Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ハイ・ハイ・ハイ / ポール・マッカートニー&ウイングス:1972年作

2023年03月14日 09時30分08秒 | Paul McCartney

【 Single Data 】
リリース:1972年12月1日(英国)、12月4日(米国)
チャート:英国5位、米国10位

迷走?
ウイングスのデビュー曲は政治的な内容から放送禁止、そして次作が童謡をモチーフとした曲であることを前回お話しました。

・1972年2月25日リリース:「アイルランドに平和を」
・1972年5月12日リリース:
「メアリーの子羊」

しかし、これらの曲は、後年のツアーで演奏されることもなく、この頃のポールは、ウイングスの方向性を見つけられずにいて、まだまだ手探りの状態だったようです・・・

暗中模索するポール・・・
英国内の大学などで、抜き打ち的なライヴ活動をする事により、徐々にバンドとしての形態を整えて行きます。

そんな中でリリースされた3枚目のシングル~このシンプルなロックンロールが、初期のウイングスの指針となる曲となりました。

今日ご紹介する「Hi.Hi.Hi」は、その後にリリースされる「いとしのヘレン」にも、ベースの効いたノリのいいサウンドが受け継がれるなど、初期ウイングスの典型的なロックンロールを形成したように思われます。

ライヴ映えするこの曲は、コンサートの定番曲に!

ところが、この曲・・・

エロ過ぎは駄目ですよ!
デビュー以来、ウイングスとしては、初めてのバンドの曲らしい「Hi.Hi.Hi」でしたが、「歌詞の一部に猥褻な表現がある」との理由でBBCから放送禁止処分・・・
ポール自身は、何かと言い訳をしておりますが、歌詞ばかりでなく、バックも淫猥さが感じられますね!(笑)
しかし、チャート的には、放送禁止になったにも係わらず、英国5位、米国10位を記録。
僕自身は、この曲がヒットしたとか、しないとかではなく、リリースされた際、「いよいよポールがノッて来たなあ」と感じたものです。

それにしても・・・
政治的理由で放送禁止➡︎ 童謡をモチーフ➡︎ エロ過ぎて放送禁止
まさに“縦横無尽”ですな!
 
【 Album Data 】
リリース:2001年3月7日
チャート:英国5位、米国2位

ジャケットがおかしい!
この曲のジャケットの中のポール、何か変だ???
実はこのジャケット、レコード会社のミスで裏表逆に焼かれてしまいました!
僕は買った時から気づいていましたよ!
ただし、ミスでなく、ワザとそうしたと思ってました(^O^)

ハイ・ハイ・ハイ / ポール・マッカートニー&ウィングス
駅で君を見かけたら
君はブートレッグを片手に立っていた
僕のところに行って
マルチ・カラー・バンドを楽しんでいたんだね
君の気分はハイ・ハイ・ハイ
夜はまだこれからさ
僕の恋人になるんだったら
朝からロックすることさ
だって
僕らの気分はハイ・ハイ・ハイ
音楽をかけてロックするのさ
だから バイバイなんて言わないで
夜が明けるまで ロックするのさ
君の大好きなアレをやってあげるよ
メロディ付きでたっぷり愛してやるよ
真昼の太陽の下で 気分はハイ・ハイ・ハイ
さあ その仮面を脱ぐんだ
ずっと長いこと旅をしていたから
そろそろ ここらでベッドに横になりたいんだ
君のおっぱいを抱きながら眠りたいのさ
君の大好きなアレをやってあげるよ
メロディ付きでたっぷり愛してやるよ
そうさ たっぷり 君を乗り回したい
だって 夜はまだこれからなのさ
音楽をガンガン鳴らして
僕らの気分はハイ・ハイ・ハイ
だから バイバイなんて言わないで
夜が明けるまで 愛し合うのさ
君の大好きなアレをやってあげるよ
メロディ付きでたっぷり愛してやるよ
真昼の太陽の下で愛し合えば
気分はハイ・ハイ・ハイ
気分はハイ・ハイ・ハイ
Oh baby

Oh...oh...oh...oh...oh
ハイ・ハイ・ハイ
ハイ・ハイ・ハイ
真昼の太陽の下で愛し合おう

♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩

【 All Japan Pop 】1973年2月19日付
01.イージー・アクション / T.レックス
02.カリフオルニアの青い空 / アルバート・ハモンド
03.ハイ・ハイ・ハイ / ポール・マッカートニー&ウイングス
04.片想いと僕 / ロボ
05.トップ・オブ・ザ・ワールド / カーペンターズ
06.クロコダイル・ロック / エルトン・ジョン
07.クレア / ギルバート・オサリヴァン
08.明日を生きよう / ラズベリーズ
09.恋のフィーリング / カプリコーン
10.ピース・オブ・エイプリル / スリー・ドッグ・ナイト
11.クレイジー・ホース / オズモンズ
12.うつろな愛 / カーリー・サイモン
13.愛の休日 / ミッシェル・ポルナレフ
14.シュガー・ミー / リンジー・ディ・ポール
15.バーニング・ラブ / エルヴィス・プレスリー
16.ベンのテーマ / マイケル・ジャクソン
16.冬の散歩道 / サイモンとガーファンクル
18.ダイアログ / シカゴ
19.ジーン・ジニー / デビッド・ボウイー
20.スイート・サレンダー / ブレッド






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