“子役俳優は大成しない”
このジンクスは日米を問わず存在する?
小さな時から、TV、映画などで活躍する子供の俳優さん、そのまま、俳優として大きく成長、あるいは幸せな人生を全う出来るかというと、そうでない場合が多いようです・・・
その典型的な例が、1999年に殺人を犯し、無期懲役の判決を受け刑務所に収監されている『子連れ狼』の大五郎役の西川和孝受刑者でしょう。
更に映画『ホームアローン』の名演で一躍人気者になったマコーレー・カルキン君は、10代でアルコール依存症、その後、お決まりのドラッグによる逮捕、映画『E.T.』で、主人公の妹役を演じたドリュー・バリモアも、9歳で飲酒、10歳でマリファナ、12歳でコカイン...etc と壮絶な十代を過ごしております。
しかし、彼女は、その後、結婚、離婚、ゴシップにまみれながらも、映画で主演を張れるまでになったからマシな方ですね!
ただ最近では、安達祐実さんを始めとして、芦田愛菜ちゃんや鈴木福君など、大きくなっても活躍するケースが珍しくなくなって来ました。 “第二の大五郎”が出ないことを祈るばかりです。
トレイシー・ハイドは・・・?
それまで雑誌などの少女モデルをやっていたトレイシー・ハイドは、その写真が『小さな恋のメロディ』の脚本家の目に留まり、その人からオーディションを受けるように勧められました。
脚本家からの推薦、これ程、確かなものはないでしょう!
そんなことで、彼女は、オーディションを受け、見事、メロディ役を射止めることに成功しました。
映画出演後もTVドラマ等の仕事をこなしますが、『もっと勉強がしたい』という願望が大きくなり、女優稼業の休業を決意、そして、進んだ学校が秘書を養成する専門学校・・・
その後、法律事務所の秘書として働くようになったというから驚きですね!
その事務所の人たち、毎日、働くのが楽しかったでしょうねぇ~
その法律事務所、もしかしたら、“行列のできる法律事務所”だったんでしょうか?(笑)
1980年代に入り、一旦、女優業に復帰しますが、今では結婚し、3人の子に恵まれた静かな生活をしているとの事・・・
マーク・レスターは・・・?
一方のマーク・レスターは、『小さな恋のメロディ』の際は、すでに子役スターとしての地位を築いていました。
その後、何本か映画出演するも、自身の成長と共に、人気が下降していきました。
“昔のイメージをいつまでも持たれてしまう!”
このあたりが、子役俳優の悲劇なんでしょうね!
1977年以降、出演依頼がパッタリ途絶えたそうです・・・その時、レスターは19歳!
結局、28歳で俳優として見切りを付けるわけですが、その9年というものは長く苦しかったでしょうね!
しかし、彼が立派だったのはここからです!
しばらくして、“整骨師”の資格を取り、今現在、チェルトナムで“カールトン・クリニック”という病院を開業しているとの事・・・
この映画の二人は地道な生活を選んだことが、幸福を呼び寄せたようですね!
今日ご紹介するのは、映画『小さな恋のメロディ』のオープニング・シーンにも使われた美しいメロディー、その後、地道な人生を歩んだ二人を導いたような内容の曲の紹介です。
朝を迎えて幸せを感じられる生活
私、まだまだ、そこまで達観できておりません!
休みの日に、「ああ今日は休みだった」と2度寝する事、これぞ究極の幸せのひととき!(笑)
人生における子供時代は、1日の始まりの朝のようなもの・・・
時はゆっくりと過ぎて行く。
焦らず、慌てず、歩んで行こう!
安らかな夜を過ごし、幸せの朝を迎えられる喜びを感じよう!
この映画のテーマにぴったしの曲が、ビージーズの「In The Morning」でした。
この曲は、元々は、1966年にリリースされたビージーズのセカンド・アルバム『Spicks and Specks』のセッションで生まれた「Morning of my Life」を手直ししたもので、映画の挿入歌として使われ、日本ではこの 曲も独自にシングルカットされました。
イン・ザ・モーニング / ビージーズ
月がまだ残る朝
僕が一番好きなこの時間に
君は僕を見つけるよ
虹を眺め 太陽の光に戯れ
水溜りは昨夜の寒さに凍っている
これが僕の人生の朝だ
昼間
前みたいに君に会うよ
海底のそばで待っている
僕を君は見つけるよ
流れ行く砂に城を建てる
誰も理解できない世界で
これが僕の人生の朝だ
僕の人生の朝
1分が流れていくのがすごく長いんだ
どうか辛抱して欲しい
これはまだ朝に過ぎない
そして君はいまだに
君の昼間に生きているんだ
夜には君と共に
月へと飛んでいこう
僕の部屋の右上の隅へと
そこで太陽が輝くまで僕達は留まるんだ
次の日が列を成して並んでる
僕はあくびをしているだろう
これが僕の人生の朝だ
栄光から転落の壮絶な人生を過ごしてきたと聞きます。
お金が絡むとトラブルが寄って来るものですね。
俳優業というのは、一度付いたイメージを払拭するのは大変だと思います。
例えば、竹内力さんなんかは、金貸し業のイメージが拭えない感じですね。
ビージーズに関係ない話ですみません。
最近の子役出身の役者さん、同年代の一般人の人より、寧ろ礼儀正しい方が多いみたいですね。 親御さん、事務所の人がしっかり教育してるんでしょうね。
俳優さんも、役が余りにもハマり過ぎるのも良いのか悪いのか分からない(^O^)
マークレスターが白衣を着てお仕事するのを、テレビで見て本当に感心しました。賢い人だと思いましたよ。沢山の事ご存知でビックリです。
また、楽しみにしています。
Bee Geesは後にディスコ・ブームのど真ん中で、大変貌を遂げるわけですが、自分のイメージとしてはやはりこの頃のイメージがそのまんま彼らのイメージとなっています。
女性がまだ20代で整骨師になったばかりの彼に治療してもらったら、緊張で固まってしまう人が続出しそうですね。