゛ふりかけの丸美屋゛を全国に知らしめたのが、昭和35年に発売された「のりたま」である。
商品開発の発想は、現社長の父である末吉氏が、ふりかけの売り込みに出かけた先の宿泊旅館でのある出来事がキッカケであった。末吉氏は、朝食時に定番ともいえる「ノリ」と「生たまご」に着目し、「これを一つの商品に出来ないだろうか」と考えたことだった。
朝食時は、ちょっとデキるビジネスマンであっても、「今日一日の活力の源となる朝食をしっかりと食べて、バンバン売り込むにいくぞ」と戦闘モードに入ろうとする時である。しかし、末吉氏は違った。常に「どのような商品があれば、手軽に美味しく食べてもらえるだろうか」と考えていたのである。
「のりたま」は親しみやすいネーミングと翌35、36年に投入した大量のテレビ広告により大ヒットした。素朴で飽きのこない゛庶民の味゛は、時代を経ても世代を越え愛され続けている。「のりたま」は、現在も同社のふりかけの売れ筋ナンバーワン商品になっているのだ。
商品開発の発想は、現社長の父である末吉氏が、ふりかけの売り込みに出かけた先の宿泊旅館でのある出来事がキッカケであった。末吉氏は、朝食時に定番ともいえる「ノリ」と「生たまご」に着目し、「これを一つの商品に出来ないだろうか」と考えたことだった。
朝食時は、ちょっとデキるビジネスマンであっても、「今日一日の活力の源となる朝食をしっかりと食べて、バンバン売り込むにいくぞ」と戦闘モードに入ろうとする時である。しかし、末吉氏は違った。常に「どのような商品があれば、手軽に美味しく食べてもらえるだろうか」と考えていたのである。
「のりたま」は親しみやすいネーミングと翌35、36年に投入した大量のテレビ広告により大ヒットした。素朴で飽きのこない゛庶民の味゛は、時代を経ても世代を越え愛され続けている。「のりたま」は、現在も同社のふりかけの売れ筋ナンバーワン商品になっているのだ。