尼崎脱線事故～知床観光船事故～バスツアー

尼崎脱線事故から早くも17年経った。
大学卒業後、会社の寮に入った息子は、
3年間ずっと仲良しの同僚と二人で朝はいつも同じ電車で通勤していた。
寮にいられる期間は3年間のみで、息子は結婚の予定があったため、別のマンションに移り、
友達は今までと同じ路線の近くのマンションに引っ越した。

それから1か月も経たないうちに尼崎の脱線事故が起きた。
その電車に仲良しだった同僚が乗っていたのでは？と心配していたが、やはりそうだった。
1両目の車両から発見されたお友達はすでに亡くなられていたそうで、
それを聞いた私は涙が止まらなかった。
ご両親の嘆きは如何ばかりだったろうと思う。

どこで運命は変わるのか、運、不運はどこで決まるのかわからないが、
残されたものは命を大切に生きたいものだと思う。




今回の観光船遭難の事故も本当にお気の毒な事故だった。
強風の揺れる船の中でどれだけ怖い思いをされたことだろう。

私も船は好きだから何度も乗っているが、乗るときには船が沈むことなど微塵も頭にはない。
頭にないから乗れるんだと思うが、
これからゴールデンウィークや行楽シーズンが始まる中、安全第一に運航してほしいと思う。
亡くなられた方のご冥福を祈ります。



今回の事故について思い出したことがある。
随分昔の話だけど、四国行きのバスツアーに申し込みをしたのだが、
運悪く台風がまともにやってくるという。
多分中止になるだろうと思っていたところ、ギリギリになって決行すると連絡が入った。

エ～～！台風に向かっていくなんて！とは思ったものの、一応予定しているし、
「イヤだな、中止にしてくれないかな。」と思いながら集合場所に向かった。
集合場所に何とか向かったが風波は強まるばかり。

風雨の激しい中出発したが、トイレ休憩のサービスエリアもみんな閉まっていて、
お昼には何も食べるものさえない。
お昼はどこかで食べるつもりで荷物を減らそうと何も持参してなかった私。
サービスエリアは勿論、どこも開いていない。当たり前やね台風やもん。
本当にひもじい思いをしたわ！

旅行をキャンセルした人も数人あったようだが、大方参加していたようだ。
出かけてきた以上バスに乗っていないとしょうがない。
風雨の中、ホテルに到着した時はさすがにホッとした。

翌日台風は去ったが、海底水族館も水が濁って中止だったし、
四万十川はゴウゴウと水音を立てて流れていて怖かった。
結局その旅行に関しては観光らしいものは何もなし、思い出もなし、
お土産物店に寄ったくらいでどこもアウトだった。
台風の中、ホテルに泊まっただけで台風の思い出以外何もない旅行だった。

バス会社はキャンセルすると、
ツアー代金の払い戻ししなくてはならないから台風の中強行したのだとおもうが、
今から思っても何だか腹立たしい。
それ以来そこの旅行会社にツアーの申し込みをしたことは一度もない。

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