Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ シーズン / アース・アンド・ファイアー:1970年作

2023年08月08日 07時00分00秒 | 1970年代の洋楽

【 Single Data 】
リリース:1970年1月17日(オランダ)、1971年1月5日(日本)
チャート:オランダ2位、オリコン8位

ヨーロッパ勢が日本の洋楽チャートを席巻!
1970年当時は、英語圏のグループばかりでなく、オランダを始め、フランス、イタリアなどのアーティストの作品が日本のヒット・チャートを賑わせておりました。

1970年に始まった、オランダ出身のショッキング・ブルーのブレイクは、翌年になっても衰えることなく続きます。
こうなると「ショッキング・ブルーに続け」とばかりに、同系列のグループが登場するという図式は、今も昔も変わりません・・・(^O^)
オランダ産の音楽はダッチ・サウンドと呼ばれ、ちょっとしたムーブメントになり、そのブームに乗って、1971年の年明けと共に大ヒットを記録したのが、オランダ出身のグループ"Earth & Fire"でした。

苦労して手に入れました!
今日ご紹介する曲は、イントロ、エンディング共に印象的な凝った作りの「Seasons」です。
因みに作品を提供したのは、同じオランダのゴールデン・イアリングという人気バンドなんですが、この日本では、ショッキング・ブルーアース&ファイヤーのようなずば抜けたヒット曲がないせいか、残念ながら印象が薄いですね!

CD時代になって
CD時代になって、どうしても聴きたくなったこの曲、70年代のベストCDを探したのですが見つからず・・・
そんな中、"The 70's"という2枚組のベストCDが、次々と3セット(126曲)発表されました!
当然、その中にもこの曲があると思ったんですが・・・ない!

仕方なく、この1曲の為にオランダの輸入盤を購入しました・・・が・・・

 
その直後に2枚組シリーズから洩れた曲が更に追加して1枚ものでリリース、その中に収録されていました。
毎回、この様な間抜けなことを繰り返しておりました!(笑)

この"The 70's"はシリーズ全部で126曲の選りすぐり、更に上の"Another Side 70's"もシリーズとして、もう1枚リリースされており、計43曲が収録、余程のB級ヒットでない限り、代表的な70年代のポップスが全部揃います!
懐かしい70年代のヒット曲が169曲❗️
それでも、僕にしてみれば、まだ洩れがあるから嫌になってしまいます!(T . T)
中々聴けないからこそ、B級ヒットが懐かしいんでしょうね!

シーズン / アース&ファイアー
空が青くなるまでには
太陽が朝露を乾かすまでには
時間がかかるものさ
歳月も季節もない時間
でも季節がそこにあるなら
あらゆる種類の雰囲気がそこには漂う
空は青かった
ヴェルヴェットの肌には星もない
冬、木には霜がおりてくる
もう1週間寝て過ごそうか
夏、暑さからとてもこの身を守れない
涼しい影に席を見つけなくちゃ

1日が明けるまでには
雨が芝生に降るまでには
時間がかかるものさ
歳月も季節もない時間
でも季節がそこにあるなら
あらゆる種類の雰囲気がそこには漂う
湿った雨
ガラスのように透明だ
秋、空に舞うスズメたち
でも枝の葉は枯れていく
春、新しく誕生する命の音
行動に移そう、今がそのときだから

空が青くなるまでには
太陽が朝露を乾かすまでには
時間がかかるものさ
歳月も季節もない時間
空が青くなるまでには
太陽が朝露を乾かすまでには
時間がかかるものさ
歳月も季節もない時間
Doo doo doo doo....

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬

さて、この「シーズン」と激しくチャート争いしたのが、我らがビートルズジョージ・ハリスンの名曲「マイ・スウィート・ロード」だったんです!
いよいよ4人のビートル達が一番活発にチャートを賑わせた時代に突入です!

【 All Japan Pop 】1971年3月1日付
01.シーズン / アース・アンド・ファイアー
02.マイ・スウィート・ロード / ジョージ・ハリスン
03.カモン・エヴリバディー / U.F.O.
04.ブラック・マジック・ウーマン / サンタナ
05.ノックは3回 / ドーン
06.太陽は燃えている / エンゲルベルト・フンパーディンク
07.ナオミの夢 / ヘドバとダビデ
08.涙のクラウン / スモーキー・ロビンソンとザ・ミラクルズ
09.魔法 / ルー・クリスティ
10.あなたのとりこ / シルヴィ・バルタン
11.移民の歌 / レッド・ツェッペリン
12.カム・トゥギャザー / オリジナル・キャスト
13.この胸のときめきを / エルヴィス・プレスリー
14.嵐の恋 / バッドフィンガー
15.悲しき初恋 / パートリッジ・ファミリー
16.雨を見たかい / クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
17.明日なき幸せ / ザ・ウエイク
18.想い出のサンバーナディーノ / クリスティ
19.傷ついた小鳥 / メラニー
20.ジプシー・クイーン / ジプシー





4 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2023-08-08 13:25:56
こんにちは!
懐かしい曲です!seasonの箇所の歌い方が独特だと思っていました。この曲も実はブログを拝読しなければ、忘却の彼方でした。ランキング曲全部分かります。華やかな時だったのですね。日本だけで流行った曲もあり面白いですね。有り難うございました。なおとも
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Unknown (sakaki45)
2023-08-08 23:28:37
アース&ファイアーの初期3枚は特にプログレ色が強いので、
以前、紙ジャケCDが出た時に購入しています。
「シーズン」はファーストに入っていましたね。

しかし思っていた以上に「シーズン」って売れていたんですね。
安めの値段で「シーズン」の日本盤シングルの中古を買ってました。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-08-09 07:42:17
@naotomo3451 さんへ
おはようございます🌞
ショッキング・ブルーといい、このアース&ファイアといい、オランダ人女性って、随分、見た目が暗い感じの女性が多いんだなあと思っていたのが懐かしいです。
この時期は正に洋楽の全盛期だった様な気がします。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-08-09 07:49:40
@sakaki45 さんへ
おはようございます😃
「シーズン」は売れましたね!
僕はベスト盤を持ってますが、他にもいい曲が沢山ある。
「この曲は日本語の歌詞を乗せて歌ったら、カッコいいのになあ」と思える曲もあり、オリジナルに自信のないバンドは、それに拘らずスリー・ドッグ・ナイトの様に、無名の曲を掘り起こしカバーすればいいのにといつも思っています。
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