【 Album Data 】
リリース:1974年12月10日
チャート:オリコン1位
懐かしい邦楽:016 〜 ビートルマニアにとって気になる曲
聾桟敷(つんぼさじき)の語源
江戸時代の劇場で、正面2階桟敷の最後方の席。舞台に遠く、役者のせりふがよく通らないところから、このようにいわれるようになった。
必要な事柄を知らされないでいて、疎外された立場の事。
「蚊帳の外」と同じ意味。
「蚊帳の外」と同じ意味。
昨今、ちょっとしたことで、あれこれ非難する人がいるのが目に付きます。
一番笑ってしまうのが、海外の有名アーティストが着物を着たりすると、『文化盗用だ』と大騒ぎする輩がいることです。 別にその異文化を馬鹿にしているならともかく、その文化に憧れたり、リスペクトした結果であるものなら、何の問題にもならないと思いますがね! そんな事をいうなら、洋服を来て、ちょんまげをしないで生活している99.99%以上の日本人は文化盗用で責められることになってしまいます。 いずれにせよ、これに限らず、何かしらの文句を言わなければ気が済まない残念な人が一定数いることは紛れもない事実です。
差別用語
今日ご紹介する吉田拓郎の「ペニーレインでバーボン」は、歌詞の中に差別用語にあたるとされ、レコード会社は長きに渡ってCD化を躊躇して来ました。 冒頭に記した「聾桟敷 つんぼさじき」の“つんぼ”が差別用語に当たるわけですが、この“聾桟敷”という言葉自身は江戸時代から伝わるもので、歌の中でも、聾唖者に対しての悪意など微塵も感じられず、ただ単に昔から使われている言葉をそのまま使っただけなんですがね。
そして、高校野球の中継で足を怪我した選手を見たアナウンサーが「まだ、びっこをひいてますねぇ」と心配そうに言ったら、「アナウンサーともあろうものが、“びっこ”という差別用語を使うとはけしからん」という苦情の電話が入ったこともあるそうです。
勿論、ある程度の線引きは必要だと思いますが、これって、日常的に使う言葉ですよね? こういったのを見聞きすると、本当に面倒くさい世の中になってしまったなあと思い、自分が有名人だったら、頻繁に苦情の電話を貰うことになりそうです(^O^)
原宿ペニーレイン
これは皆さんもご存じだと思いますが実在するお店で、ビートルズの曲「ペニー・レイン」から付けられた店名です。 何となくビートルズに因んだ名前が付いているとつい行ってみたくなるのが”ビートルマニアの性”、上京してから、新宿歌舞伎町で、偶然、「ビートルズ」という喫茶&パブを見つけ何度か飲みに行ったことがあります。 確か飲み物の名前に「イエローサブマリン」とか「ラバーソウル」とかの名前が付いていた記憶があります。
その時に友人と「自分が喫茶店をやるなら」という前提で店名を考えてみた結果...
原宿ペニーレイン
これは皆さんもご存じだと思いますが実在するお店で、ビートルズの曲「ペニー・レイン」から付けられた店名です。 何となくビートルズに因んだ名前が付いているとつい行ってみたくなるのが”ビートルマニアの性”、上京してから、新宿歌舞伎町で、偶然、「ビートルズ」という喫茶&パブを見つけ何度か飲みに行ったことがあります。 確か飲み物の名前に「イエローサブマリン」とか「ラバーソウル」とかの名前が付いていた記憶があります。
その時に友人と「自分が喫茶店をやるなら」という前提で店名を考えてみた結果...
喫茶『ペパー軍曹と黄色い潜水艦』ということになりました
ペニーレインでバーボン / よしだたくろう
作詞・作曲 吉田拓郎
時がたってしまうことを
忘れてしまいたい時があるよね
すべてのものがなにもかも
うつりかわってはいるものの
何となく自分だけ意地をはり通して
さからってみたくなる時があるよね
※※そんな時僕はバーボンを抱いている
※※そんな時僕はバーボンを抱いている
どうせ力などないのら
酒の力を借りてみるのもいいさ
こうして今夜も原宿ペニーレインで
原宿ペニーレインで飲んだくれてる
ペニーレインでバーボンを
ペニーレインでバーボンを
今夜もしたたか酔っている※※
恋人の顔なんて
思い出したくない事があるよね
まして逢いたくなる程の
気持ちもわかない一日なら
自分ひとりで歩いていたい
表参道ならなおいいさ
※※ 繰り返し※※
テレビはいったい誰のためのもの
見ている者はいつもつんぼさじき
気持ちの悪い政治家どもが
勝手なことばかり言い合って
時には無関心なこの僕でさえが
腹を立てたり怒ったり
※※ 繰り返し※※
あまりに外は上天気すぎて
雨のひとつも欲しくなり
こんな天気は僕には似合わないんだと
肩をすぼめて歩く時
陽気に生きて行く事が
何だかみっともなくもなるよね
※※ 繰り返し※※
みんなみんないいやつばかりだと
おせじを使うのがおっくうになり
中にはいやな奴だっているんだよと
大声で叫ぶほどの勇気もなし
とにかく誰にも逢わないで
勝手に酔っ払っちまった方が勝ちさ
※※ 繰り返し※※
CD化やDVD化に支障をきたす為か、ライヴでは、「つんぼさじき」を「蚊帳の外」に置き換えて歌っています。
いつもありがとうございます。
店名候補に「アビーロード」とかのアルバムや曲のタイトルは出ても、当たり前過ぎて直ぐに却下、「甲虫伝説」あるいは平仮名で「かぶとむし伝説」「4匹のかぶと虫たち」なんてのが最終選考に残りました(^O^)
差別用語は一歩譲って分からなくもないですが、文化盗用は絶対に変ですよね。
何れにせよ、「あんた、どれだけ立派な人間なの?」と言いたくなるような、些細なことで文句を言う人が多くなりました。
自分としては「ひとりぼっちのあいつ」とかどうかなと。
(「ノーウェアマン」の日本語タイトルですが)
差別用語に関しては、基準がよくわかりませんね。
明らかに差別的な意図をもって使われるのは問題ですが、
「ペニーレインでバーボン」みたいにただ用語が入っているくらいなら
大丈夫とは思うのですがねぇ。
ジャックスの「からっぽの世界」は、「〇し」が引っかかって
なかなか再発されませんでしたが、比較的早い時期に修正なしで再発されていますね。
モップスの「ブラインドバード」も「〇くら」が引っかかってその曲だけカットされていましたが、
10年ぐらい前の再発では無事に収録されています。
今までが過剰に反応し過ぎていたんでしょうね。
「時計が狂っているよ」と言っても「狂うはまずいですよ」との反応があったという
話も聞いたことありますね。
おはようございます
「Abbey Road」なんて本当に多いですね。
今はやってるかどうかは知りませんが、家の近くでも貸スタジオでありました。
喫茶「ひとりぼっちのあいつ」は複数人での入場お断りってことですかね(^O^)
まあ冗談はさておき、200曲以上あるのに、意外とビートルズの曲名で喫茶店なんかの店名に当てはまるのは思ったより少なく、その中でも、やっぱり「ペニーレイン」はピカイチだと思います。
驚いたのは「21世紀の精神異常者」がいつの間にか「21世紀のスキッツォイド・マン」に変わっていたことでしょうた。未だにこの新タイトルには馴染めません。