【 Single Data 】
リリース:1970年12月20日(日本)
チャート:オリコン40位
“弁当タイム”の定番ソング
今のヒット・チャートでは殆んど見られないインストゥルメンタルのヒット曲が目立ったのが1970年代でした。
NHKの番組、こんな健全なイメージのポール・モーリアの音楽・・・
驚いた事に、多くの皆さんが、ポール・モーリアの曲はお昼に流れたと言うんですね!
今でもその伝統は受け継がれているんでしょうかね?(^O^)
今日ご紹介するのは、1971年初め、この日本でヒットしたポール・モーリア楽団のインストゥルメンタル曲「エーゲ海の真珠」です。
中間部のスキャットは、「シェルブールの雨傘」でお馴染みのダニエル・リカーリ、彼女のことはこの曲で知りました。
1970年代は、随分、こういったインストゥルメンタルがヒットしました~とは言っても、殆どが、映画音楽だったんですけどね。
今では、「スターウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」といったものを除けば、映画音楽といってもロック・ミュージシャンなどとタイアップした映画ばかりで、純然たる“映画音楽”が減ってきているのが現実、しかも、誰でも知っている「スターウォーズのテーマ」がヒットするかといえば、中々難しいのが現状なんでしょうね。
中間部のスキャットは、「シェルブールの雨傘」でお馴染みのダニエル・リカーリ、彼女のことはこの曲で知りました。
1970年代は、随分、こういったインストゥルメンタルがヒットしました~とは言っても、殆どが、映画音楽だったんですけどね。
今では、「スターウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」といったものを除けば、映画音楽といってもロック・ミュージシャンなどとタイアップした映画ばかりで、純然たる“映画音楽”が減ってきているのが現実、しかも、誰でも知っている「スターウォーズのテーマ」がヒットするかといえば、中々難しいのが現状なんでしょうね。
ライヴも素晴らしいんですが、ダニエル・リカーリのスキャットの部分がEギターになっているのが残念!
原題の「Penelope」は、ギリシャ神話に出てくる女性ということですから、この“エーゲ海の真珠”という邦題は決して的外れでなく、邦題にこだわりを持つ者としては、このタイトルは非常に曲のイメージとマッチした秀作として高い評価をしております!
因みにこの「エーゲ海の真珠 Penelope」の原曲には歌詞があり、歌っているのはスペインのカタルーニャのシンガー、ジョアン・マヌエル・セラートで、1969年にリリースし大ヒットさせました。
原題の「Penelope」は、ギリシャ神話に出てくる女性ということですから、この“エーゲ海の真珠”という邦題は決して的外れでなく、邦題にこだわりを持つ者としては、このタイトルは非常に曲のイメージとマッチした秀作として高い評価をしております!
因みにこの「エーゲ海の真珠 Penelope」の原曲には歌詞があり、歌っているのはスペインのカタルーニャのシンガー、ジョアン・マヌエル・セラートで、1969年にリリースし大ヒットさせました。
エーゲ海の真珠 / ジョアン・マヌエル・セラート
ペネロペは栗色の革の財布を持ち
ハイヒールの靴を履き
日曜日の晴れ着を着て
プラットホームのベンチに腰かけ
扇子を動かしながら
一番列車がくるのを待っている
村のうわさでは、ある旅の男が春の夕暮れ
彼女の時計を止めたということだ
さよなら、僕の恋人よ、泣かないでおくれ
やなぎの葉が落ちないうちに戻ってくるよ
僕のことを思っていておくれ、君のために戻ってくるよ
哀れ不幸な女よ、お前の無邪気な時計は止まってしまったのだ
どんよりとした四月のたそがれ
お前の愛する人が去っていったとき
お前の庭では最後の花まで
しおれてしまった
ペネロペにとっては
大通りには一本のやなぎもない
待ちくたびれたペネロペはさびしげだ
遠くで列車の汽笛が鳴ると
彼女の瞳は輝くようだ
ペネロペは、ひとりひとり、通り過ぎる人を見て
顔を見つめ、話すのを聞く
彼女のとっては、彼等は人形なのだ
村のうわさでは、あの旅の男は戻って来て
みどりの松のベンチに座っている彼女を見つけ
ペネロペと呼んだという、僕の忠実な恋人よ、僕の安らぎよ
心の中で夢を折るのはもうおよし
僕をごらん、僕は君の愛している男だよ、僕は戻って来たよ
彼女は過去に満ちた瞳で彼に微笑んだ
彼女の顔も肌も、おんなじゃなかった
あなたは私の待っている人じゃありませんわ
彼女は栗色の財布を持ち
ハイヒールの靴を履き
駅に座り続けていた ペネロペは
ペネロペは栗色の革の財布を持ち
ハイヒールの靴を履き
日曜日の晴れ着を着て
プラットホームのベンチに腰かけ
扇子を動かしながら
一番列車がくるのを待っている
村のうわさでは、ある旅の男が春の夕暮れ
彼女の時計を止めたということだ
さよなら、僕の恋人よ、泣かないでおくれ
やなぎの葉が落ちないうちに戻ってくるよ
僕のことを思っていておくれ、君のために戻ってくるよ
哀れ不幸な女よ、お前の無邪気な時計は止まってしまったのだ
どんよりとした四月のたそがれ
お前の愛する人が去っていったとき
お前の庭では最後の花まで
しおれてしまった
ペネロペにとっては
大通りには一本のやなぎもない
待ちくたびれたペネロペはさびしげだ
遠くで列車の汽笛が鳴ると
彼女の瞳は輝くようだ
ペネロペは、ひとりひとり、通り過ぎる人を見て
顔を見つめ、話すのを聞く
彼女のとっては、彼等は人形なのだ
村のうわさでは、あの旅の男は戻って来て
みどりの松のベンチに座っている彼女を見つけ
ペネロペと呼んだという、僕の忠実な恋人よ、僕の安らぎよ
心の中で夢を折るのはもうおよし
僕をごらん、僕は君の愛している男だよ、僕は戻って来たよ
彼女は過去に満ちた瞳で彼に微笑んだ
彼女の顔も肌も、おんなじゃなかった
あなたは私の待っている人じゃありませんわ
彼女は栗色の財布を持ち
ハイヒールの靴を履き
駅に座り続けていた ペネロペは
ポール・モーリアの日本での人気は凄いですね。
ただポール・モーリアのベスト盤にはダニエル・リカーリのヴァージョンではないものが収録されている様です。
このスキャットが一番いいんですけどね!
このシングルは買いました。
多分、シングルを買った唯一のインストゥルメンタル曲だと思います。
アルバムはフランシス・レイのベストを当時買いました。
5つ上の姉が映画音楽が好きで、当時の家には今から考えると珍しいインストゥルメンタルのシングル盤が何枚も有りました。