田舎都会からの便り

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思い出写真  「手植えの田植え」

2024年06月13日 01時58分15秒 | 農業の話

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

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行雲流水 思い出写真  「手植えの田植え」

 

2024年の田植えも終わり 稲苗は活着が順調のよう

病害虫防除・除草剤散布など収穫まで次々と管理作業が必要なので 米作りのご苦労は大変そうに映ります

私の目には2024年の田植えで 専業的農家の「手植えの田植え」は皆無でした

これからはイベント的な催しでなけれは見られない光景になりました

また高齢農業者時代突入で 機械による「直播」が主流になるのも遠くない感じを受けます

 

過去記事2018 手植えの田植え

日本の農業・稲作の機械化は猛スピードで進化

昭和時代の主流だった田植えの手作業は 見ることも探すことも難儀になりました

温床の苗床では大勢の作業員が 世間話をしながら苗取りをしていました

田んぼでも 大勢で苗植えをしていた光景は 頭に焼き付いています

写真は数年前に撮りました

昨年 私は手植え作業に出会うことはありませんでした

 

少ない反別の高齢所有者が続けていた手植え作業

補植を除き わがやの地域・大野平野で見ることは 無理な光景になりました

正月同様のお祭り騒ぎで行った田植えの様変わり うれしくもあり さみしくもあり

ベトナムや中国の農村部で目に入る光景は 活気あふれています

代掻きや田植え作業の主役は 若者

 

 農村部の働き場所は 農地が主役なのでしょう

日本は機械化が進むと 若者が都会へ移動しました

ベトナムも中国も いずれ日本と同じ道を辿るのでしょう

将来 いろん不安・心配ごとが待ち受けているように映ります

 

過去記事 田植え

先日 徳島県の棚田百選の集落を歩いた

急傾斜の水田地帯は田植え準備の光景も目に入りました

大型機械が入らない棚田は 耕耘機で作業をしていました

棚田は土地の崩壊を守る作用もあるという

平地より劣る生産性の中での作付けは 集落を守るための意味あいもあるのでしょう

難しいことはわからないが 棚田を守り続けることは至難に映ります

都会の方も参加して守るシステムを国策として取り上げてほしいなあ

「蝦夷地の米は大野から」 北斗市(旧上磯町と旧大野町・合併)は水田発祥の地

先人の拓いた稲作作りが農業の主役です

大野平野は まもなく田植え真っ盛りになります 

 

19日にカッコーカッコーを耳にしました

カッコーの声が響くと 栽培OKです

昨日21日 大野平野のあちこちで田植えが始まりました 

棚田地帯とは正反対の機械化作業ですが 農業経営の課題もあるという 

手植え時代は田植え餅などが振る舞われましたが 今は伝統も簡略切り捨てです

今時代 減反のお陰もあって 水の心配はなし

恵まれた条件の中 田植えは順調に進むでしょう

願うは 豊年満作気象です 

 過去記事     田植え

昭和時代の田植えは 春のお祭りでした

小中学校を休んで 子守などのお手伝いをする光景を覚えています

あんこ餅を小昼に振舞う習慣もありました

たくさんあった習慣 ほとんど消え去りました 

 

苗は温床で育て 大勢の手で苗取りをしました

今は苗皿で栽培するので 人出は最少で済みます

農業は田舎の働く場でしたが 機械の進んだ今 様相は一変しました

 

今年は天候が良く 苗は順調に育ったようです

広い田んぼには あっと言う間に緑の苗線が引かれます

便利な田植え機登場で馬力は不要となり  お馬さんを飼う農家も姿を消しました

馬の堆肥で土づくりも 目にすることは至難の時代となりました

今月末までには 田植えは終わるでしょう

豊年満作 消費者も農業者も祈念

秋には安くて旨い米が店頭に並ぶことを期待

昔は水争いもあったらしいが 減反の影響もあり心配無用時代

減反政策が無くなると 農業基盤整備の進んだ影響で 地域によっては水不足の心配がありそう

 

過去記事馬籠宿の田植え   

               岐阜県中津川市馬籠 

   北海道の水田は 平野部がほとんど だが ここは山間部

             傾斜地に水田が当たり前

          

     貴重な水を 田んぼから田んぼへ再利用して引水

         

          北海道の水田と比べれば 非効率的

    利益はともかく 大型機械を導入できる北海道は 

            農作業の効率性に恵まれ

         北の大地に感謝の心 これを感じる

         

               石を積んで切り拓いた

              苦労の汗 感じる

            先祖代々の歴史を教える

         

       写真の水田は 馬籠宿保存地から徒歩5分

         

                田植え機は小型 

        農業法人化の傾向が強まっているが 

       ここでは 家族経営が一番を教えるてくれる

         

                     補植

       昔は 何十人もの女性が横並びで植えた

           腰を痛めたことも 理解できる

         

   自宅から 水田が見渡せるよう 高台に住宅がある

    雨の日も 風の日も 自宅から眺めながら管理できる

            山岳地帯の利点だなあ

         

思い出写真総集⑦2024年6月1日~6月31日

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