今日の一貫

農業再生機構  日本農業再生パートナーズの立ち上げ

いよいよ本格的な農業再生機構ができる。
農業の財務上の課題は、資本投下が大きい割には、回収が長期にわたること。
収入構造は、小銭を集めるような形になるため、長期金融が必要なことだ。
資本回転が悪いため金融の役割は非常に重要になる。
それにも関わらず、農業者で金融に精通している人は少ない。
作物は作れても金融には殆ど無知だ。
しかも制度金融自体も、融資が中心。
必要なのは、直接金融、出資だ。

そんなこんなで、経営が大切だ、成長が重要となってくると、中には、ちゃんとした営業活動ができてるのに、資金がショートしたりで倒産する可能性がある企業が出てくることになる。

そんな経営を助けようと、『農業再生機構」が完全な民間の出資で立ち上がった。
こうしたことは公的な支援も必要なのだが、しかし、民間の参加者の気概やよしだ。

ワタミの渡辺さんやナチュラルアーツの鈴木さんが中心らしい。「日本農業は成長産業に変えられる」でも116Pで紹介したが、こうした機関はもっと複数できて良い。


以下記事引用
ワタミは27日、農業生産法人の経営を支援する事業再生会社、日本農業再生パートナーズ(東京・千代田)に出資すると発表した。ワタミは日本農業再生パートナーズの第三者割当増資に応じ、発行済み株式総数の11・4%(200株)を引き受ける。取得額は200万円。
 日本農業再生パートナーズはワタミの渡辺美樹会長や整理回収機構(RCC)の奥野善彦前社長ら16人が発起人となり、同日に設立された。代表者には農業ベンチャー企業ナチュラルアートの鈴木誠社長と、ディーアイティー・パートナーズの江口文敏社長が就いた。
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