田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

鵜川五郎画伯のアトリエ

2023年02月14日 01時24分56秒 | その他

 JR北海道・函館本線 長橋地区への陸橋工事

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

 

行雲流水 鵜川五郎画伯のアトリエ

北海道北斗市市渡 鵜川五郎画伯アトリエ

新函館北斗駅から歩いて5分ほどに住宅兼アトリエがありました

ここで駅周辺の光景をたくさん描かれ 絵の大半は北斗市に寄贈されました

写真右の離れがアトリエ・・・数年前に取り壊され 今は更地になっています

 

今日のブログで紹介の「冬の陸橋」も近くです

 冬の陸橋 1994年作品

この陸橋は北海道新幹線札幌延伸工事により まもなく撤去されます

写真は新たな工事現場写真です

静かな環境でふるさとの絵を描いた住まい周辺は大きく変化し始めています

故人となった今 天から眺める画伯の心境は 不明 

 

北海道立函館美術館HPから転載

◆ 生誕100年 鵜川五郎
鵜川五郎(1919-2008)は、岩手県の大船渡生まれ。

 

岩手県師範学校(現・岩手大学教育学部)在学中に油彩画に取り組み、卒業後、教鞭をとるかたわら地域の美術団体に参加。全国的な公募展「白日会」展にも入選を果たしますが、1943(昭和18)年、23歳の若さで、当時不治の病と恐れられた結核を発病。闘病の末、1950年に北海道に来たのも、死地を求める思いだったといいます。

 

来道後、病は快方に向かい、大野町(現・北斗市)や七飯町で教鞭をとりながら独立展、全道展、赤光社などを舞台に作品を発表。1972 年に退職してからは画業に専念し画境を深めました。北海道の自然の様相を、緻密な写実により格調高く描く作品群には、自然への敬意がにじみ、現代における人間と自然の関係のありようへの批評的な姿勢も感じられます。

本展は鵜川五郎の生誕100年を記念し、北海道立函館美術館のコレクションによりその画業を回顧するものです。叙事詩的世界を描く壮大なスケールの作品、人の気配がない静謐な自然の情景、そして晩年に取り組んだ「魑魅魍魎」の連作まで、28点の油彩画により、鵜川五郎の世界をご堪能ください。

恩師は晩年 1000点を超える作品を数年かけて点検確認し 

合併前の大野町(現北斗市)に寄贈されました

 69才の自画像

 


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