになっているような気はします。
 
今でも、2、3割本物、残りは創作と言う気がします。
 
それと、仏教は「真理」そのものであり、宗教じゃないと何度も書きましたが、「真理」そのものである仏教の智慧では、「創造神」「絶対神」「唯一神」は存在しません。仏教にも「天 (神々) 」は存在しますが、あくまで生前「人間だった」時に、善徳を積んだ方が「天 (神々) 」に生まれ変わるのであり、もともとから「神」だったワケではありません。その「天」にも、欲界の「六欲天」、その上の色界の「18天」、その上に、無色界の天があり、それより上は無いとされます。
 
この地上世界に影響がある「天」は、「六欲天」の神々だと思います。
 
話戻し、日月神示のうち、「創作」じゃないかと思う部分は・・・かなり前後矛盾があるのと、あくまで記紀神話を元にした神々が語られていること。今では、神々が生前人間だった頃の存在が明らかになりつつあり、一人の神が複数の御神名で祀られているのも明らかになりつつあり、記紀とは矛盾が多く出てきています。
 
記紀では、スサノオノミコトは天照大神の弟になっていますが、原田常治さんは「古代日本正史」で、九州で娶った現地妻が天照大神 (卑弥呼さん) と記しています。
 
暴れん坊の弟とされている神・スサノオノミコトは、その実、この国の礎を築かれた、この国の大元の王であることから、この国の大国魂と私は前述したのです。
 
日本神話の「国生み神話」では、神々が日本の国々を次々と生み出したようになっていますが、それはあくまで「神話」と言う物語であり、史実は、現在、日本の神社で御祭りされている神々が、生前人間であった頃、「国土」を形成していき、多数存在していた国々を少しずつまとめていき、一つの「大きなクニ (国) 」にまとめあげていったのが本当だと思います。その大元の神がスサノオノミコトだと、私は言うのです。
 
日月神示と相容れないですが、「神々も決して絶対の存在」ではなく、われわれ人間の行動が大きく影響するのは間違いないと思います。「神罰」が下るのは、われわれ人間が邪な行いをするからです。
 
「神を祀る」と言うのは、「神々に感謝する」ことに相違ないです。
 
だから、「神祀れ」と神示で何度も出ているのではないかと思います。
 
前述してますが、古代の日本人は、「精霊信仰」と「祖霊信仰」がありました。それらが、国々が形成され、やがて大きな一つの「国」にまとめあげられた後、「首長霊(神) 信仰」へと変化していきました。その「首長霊」と言う「神々」が、この国の礎を築かれた、古代の大王 (おおきみ) たちや、お妃様たち、御子方々、または地方の首長たち、功績のあった方々なのだと思います。
 
古代の神を祀ると言うことは、国の祖先を敬うことに他なりません。
 
 (書き直しましたが、前の記述にあった、かなりくたびれた神が・・・は、もう一度「ざっ」と読んだ結果、一番最初頃にありました。十三帳?に、神守る59の身魂いずれも落ちぶれているから訪ねてきてもわからんから云々・・・とありました。59人の神?が現世に生まれ変わってきているのか・・・と捉えていました)
 
・・・・・
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