水曜日、夫が出張で留守でした。となると、途端に、夕飯が手抜きになる・・。その日は、私も忙しくて、午前中、読み聞かせの打ち合わせ、昼過ぎからは小学校のPTAの打ち合わせ。帰ってからは、太郎、次郎をサッカーに送り出し、花子を幼稚園へ迎えに行く。ま、忙しいと言っても、仕事ではないので、気楽なものですが・・。夕飯を作ろうかな~、でも、夫不在だし、お惣菜でもいいか・・てな感じで、近所のお店でから揚げ、シュウマイ、焼き鳥を買ってきました。後は、冷蔵庫にあるものを、ちょこちょこと!私としては、栄養バランスが~なんて思うのですが、子供には、好評なんですよね~。前日の夕飯なんか、牛スジの煮込み、鳥そぼろごはん、さつまいものサラダ、ゴーヤいため、豆腐・・と栄養満点の献立だったのですが、子供には不評。もう、いやになっちゃいます。はりきって作って、食べてくれないと、やはりいい気はしませんね。手抜きで喜んでくれるなら、いつも買ってくるぞ。夫が不在なら、手抜き・・決定です。そう考えると、ご主人が単身赴任の家庭の夕飯は、どうなのでしょうか?私は、夫には野菜をたくさん食べさせないと!と思って作るのですが、夫不在なら、毎日、手抜き・・。ということは、子供のご飯も、自分のご飯もおろそかになってしまいますよね?夫不在でも、しっかりとした夕飯を作るには、かなりのエネルギーが要りそう。うちも、いつか単身赴任の日がやってくるよな~。そうなったら、手抜きせずに、がんばらないと・・。
観てきました。いや~、泣きました。こんなお医者さん、いるわけない・・と思いつつも、ついつい入り込んでしまって・・。実際、私は、家族や親しい友人を亡くしたことがないので、人が死ぬ瞬間に立ち会ったことがありません!きっと、悲しいと思うのですが、やはり、ピンときません。でも、見れば見るほど、病院には入りたくないな~と思いました。幸い、私はまだ、出産以外での入院経験はありません。子供の入院時、付き添いで寝泊りした時には、早く出たくて出たくてたまりませんでした。あの独特の雰囲気・・きらいです。そして、日に日に弱っていく人を見るのもつらいですね。この映画では、救急医療の現場の忙しさが描かれていました。確かに、夜間外来に行った時、待つ身としては「早くしてくれ~」と思うのですが、現場も忙しくて、手が足りない状態なんですよね。医者不足・・?開業医はたくさんいるのに、現場の医師は足りない・・。日本の医療現場って、どうなってしまうんでしょうね?いろんなことを、ぼーーっと考えながら、観ていました。でも、宮崎あおいさんの、ほんわかした雰囲気と夫を気遣うやさしさがいいな~と思いました。加賀まりこさんの末期がん患者の演技も光っていました。とりたてて、どう・・というわけではないですが、最後には、暖かい気持ちにさせてくれる映画でした。私も、もっと、人にやさしくしないと・・。がんばらなきゃね。
読みました。前回、10年くらい前に読んだのですが、全く、どんな内容だったか、記憶の片隅にも残っていない。あれだけ、有名な作品なのに・・。村上春樹ファンが聞いたら、卒倒するかもしれませんね。とはいっても、精神を病んだ女の人が出てきたな・・という記憶は、うっすらと残っていました。確か、死んだよな・・といったことも・・。でも、読み返してみた今も、私には、云わんとすることが、よくわかりません!お叱りを覚悟して言わせてもらえば、どうして、そう高い評価を得るのかもわかりません!確かに、描写はすごく丁寧で、眼を閉じれば、容易に想像できるくらい描いてあるのですが、内容は??これを、学生時代に読んだならば、共感することができたのでしょうか?最近、映画化されましたが、どんな映画に仕上がっていたのか、なんとなく興味があります。淡々と話が進んでいくんだろうな~。同じ村上作品なら、個人的には、1Q84の方が、断然おもしろかったです。寝不足になるくらい、夢中で読みましたから・・。本も、好みが別れるものですから、仕方ないですよね。ここ数年読んだ本の中では、私は、柳美里さんの「ルージュ」と、三浦しおんさんの「月魚」と、石田依良さんの「リターン(だったかな?)」がおもしろかったです。ま、これも好みの問題だと思いますが・・。朝晩も涼しくなり、めっきり秋めいてきました。読書の秋・・。少しずつ、読書タイムを増やすとしようかな?
毎日のように、姉から金魚の報告があります。それは、何か・・?8月末、お祭りの金魚すくいで取った金魚達の様子を、毎日報告してくるのです。お祭り金魚は10匹、先住金魚が5匹。「それを、一緒にしていいものか・・?病気持ち金魚だったら、先住金魚も死んでしまう・・。」や、「2匹、死んだ・・。弱っているのもいるから、また、明日、死ぬかも・・。」や、「意地の悪い金魚がいて、弱い金魚をいじめてる・・。」やら・・。毎日、なぜに報告してくるのだ・・?とも思うのですが、その端々で「今日から9月、支店長から、数字を出せ(姉は、バリバリの営業の仕事をしています!)って、うるさく言われてる。これ以上、出せない・・。」と言った泣きの言葉も入っています。きっと、金魚にかこつけて、私に愚痴を言いたいんですね~。ちょっと、かわいいかも・・。今、義兄とケンカしてるし、母とはちょっと仲違いしてるし、誰も話を聞いてくれる人がいないのでしょうね??四面楚歌ってとこ??確かに、姉にもいっぱい悪いところはあるんですよね。ま、私の出る幕でもないので、実家滞在中は、敢えて、母の愚痴を聞いていました。姉は、毎日かなりイライラしていました。仕事に疲れ、子供に疲れ、夫に疲れていたんでしょうね~。ちょっと、距離を置いた今となっては、少しだけ、姉が不憫にも思えてきます。金魚報告ついでの愚痴くらい、何てことないです。それに、子供達も反抗期に入り、姉の言う事聞かず・・。それに比べたら、えさをあげたら、ぱくぱく食べ、癒してくれる金魚、本当にかわいいんでしょうね。私も、カメ、かわいいです・・。
テレビで、目黒のさんま祭りの様子が映っていました。震災で大打撃を受けたにもかかわらず、今年も7000匹のさんまが宮古から届いたそうです。毎年、無料で配られているのですが、今年は募金箱がありました。見ると、1000円札が何枚も入っていました。復興支援に一役買ってくれるといいですね。そして、その映像を見たら、「秋刀魚が食べたい・・。」すぐに影響されてしまいます。でも、夫に「今日の夕飯、何にする?」と聞くと、「さんま・・。」だそうで、夫婦同じですね。「でもね、今、さんま高いのよ!1尾、200円以上するから、安くなってからね~。」と言っておきました。そして、太郎は「オレは、鯛の干物が食べたい。」と。そうなんです。デパ地下のお高い、えぼ鯛の干物が、彼らは大好き。そういえば、最近、太郎のリクエストを無視し続けてたからな~。仕方ない!お高い干物を買って来よう・・。夫のリクエストは却下で、太郎のを採用。ちょっと心が痛みましたが・・。デパ地下へ。もちろん、干物ありました。その横に、きらきらと光る、丸々と太った秋刀魚が~。お値段、1尾300円。た、高すぎる・・。昨年は、1尾60円くらいで買っていたのに・・。しかし、3尾680円の文字が!た、高いが、こんなにおいしそうな秋刀魚を見たこと無い!清水の舞台から飛び降り(大げさ?)たつもりで、購入!とにかく、美味しかったです。はらわたまで食べました。みんなで「うまい、うまい・・。」と食べ、ちょっとだけ、えぼ鯛は格が下がった感じ?昨日の軍配は、圧倒的に秋刀魚に上がりました。
台風一過?昨日も、今日も、どんよりとしたイヤな天気です。昨日は、家の中で、一日中、ゴロゴロ~。さすがに、狭い家に5人がいると、いやでもストレスがたまります。朝食べたと思ったら、昼ご飯。洗濯物は、外で干せず、部屋干し。雨が降るので、窓は閉め切って・・。我慢ならず、エアコン入れて快適に過ごすことにしました。子供達もストレスがたまってきたのか、イライラ気味。そこで、夕方から温水プールへ行くことにしました。私としては、その間くらい、家で一人のんびりと過ごしていたかったのですが~。全く、行くつもりはなかったのですが、太郎と次郎が大人用プール(ひたすら泳ぐプールのこと。その他は、流水プールがあります。)で泳ぎの練習をするというので、そうすると、花子は誰が見るの・・?結局、私も行かざるを得ない状況。でも、行ってよかったです。久々のプールは、気持ちよく、流水プールで、のんびりと流されていると、すっきりした気分に。ひたすら、流されていました。太郎は、スイミングの進級テストになかなか合格せず、かなり焦っている様子。何としても、今月は受かって欲しいものです。見ていると、それほど、悪い泳ぎ方じゃないんだけどな~?やはり、専門家から見ると、まだまだなんでしょうね。次郎は、大人用プールだと足がつかず、夫がつきっきりで見ていました。今にも、溺れそう・・。花子も浮き輪でぷかぷか浮いて、楽しそうでした。未だに顔を水につけれない・・。何のために、スイミングにやっているのか・・。
台風12号が近づいています。昨日から、雨風が強く、近づいてくるのを実感。台風といえば、どうしても、20年前のりんご台風を思い出してしまいます。風で窓ガラスが割れ、家の中に風が吹き込み、母と二人で必死に戸で窓をふさいでいました。死ぬかも・・と真剣に考えました。次の日、体重が2キロ減っていました。真剣に頭を使ったんですね~。ですから、台風は怖いのですが、マンションはその点、快適です。雨風には、びくともしないし、ベランダさえ片付けておけば問題無し!後は、家にこもるのみ。外出できないから・・と言い訳しながら、家でのんびり過ごしています。これは、専業主婦の特権ですね。台風でも会社へタクシーで行っていた(すぐ、電車が止まるので・・)あの頃が懐かしい・・。でも、今回の台風は、非常に大型で、ゆっくり進むので、雨量が多いそうです。首都圏が水没するかも・・なんてニュースで言っていたので、ちょっとびっくりです。名古屋に住んでいた時、やはり水害で地下鉄は止まり、道は冠水し、交通網が麻痺したことがありました。夫は、帰宅する手段がなく、社有車を使って帰ってきたのですが、それでも自宅にたどり着いたのは、夜中でしたから・・。ゲリラ豪雨・・勘弁してほしいです。そして、被災地でも大雨が降ったら大変です。何事も無く、台風通過してほしいものです。明日が、一番、接近するそうなので、気をつけなくては!ちなみに、明日の夫のゴルフコンペは中止になりました。当然ですよね~。
実家から荷物が送られてきました。その際、いつも、母が手紙を入れてくれています。最後には、「体を大切にね・・。」といった内容のことが書いてあります。今回の帰省で、私の髪が異様に抜けるのを心配した母が、「シャンプーは、いい物を使いなさい!抜け毛が減ると思います。自分のこのシャンプーがおすすめだ・・。」といった事が書いてありました。思わず、くくっと笑ってしまいました。40になっても、娘は娘なんだな~と思って・・。70になっても、80になっても、子供は子供なんですね。実家が和歌山の友人と話したのですが、いつも、帰省して戻る時に、これが今生の別れかもしれない・・と思って帰るそうです。私も同じです。空港まで送ってくれる父母。その姿を見ながら、「これが最後なのかもしれないな・・。」と思います。いつ、何があるかわかりませんし、順番からいけば、確実に父母の方が先に死ぬからです。そう考えると、年に1度の帰省は、親孝行でもあるのかな??父は、「俺は、もういつ死んでもいい。」と言います。「延命治療の類は一切するな。胃ろうも結構。」と言っています。延命治療を断ると、すごく冷たい家族のように、言われるそうなのですが(医者、親戚等)、病院で寝ているだけの生活が、果たして幸せだろうか・・?と思います。延命治療を開始されると、自分の意思で死ぬことも叶わなくなってしまいます。ただ、生かされている・・。実際に、自分の父や母が目の前にいて、ドクターから「この呼吸器を外すと死にますよ・・。」と言われた時に、外す決断ができるのか・・わかりませんが、父の意思を尊重していきたいと思います。「紙に書いて残しておいてね・・。」と言ってますが・・。