ウィキより。
日吉神社
吉野ヶ里遺跡の北墳丘墓の西側から東へ約150mの位置に日吉神社がある。この日吉神社はもとは吉野ヶ里遺跡の小高い丘陵上(吉野ヶ里丘陵地区I・IV・IX区の中心)に存在した。この丘陵上の神社敷地内では甕棺墓の石蓋とみられる板石や弥生土器片などの散布が確認されており、甕棺墓を中心とする遺構が多く埋蔵している可能性が高いとされ、本区域から東に約100m離れた位置にある墳丘墓(ST1001)との関係性なども指摘されていた。また、この神社敷地内を含めた一帯は「日吉城」と推定される山城跡でもある。
しかし、日吉神社が鎮座していたことから神社敷地内では発掘調査が全く行われず、神社敷地内は史跡指定地には含まれているものの、国営吉野ヶ里歴史公園区域には含まれていない状況だった。
2022年に北墳丘墓の西側から東へ約150mの位置に土地を造成して本殿と拝殿を建て、鳥居や鈴を引き継ぎ、2022年9月18日に移転新築工事の落成式が行われた。2023年5月29日、4月末にこの未発掘だった区域で邪馬台国時代のものとみられる石棺墓が新たに見つかったことを、佐賀県が会見を開き発表した[。
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