田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

白米千枚田・能登地震

2024年01月05日 16時09分03秒 | その他

新函館北斗駅を利用して「楽しもう・道南観光」

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

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行雲流水 白米千枚田能登地震

北海道北斗市から「ふるさと&道南情報」を発信しています

能登地震・今だ安否不明者や孤立地域が多い・・・懸命な捜索支援活動に期待をしたいです

輪島市白米町(しろよねまち)にある世界農業遺産「白米千枚田」も被災したニュースが流れました

朝日航洋(株)提供写真によれば 白米千枚田より800m地点の国道が土砂崩壊で埋まっている

またNHKニュースでは 道の駅「千枚田ポケットパーク」付近も被災し 60台ほどの車と観光客が孤立しているという映像が流れました

地元の北國新聞写真記事(転写)でも幹線国道崩壊を伝えています

北國新聞写真記事(転写)によれば 

4ヘクタールにある約1000枚の千枚田もズタズタの被災を受けているという

世界農業遺産は 農業者はもとより多くの協力者によって守られていると聞きます

私も2007年から数回訪れ「守る力」を見学させてもらいました

2007年の能登半島地震から復興して日が浅く お気の毒でなりません

早く元通りに復興されることを祈るばかりです

過去記事2009年

      棚田・白米千枚田   

         石川県輪島市白米町 白米(しろよね)千枚田

         秋の収穫が終わったが 見学者が大勢

       知名度・人気 ともにナンバーワンの棚田です    

    

          行儀よく並ぶ光景は かわいさをふりまく

    しかし 水田として守ることは 収支・労働力とも大変そう

     4軒の農家と愛耕会が行政の助成を受けて守られている 

    

       日本海に滑り落ちそうに思える河岸段丘を眺めると

           いかに平地が少ないかが想像できる

    日本海の風雨を考えると 作付け条件は厳しいだろうなあ

    

       谷山用水を使っての水配分は 相当な知恵がいりそう

        水耕栽培は水が命 先人の苦労も教えられる

    

      田の畔が狭く 高齢になってからは管理作業も大変そう

      上から下へ歩いてみたが 道順を探すのも大変です

   作付けすることは 今の時代感覚では 大変の言葉の山となる

    

       大変と言えば 肥料や作付け道具の運搬も辛そう

  2003年の調査では 集落19戸のうち11戸が作付けしていたが

    今は4戸に減少したことが 農業経営の辛い現実を物語る

    

        2年前に訪ねた時と 作付け範囲の変化はない

 もし作付けされないと 豪雨などで土砂が海へと滑り込むのでしょう    

   

       展望台で 白米千枚田のコシヒカリが販売されていた

       1kg 800円 苦労味のうまさは格別でしょう

    

      

   御陣乗太鼓   

                    石川県無形文化財 御陣乗(ごじんじょ)太鼓

    輪島市・道の駅ふらっと訪夢など3ケ所を使い無料実演        

    

          演奏は 午後8時30分から午後8時50分

           輪島市内・宿泊施設のお客が主役

   

           太鼓の音色 あまりの腕前に 驚いた

 太鼓の演奏は こんなに素晴らしいのか ということが伝わってくる     

   

    相当な練習を積まなければ これだけのいい音は出せない

     働きながら郷土芸能を伝えることは 覚悟が要りそう

   

    発祥の地は輪島市名舟町 世帯が約70戸 人口は約250人

         この街の20人の打ち手が活躍している

           文化財を守る団結力が素晴らしい   

   

   1576年 上杉謙信の能登攻めに 武器を持たない名舟の人々は

             木の皮の面・海藻の髪をつけ 

       太鼓を打ち鳴らして追い返したという伝説の太鼓         

   

                  太鼓のリズム

   始め ゆっくり 次いで やや早く 最後は最も早く打ち切る

       「序 破 急」の三段打ち これを何回も繰り返す

   

  能登沖地震の被害の後遺症は大きく まだ悩みが山積だという

   能登の魅力を伝え 観光客回帰を願いつつ打ち鳴らしている

   


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