Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ エンプティ・ガーデン / エルトン・ジョン:1982

2023年12月09日 07時00分00秒 | 1980年代の洋楽
庭師とは・・・
庭を一つの造形空間として設計施工、製作する人。

自分の頭の中に描いたものを形にする、いわゆる芸術家ってことですね!

ガーデニングが趣味だったのがジョージ・ハリスン・・・\( ˆoˆ )/
そして、、、
映画『キャンディ』で、エロ庭師役を演じたのがリンゴ・スター・・・(#^.^#)

エルトン・ジョンは、ジョン・レノンをこの庭師に喩えて追悼曲を作りました。

 【 Album Data 】
リリース:1982年4月9日(米国)
チャート:Billboard 17位

1960年代、既存のものに捉われず、次々と新しいものを創造し、音楽シーンに革命を起こしたのがビートルズだったからこそ、クリエイティブな作業をする庭師にジョンを喩えたのは、実に的を得た選択だったのかも知れません。
また、世紀の馬鹿者マーク・チャップマンは1匹の害虫に見立てられています~当然ですね!

彼はこの曲を、ジョンの死後、1年以上も経った1982年4月に発表しました。
ポール・マッカートニーも、丁度、同じ年の4月にHere Todayを発表。
勿論、アルバムのリリースのローテーションもあるんでしょうが、落ち着いて振り返れるのは、多少の年月が必要だったのでしょうかね?

丹精を込めて作り上げた庭を
1匹の害虫が全て台無しにしてしまった!

素晴らしい庭になる筈だったのに、今は空っぽで何も生えていない庭
君の代わりなんて、誰もなれやしないんだ!
返事をしてくれよ!ジョニー!

エルトン・ジョンが渾身のヴォーカルを聴かせてくれます!

エンプティ・ガーデン / エルトン・ジョン
ここで何が起こったんだろう?
ニューヨークの夕焼けが消え失せると
敷石で囲まれた空っぽの庭を見つけた

ここに誰が住んでいたんだろう?
彼は手入れを怠らない庭師だったに違いない
雑草と共に涙も引き抜いて
作物を立派に育て上げたんだ

でも 今では全てが奇妙に見える
一匹の虫が全てを台無しにしてしまった

何のために残っているんだろう?
ブラウンストーンの扉のそばの 空っぽの庭
歩道に沿った壁の裂け目からは
もう何も育たないんだ

ここに誰が住んでいたんだろう?
彼は手入れを怠らない庭師だったに違いない
雑草と共に涙も引き抜いて
作物を立派に育て上げたんだ

僕らは驚き 立ちすくみ ただ呆然とする・・・
その人の代わりとなる庭師なんて誰一人いない

僕は扉をノックし続けてのに誰も応えてくれない
一日中ずっと こうしてノックしているのに
そして僕は呼び続けているんだ
ヘイ、ジョニー!外に出て来いよ、一緒に遊ぼうよ!

涙ながらに誰もが口にする
若い頃は本当に熱心に庭を耕していたんだろうって
でも もし彼に聞こえたなら
彼はこんな風に言ったかも・・・
「根っこはもっと丈夫になっただろう」って

ここに誰が住んでいたんだろう?
彼は手入れを怠らない庭師だったに違いない
雑草と共に涙も引き抜いて
作物を立派に育て上げたんだ

今 僕らは雨が降るのを祈る
そして 落ちてくる雨粒のひとつひとつが
君の、君の名前に聞こえるんだ・・・

僕は扉をノックし続けてのに誰も応えてくれない
一日中ずっと こうしてノックしているのに
そして僕は呼び続けているんだ
ヘイ、ジョニー!外に出て来いよ、一緒に遊ぼうよ!

僕は呼び続けているんだ
ヘイ、ジョニー!外に出て来いよ、一緒に遊ぼうよ!
君の空っぽの庭で・・・





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