映画はきもので

日曜日、友人と映画を観に行きました。
東京は節電で、冷房も弱い所が多いのですが、
映画館は別でしたね。
もう冷え冷え。
30分もしないうちに、
「ちょっとブランケットを借りて来るわ」
と友人は席を立つ。
きものをきている私は余裕。

そのうち友人はブランケットだけでは足りず、
「冷房を止めてもらうわ」
とまた席を立つ。
しかしね、ビルそのものの冷房なので
そう急には止められないわけですよ。
「帯揚げを貸してあげるから、首に巻きなさい」
「ありがとう　そうする。いいの？あなたは」
「大丈夫よ」
「きものって身を守ってくれるのね」
「シー」と前の席の方・・・・・・

「寒くて寒くて何みたんだかさっぱりわからないわ」
「冷房効かせすぎね」

実は私、劇場には必ずきものを着て行きます。
多くの場合は冷房がキチキチ効いています。
何より、足袋がいいのですね。
足を冷やしませんから。
自衛ということは大切。

映画館にはきもので行きましょう。

ちなみに友人のスタイルは、ノースリーブのワンピースに
薄手のカーディガン、それに素足にサンダルでした。