毎日更新!中谷比佐子のきもの365日

きもの日記です。さて何を着よう?と思ったときの参考にも

浴衣と帯

2011年07月19日 | きもの
東京では三社祭りの声が上がると
浴衣を用意しましたね
そして7月のホウズキ市では浴衣が大盛況
今では「花火と浴衣」という感じですが

ホウズキ市に新しい浴衣と下駄を下ろす
という人が多かったように思います

東京は7月がお盆ですので
紗の袈裟を着たお坊さんは大忙し
ナスやきゅうりを馬の形にしてお供えします

馬は大切な家畜で今の自動車と一緒みんなの足です
高田馬場とカとにかく馬を集めるところが多かったのでしょう
馬に関する名前の町名が多いです

浴衣といえば半巾の帯をさらりと結びます
若い人はお文庫やたてや、年配は貝の口結び
男は脇縫いの線より少しずらした貝の口
浪人結びまたは兵児帯も若々しい

半巾帯はどうしてもヒップが丸見え
おはしよりをきちんと整理し
そのおはしよりと帯の間にプチタオルを入れておくと
ヒップラインが美しく見えます
それに汗をかいたときそのプチタオルを使えますね

男は懐に手ぬぐいを折りたたんで入れておくと
横隔膜が広がって見えて力強い色気が出ます
更に小さいハンカチを折りたたみ
帯の結び目の下に入れておくと
後姿に艶が出ます