田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

渡島大野駅&SL

2017年08月28日 03時19分19秒 | 北海道新幹線関係の話

フォト・・・繁殖 猛烈 

フォト 写真 ふぉと 2017年8月分  

    

 

 

 

2012年の記事です 

 行雲流水     渡島大野駅SL

函館本線・渡島大野駅は 

北海道新幹線乗り入れ準備に入った

2月8日に駅舎が完全解体され 

新しい時代に向かうスタートを切った 

明治35年函館駅と本郷停車場(昭和17年・渡島大野駅に改名)間が 鉄道で結ばれた歴史を背負う 

開通当時は 「火の粉が飛んで危ない」「機関車の音がうるさい」「悪い病気を運んでくる」などなど 歓迎されない雰囲気もあったという 

今時代は SLが走るというだけで見物する人が大勢集まる

日本経済を支えた怪物に愛着を持つひとが多いのでしょう

この駅にも大きな貨物保管倉庫などがあり 運搬基地として活躍した栄華の過去を持つ 

モクモクと吹き上げる煙は 力強さを印象づけ

シュッ シュッ ポッポと ゆっくり あわてず出発する動きは 

怪力怪物君に映った  

北海道新幹線の札幌へは 

このまま真っ直ぐ進み トンネルを突き進む

昔は 煙の辺りに鉄道官舎が建ち並んでいた

次は仁山信号駅

蒸気機関車が降参の

きつい坂道線路が待ち受けていた

後ろの機関車は 力不足を応援する

昔は手前の線路にバックし 勾配をなくするスイッチバック方式で勢いをつけ前進した

今時代は笑い話だが 蒸気機関車は急勾配に弱かった

 

函館出発の汽車が 駅手前のコ線橋を潜った 

この辺りの右側に 新駅が設置される 

石炭全盛時代 財政再建中の夕張市もわが世の春だったと思う

紺色の制服作業着鉄道員が あこがれの職種でもあった 

駅を出発して最初の踏み切り

踏み切りの名称は 

近くの民家の苗字がつけられていた 

今は一日100人程度の乗降客という無人駅だが

昭和25年頃は一日2000人の乗降客で賑わい

駅員も34人の繁盛駅だった 

写真は10年前に撮ったもの

今年で開通110年の歴史を刻む

映画のセットに活用された渡島大野駅舎は 2月8日に解体され消えた

ふるさとの なまりなつかし停車場の・・・

思い出のある人も多いことでしょう 

北アルプス 焼岳 2014・10・2

 

虹の仲間の森 2014・12・4~

 写真家 稲場祐一 作品 

  野鳥・写真家・小山圓太郎作品館 

 高齢時代を考えよう・総集編


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